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更新: 2026-02-13 11:30:00
決算 2026-02-13T11:30

2026年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) (公認会計士等による期中レビューの完了)

水戸証券株式会社 (8622)

決算評価: 非常に良い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

水戸証券株式会社は、2026年3月期第3四半期累計期間において、好調な株式市場環境を追い風に、売上高、利益ともに大幅な増加を達成しました。特に、トレーディング損益の拡大が利益を大きく押し上げました。貸借対照表においては、自己資本比率が51.9%と安定しており、財務基盤は健全です。今後の見通しについては、株式市況の変動リスクに言及しつつも、株主還元強化に向けた方針が示されています。

2. 業績結果

以下の数値は、2026年3月期第3四半期累計期間(2025年4月1日~2025年12月31日)のものです。

科目 金額(百万円) 前期比(%)
売上高(営業収益) 11,733 +8.4%
純営業収益 11,673 +8.2%
営業利益 2,242 +33.9%
経常利益 2,659 +26.4%
四半期純利益 2,280 +40.4%
1株当たり四半期純利益 37.77円 -
配当金(年間) 30.00円(実績) -

業績結果に対するコメント: 当第3四半期累計期間の業績は、国内経済の堅調な推移や米国経済の回復、そして特に国内株式市場における活況を背景に、大幅な増収増益となりました。日経平均株価が過去最高値を更新するなど、市場全体の活性化がトレーディング損益の増加に大きく貢献しました。一方で、受入手数料のうち、日本株および米国株の委託手数料が減少した点は、今後の収益構造の多様化という観点から注視が必要です。特別利益として投資有価証券売却益が計上されたことも、純利益の増加に寄与しました。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) | |----------------------|---------------|--------------| | 流動資産 | 60,344 | +29.9% | | 現金及び預金 | 36,373 | +46.7% | | 受取手形及び売掛金 | 記載なし | - | | 棚卸資産 | 記載なし | - | | その他 | 記載なし | - | | 固定資産 | 18,804 | +10.7% | | 有形固定資産 | 3,683 | +2.5% | | 無形固定資産 | 234 | +65.9% | | 投資その他の資産 | 14,886 | +12.4% | | 資産合計 | 79,149 | +24.7% |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) | |----------------------|---------------|--------------| | 流動負債 | 33,333 | +72.1% | | 支払手形及び買掛金 | 記載なし | - | | 短期借入金 | 2,750 | 0.0% | | その他 | 記載なし | - | | 固定負債 | 4,610 | +17.5% | | 長期借入金 | 記載なし | - | | その他 | 記載なし | - | | 負債合計 | 38,038 | +62.7% |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) | |----------------------|---------------|--------------| | 株主資本 | 34,062 | -0.6% | | 資本金 | 12,272 | 0.0% | | 利益剰余金 | 19,388 | +2.3% | | その他の包括利益累計額 | 7,048 | +20.8% | | 純資産合計 | 41,110 | +2.5% | | 負債純資産合計 | 79,149 | +24.7% |

貸借対照表に対するコメント: 当第3四半期末の総資産は791億49百万円と、前期末比で24.7%増加しました。特に流動資産の増加が顕著で、現金・預金が大幅に増加しています。これは、営業活動によるキャッシュインの増加や、信用取引関連の資産増加などが要因と考えられます。負債合計も380億38百万円と大きく増加しており、特に流動負債の増加が目立ちます。これは、預り金の増加や信用取引関連の負債増加によるものです。 自己資本比率は51.9%であり、前期末の63.2%から低下しましたが、依然として健全な水準を維持しています。流動比率や当座比率などの安全性指標は、詳細なデータがないため算出できませんが、流動資産の増加は短期的な支払い能力の向上を示唆しています。資産構成としては、金融機関としての特性上、金融商品に関連する資産・負債が多くを占めています。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比(%) 売上高比率(%)
売上高(営業収益) 11,733 +8.4% 100.0%
売上原価 記載なし - -
売上総利益 記載なし - -
販売費及び一般管理費 9,431 +3.5% 80.4%
営業利益 2,242 +33.9% 19.1%
営業外収益 473 +6.8% 4.0%
営業外費用 55 +323.1% 0.5%
経常利益 2,659 +26.4% 22.7%
特別利益 668 +2126.7% 5.7%
特別損失 記載なし - -
税引前当期純利益 3,328 +55.8% 28.4%
法人税等 1,047 +104.6% 8.9%
当期純利益 2,280 +40.4% 19.4%

損益計算書に対するコメント: 当第3四半期累計期間の損益計算書は、売上高が前期比8.4%増加し、117億33百万円となりました。販売費及び一般管理費は同3.5%増加しましたが、売上高の伸び率を下回ったため、営業利益は同33.9%増の22億42百万円と大幅に増加しました。営業外収益は増加し、営業外費用も増加しましたが、経常利益は同26.4%増の26億59百万円となりました。特別利益として投資有価証券売却益が6億68百万円計上されたこともあり、税引前当期純利益は同55.8%増の33億28百万円となりました。法人税等の増加を吸収し、当期純利益は同40.4%増の22億80百万円となりました。 売上高営業利益率は19.1%と、前期の15.5%から大きく改善しています。これは、市場環境の好転によるトレーディング損益の拡大が主な要因です。ROE(自己資本利益率)は、詳細なデータがないため算出できませんが、純資産の増加率よりも純利益の増加率が高いため、改善していると推測されます。コスト構造としては、販売費及び一般管理費が売上高の約80%を占めており、人件費、不動産関係費、事務費などが主な内訳となっています。

5. キャッシュフロー(記載があれば)

決算短信には、キャッシュフロー計算書の詳細な記載はありませんでした。

6. 今後の展望

水戸証券株式会社は、金融商品取引業を営んでおり、業績は株式市況等の動向により大きく変動する可能性があるため、業績予想は開示していません。しかし、第七次中期経営計画期間(2026年3月期~2030年3月期)においては、株主還元の強化の一環として、1株当たり年間配当金の下限を30円とすることを方針としています。これは、配当性向50%程度を基本としつつ、継続性や純資産の状況などを考慮して実施される予定です。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績: 当社は投資・金融サービス業の単一セグメントであるため、セグメント情報に関する記載は省略されています。
  • 配当方針: 株主の皆さまにBESTをつくすという経営理念に基づき、配当性向50%程度を基本とし、継続性や純資産の状況その他の経営判断を考慮して実施することを基本方針としています。
  • 株主還元施策: 第七次中期経営計画期間において、1株当たり年間配当金の下限を30円と設定し、株主還元の強化を図っています。
  • M&Aや大型投資: 決算短信からは、M&Aや大型投資に関する具体的な情報は確認できませんでした。
  • 人員・組織変更: 決算短信からは、人員・組織変更に関する具体的な情報は確認できませんでした。

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