2026年1月期 決算短信(REIT)
東急リアル・エステート投資法人 (8957)
決算評価: 良い主要業績指標
AI財務分析レポート
【企業名】 企業名: 東急リアル・エステート投資法人
【決算評価】 決算評価: 良い
【簡潔な要約】 東急リアル・エステート投資法人は2026年1月期決算で、営業収益が前期比5.8%増の103億7,200万円、営業利益が同5.5%増の56億4,000万円、経常利益が同6.1%増の51億7,800万円、当期純利益が同6.1%増の51億7,700万円となりました。1口当たり分配金は4,000円を維持し、分配金総額は3,845百万円でした。ポートフォリオの平均賃料単価は前期比1.7%上昇し、空室率は0.5ポイント改善の1.1%となりました。東京都心5区と東急沿線地域を中心とした戦略的な物件運用により、安定した収益を確保しています。
【詳細な財務分析レポート】
1. 総評
東急リアル・エステート投資法人は2026年1月期決算で、売上高と利益がともに増加し、安定した業績を維持しました。ポートフォリオの平均賃料単価が上昇し、空室率も改善するなど、物件運用の質が向上しています。長期投資運用戦略に基づく物件入替や自己投資口消却を進め、収益性と財務健全性の両立を図っています。
2. 業績結果
【数値比較】 - 売上高(営業収益): 103,720百万円(前年同期比+5.8%) - 営業利益: 56,400百万円(同+5.5%) - 経常利益: 51,780百万円(同+6.1%) - 当期純利益: 51,770百万円(同+6.1%) - 1株当たり当期純利益(EPS): 5,385円 - 分配金総額: 3,845百万円
【業績結果に対するコメント】 売上高と利益がともに増加した要因は、ポートフォリオの平均賃料単価が1.7%上昇したことと、空室率が0.5ポイント改善したことです。特に、東京都心5区と東急沿線地域の物件が好調で、賃料水準の維持・向上に成功しています。2026年1月にTOKYU REIT虎ノ門ビルの共有持分30%を譲渡し、譲渡益を圧縮積立金として積み立てるなど、資産の効率的な運用も進めています。
3. 貸借対照表(バランスシート)
【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動資産 | 記載なし | | | 固定資産 | 記載なし | | | 資産合計 | 245,085 | |
【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動負債 | 記載なし | | | 固定負債 | 記載なし | | | 負債合計 | 120,146 | |
【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 株主資本 | 124,939 | | | その他の包括利益累計額 | 記載なし | | | 純資産合計 | 124,939 | | | 負債純資産合計 | 245,085 | |
【貸借対照表に対するコメント】 自己資本比率は51.0%と前期の50.6%から改善し、財務基盤は安定しています。有利子負債残高は1,055億円で、加重平均利率は0.82%と低水準を維持しています。物件取得価額合計は2,442億6,100万円で、期末算定価額の合計は3,269億2,000万円となり、含み益が拡大しています。
4. 損益計算書
| 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | 売上高比率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(営業収益) | 103,720 | +5.8% | 100.0% |
| 売上原価 | 記載なし | ||
| 売上総利益 | 記載なし | ||
| 販売費及び一般管理費 | 記載なし | ||
| 営業利益 | 56,400 | +5.5% | 54.4% |
| 営業外収益 | 記載なし | ||
| 営業外費用 | 記載なし | ||
| 経常利益 | 51,780 | +6.1% | 49.9% |
| 特別利益 | 記載なし | ||
| 特別損失 | 記載なし | ||
| 税引前当期純利益 | 記載なし | ||
| 法人税等 | 記載なし | ||
| 当期純利益 | 51,770 | +6.1% | 49.9% |
【損益計算書に対するコメント】 営業利益率は54.4%、経常利益率は49.9%と高い収益性を維持しています。売上高営業利益率は前期の54.6%から若干低下しましたが、営業利益と経常利益がともに増加したことで、収益性は改善しています。賃料収入が安定しており、コストコントロールも効果的です。
5. キャッシュフロー
【キャッシュフローの状況】 - 営業活動によるキャッシュ・フロー: 11,478百万円 - 投資活動によるキャッシュ・フロー: △935百万円 - 財務活動によるキャッシュ・フロー: △4,845百万円 - 現金及び現金同等物期末残高: 12,363百万円
6. 今後の展望
2026年7月期及び2027年1月期の運用状況予想では、営業収益、営業利益、経常利益、当期純利益が前期比で減少する見通しです。ただし、1口当たり分配金は4,000円を維持する計画です。長期投資運用戦略に基づき、物件入替や自己投資口消却を進め、ポートフォリオの質的向上を図ります。また、サステナビリティ方針に基づく取り組みを継続し、投資主価値の最大化を目指します。
7. その他の重要事項
- ポートフォリオ: 28物件保有、総賃貸可能面積158,376.73㎡
- 平均賃料単価: 前期比1.7%上昇
- 空室率: 1.1%(前期比0.5ポイント改善)
- 格付: JCR「AA-」、R&I「A+」(いずれも方向性は安定的)
- 分配金: 1口当たり4,000円(利益超過分配金は含まず)
- 財務戦略: 安定性、機動性、効率性を基本とした資金調達