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更新: 2026-02-13 14:00:00
決算 2026-02-13T14:00

2025年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

ピジョン株式会社 (7956)

決算評価: 良い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

ピジョン株式会社は、2025年12月期において、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益の全てにおいて前期比増収増益を達成しました。これは、グローバル経済の不透明感がある中でも、第8次中期経営計画の着実な実行と、特に中国事業の好調が牽引した結果です。売上総利益率の改善も、利益増加に大きく貢献しました。全体として、持続的な成長に向けた基盤が強化されていると評価できます。

2. 業績結果

科目 金額(百万円) 前期比 (%)
売上高(営業収益) 109,170 4.8
営業利益 13,158 8.4
経常利益 13,681 3.0
親会社株主に帰属する当期純利益 8,570 2.4
1株当たり当期純利益(EPS) 71.65 円 2.4
配当金(年間合計) 76.00 円 記載なし

業績結果に対するコメント: 売上高は前期比4.8%増の1,091億70百万円となり、増収を達成しました。これは、中国事業を中心に販売が堅調に推移したこと、日本事業における一部価格改定効果、およびシンガポール事業のASEAN周辺地域やインドでの販売好調が主な要因です。 利益面では、売上総利益率が前期比0.9ポイント改善したこと、および工場稼働率の改善が、販売費及び一般管理費の増加を吸収し、営業利益は前期比8.4%増の131億58百万円となりました。経常利益は3.0%増、親会社株主に帰属する当期純利益は2.4%増と、いずれも増益で着地しました。 1株当たり当期純利益(EPS)も前期比で増加しており、株主価値の向上に繋がっています。配当金は前期と同じ76.00円が維持されています。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】

科目 金額(百万円) 前期比(百万円)
流動資産 記載なし 3,099
現金及び預金 記載なし 408
受取手形及び売掛金 記載なし 記載なし
棚卸資産 記載なし 2,243
その他 記載なし 記載なし
固定資産 記載なし △1,319
有形固定資産 記載なし △1,381
無形固定資産 記載なし 記載なし
投資その他の資産 記載なし 記載なし
資産合計 110,088 1,780

【負債の部】

科目 金額(百万円) 前期比(百万円)
流動負債 記載なし 744
支払手形及び買掛金 記載なし 記載なし
短期借入金 記載なし 記載なし
その他 記載なし 592 (未払費用)
固定負債 記載なし △244
長期借入金 記載なし 記載なし
その他 記載なし △410 (リース債務)
負債合計 24,201 500

【純資産の部】

科目 金額(百万円) 前期比(百万円)
株主資本 記載なし 記載なし
資本金 記載なし 記載なし
利益剰余金 記載なし △585
その他の包括利益累計額 記載なし 2,224 (為替換算調整勘定)
純資産合計 85,887 1,279
負債純資産合計 110,088 1,780

貸借対照表に対するコメント: 2025年12月期末の資産合計は1,100億88百万円となり、前期比で17億80百万円増加しました。流動資産は30億99百万円増加し、特に現金及び預金、商品及び製品の増加が寄与しています。一方、固定資産は13億19百万円減少し、建物及び構築物の減少が主な要因です。 負債合計は242億1百万円となり、前期比で5億円増加しました。流動負債の増加は未払費用、固定負債の減少はリース債務の減少が主な要因です。 純資産合計は858億87百万円となり、前期比で12億79百万円増加しました。利益剰余金は減少しましたが、為替換算調整勘定の増加が純資産増加を牽引しました。 自己資本比率は75.3%と高い水準を維持しており、財務の健全性は良好です。流動比率や当座比率などの安全性指標に関する具体的な数値は記載されていませんが、自己資本比率の高さから、短期的な支払い能力にも問題はないと推測されます。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比 (%) 売上高比率 (%)
売上高(営業収益) 109,170 4.8 100.0
売上原価 記載なし 記載なし 記載なし
売上総利益 記載なし 記載なし 記載なし
販売費及び一般管理費 記載なし 記載なし 記載なし
営業利益 13,158 8.4 12.1
営業外収益 記載なし 記載なし 記載なし
営業外費用 記載なし 記載なし 記載なし
経常利益 13,681 3.0 12.5
特別利益 記載なし 記載なし 記載なし
特別損失 記載なし 記載なし 記載なし
税引前当期純利益 記載なし 記載なし 記載なし
法人税等 記載なし 記載なし 記載なし
当期純利益 8,570 2.4 7.9

