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更新: 2026-01-30 15:30:00
決算 2026-01-30T15:30

2026年3月期 第3四半期決算短信〔米国基準〕(連結)

野村ホールディングス株式会社** (8604)

決算評価: 良い**

主要業績指標

AI財務分析レポート

企業名

企業名: 野村ホールディングス株式会社

決算評価

決算評価: 良い

簡潔な要約

野村ホールディングス株式会社は、2026年3月期第3四半期(2025年4月1日~2025年12月31日)において、収益合計(金融費用控除後)が前期比10.5%増の1兆5,905億円当社株主に帰属する当期純利益が7.2%増の2,882億円を達成しました。売上高は微減(△3.1%)したものの、コスト効率化と資産運用部門のM&A(Macquarieグループ買収)による収益拡大が利益増を牽引しました。ROE(年率換算)は10.8%と前期(10.4%)を上回り、株主資本は3兆8,146億円(前期比2,336億円増)と堅調な財務基盤を維持しています。今後の業績予想は不確実性を理由に未公表ですが、グローバル事業拡大を軸に成長を継続する方針です。


詳細な財務分析レポート

1. 総評

  • 会社名: 野村ホールディングス株式会社
  • 決算期間: 2025年4月1日~2025年12月31日(2026年3月期第3四半期)
  • 総合評価: 収益合計は前期比10.5%増、純利益は7.2%増と堅調な業績を達成。資産運用部門のM&A効果やコスト効率化が寄与し、ROEも改善(10.4%→10.8%)。一方、売上高は微減(△3.1%)したものの、利益率の向上で「良い」評価に相当。
  • 主な変化点:
  • 資産運用部門でMacquarieグループを2,814億円で買収し、運用資産残高が134.7兆円に拡大。
  • 総資産は61.9兆円(前期比5.1兆円増)、自己資本比率は5.9%(前期6.1%から微減)。

2. 業績結果

科目 2026年3月期第3四半期(百万円) 前期比増減率
収益合計(金融費用控除後) 1,590,532 +10.5%
営業利益(税引前当期純利益) 432,148 +15.5%
経常利益 記載なし -
当期純利益 297,813 +9.0%
当社株主帰属純利益 288,196 +7.2%
EPS(希薄化後) 94.67円 +8.0%
配当金(第2四半期末) 27.00円 +17.4%

業績結果に対するコメント:
- 増減要因: 資産運用部門の買収(Macquarieグループ)による手数料収入増(+13.0%)とトレーディング損益の拡大(+19.7%)が寄与。一方、金融収益は12.3%減。
- 事業セグメント:
- ウェルス・マネジメント: 税引前利益+9.6%(1,428億円)。
- インベストメント・マネジメント: 買収費用により税引前利益△5.2%(702億円)。
- ホールセール: 税引前利益+22.2%(1,573億円)。
- 特記事項: 東京都港区の不動産売却(1,656億円)が収益を押し上げ。

3. 貸借対照表

【資産の部】

科目 金額(百万円) 前期比
流動資産 - -
現金及び預金 5,996,817 +8.7%
受取手形・売掛金 8,239,025 +10.6%
棚卸資産 記載なし -
固定資産 - -
有形固定資産 516,252 +18.3%
無形固定資産 記載なし -
投資その他の資産 3,345,314 +26.2%
資産合計 61,935,173 +9.0%

【負債の部】

科目 金額(百万円) 前期比
流動負債 - -
支払手形・買掛金 8,460,099 +16.7%
短期借入金 1,314,714 +17.7%
固定負債 - -
長期借入金 14,896,552 +11.4%
負債合計 58,120,581 +9.2%

【純資産の部】

科目 金額(百万円) 前期比
資本金 594,493 0%
利益剰余金 2,067,359 +10.7%
その他の包括利益累計額 466,744 +4.3%
純資産合計 3,814,592 +6.5%
負債純資産合計 61,935,173 +9.0%

貸借対照表に対するコメント:
- 自己資本比率: 5.9%(前期6.1%)と微減も、3.8兆円の純資産を維持。
- 安全性指標: 流動比率は72.3%(現金/流動負債)、短期借入金の増加(+17.7%)が課題。
- 資産構成: トレーディング資産が25.5兆円(+14.1%)と最大の増加分。買収による投資資産の拡大が特徴。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比 売上高比率
売上高(収益合計) 3,545,729 △3.1% 100.0%
金融費用 1,955,197 △11.8% 55.1%
収益合計(金融費用控除後) 1,590,532 +10.5% 44.9%
金融費用以外の費用 1,158,384 +8.7% 32.7%
営業利益 432,148 +15.5% 12.2%
法人税等 134,335 +33.1% 3.8%
当期純利益 297,813 +9.0% 8.4%

損益計算書に対するコメント:
- 収益性: 売上高営業利益率12.2%(前期10.2%)、ROE10.8%(前期10.4%)と改善。
- コスト構造: 人件費(7.5%増)と支払手数料(10.1%増)が増加も、収益拡大で利益率向上。
- 変動要因: 不動産売却益(1,656億円)と買収関連費用が損益に影響。

5. キャッシュフロー

  • 記載なし

6. 今後の展望

  • 業績予想: 市場の不確実性を理由に未公表。
  • 戦略: グローバル資産運用事業の拡大(Macquarie買収後)、ホールセール部門の収益基盤強化。
  • リスク: 経済情勢・相場環境の変動、買収統合リスク。
  • 成長機会: 海外市場での資産運用プレゼンス向上。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績: 資産運用部門の買収で収益拡大も、一時的に費用増。
  • 配当方針: 第2四半期配当27円(前期比+17.4%)、年間予想は未公表。
  • M&A: Macquarieグループを2,814億円で買収し、運用資産134.7兆円に拡大。
  • 人員: 組織変更(バンキング部門新設)を実施。

【注記】
- 数値は全て百万円単位。
- 経常利益・キャッシュフローは開示されず。
- 業績予想は「不確実性」を理由に非開示。

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