損益計算書に対するコメント: 売上高は前期比4.8%増の1,091億70百万円となりました。営業利益は前期比8.4%増の131億58百万円で、売上高比率は12.1%となりました。これは、売上総利益率の改善(前期比0.9ポイント増)が、販売費及び一般管理費の増加を吸収した結果です。経常利益は前期比3.0%増の136億81百万円、当期純利益は前期比2.4%増の85億70百万円となりました。 売上高営業利益率、経常利益率、当期純利益率はそれぞれ12.1%、12.5%、7.9%となり、前期比で若干の改善が見られます(※損益計算書全体の詳細な数値が記載されていないため、売上高比率の算出は営業利益以降のみとなります)。 コスト構造としては、売上総利益率の改善が利益を押し上げる要因となっています。

5. キャッシュフロー

科目 金額(百万円) 前期比(百万円)
営業活動によるキャッシュ・フロー 13,058 △1,223
投資活動によるキャッシュ・フロー △3,144 △2,007
財務活動によるキャッシュ・フロー △10,818 △179
現金及び現金同等物 期末残高 39,609 408

キャッシュフローに対するコメント: 営業活動によるキャッシュ・フローは130億58百万円となり、前期比で減少しました。これは、税金等調整前当期純利益や減価償却費の増加要因があったものの、法人税等の支払額の増加が主な要因です。 投資活動によるキャッシュ・フローは31億44百万円の支出となり、前期比で支出額が増加しました。これは、有形固定資産の取得による支出が増加したためです。 財務活動によるキャッシュ・フローは108億18百万円の支出となり、前期比でほぼ同水準でした。これは主に配当金の支払いが要因です。 期末の現金及び現金同等物は396億9百万円となり、前期比で4億8百万円増加しました。

6. 今後の展望

ピジョン株式会社は、2026年12月期を初年度とする「第9次中期経営計画(2026年12月期~2028年12月期)」を開始しました。本計画では、「収益性を伴う持続的な成長」を新たな目標とし、以下の戦略を重点的に推進します。 1. 商品戦略: 10年後の哺乳器グローバル市場シェア20%達成に向けた集中投資と、基幹商品群の成長による収益性の抜本的改善。 2. 地域戦略: 米州・欧州事業、シンガポール事業での成長加速と、日本事業、中国事業の安定的な成長によるグループ収益性の確保。 3. 経営基盤の強化・ESGの着実な取り組み: 事業役員と経営役員との連携強化による経営基盤の強化、管理の高度化、迅速な意思決定。

哺乳器・乳首を含む主力商品カテゴリを「最優先投資領域」、過去の学びから特定した知見やブランド力を活かせる商品カテゴリを「次なる成長領域」と位置付け、経営資源を集中投下します。未開拓領域への攻勢を強め、グローバルシェアNo.1の地位を確固たるものにすることを目指します。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績:
    • 日本事業: 売上高378億6百万円(前期比3.6%増)、セグメント利益25億96百万円(同29.9%増)と増収増益。
    • 中国事業: 売上高429億2百万円(前期比9.9%増)、セグメント利益104億96百万円(同4.3%増)と増収増益。
    • シンガポール事業: 売上高149億20百万円(前期比4.5%増)、セグメント利益21億24百万円(同27.4%増)と増収増益。
    • ランシノ事業: 売上高219億4百万円(前期比2.2%増)、セグメント利益15億17百万円(同12.3%減)と増収減益。
  • 配当方針: 2025年12月期は年間76.00円の配当を実施。2026年12月期も同額の配当予想。
  • 株主還元施策: 配当金の支払いを継続。
  • M&Aや大型投資: 詳細な記載なし。
  • 人員・組織変更: 詳細な記載なし。

【注意事項】 本レポートは、提供された決算短信に基づき作成されています。貸借対照表および損益計算書の詳細な項目については、記載がないため一部「記載なし」としています。また、金額の単位は「百万円」です。

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