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更新: 2026-03-13 15:30:00
決算 2026-03-13T15:30

2026年10月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

株式会社ウイルコホールディングス (7831)

決算評価: 普通

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

株式会社ウイルコホールディングス(7831)は、2026年10月期第1四半期(2025年11月1日~2026年1月31日)の連結業績を発表しました。売上高は前年同期比16.6%増の2,256百万円と増収を達成しましたが、営業損失177百万円、経常損失164百万円、親会社株主に帰属する四半期純損失183百万円と、依然として赤字が続いています。前年同期は95百万円の利益を計上していたため、業績は大きく悪化しています。情報・印刷事業の増収が全体を牽引しましたが、知育事業と通信販売事業の不振が足を引っ張る結果となりました。

2. 業績結果

  • 売上高: 2,256百万円(前年同期比+16.6%)
  • 営業利益: △177百万円(前年同期は△198百万円)
  • 経常利益: △164百万円(前年同期は△185百万円)
  • 当期純利益: △183百万円(前年同期は95百万円の利益)
  • EPS: △11.82円(前年同期は3.88円)

業績結果に対するコメント: 売上高は増加したものの、利益面では依然として厳しい状況が続いています。情報・印刷事業は前期に連結した株式会社ウエーブの業績が寄与し、18.2%の増収を達成しました。しかし、円安等による原材料費や電力代の高止まり、価格競争による価格転嫁の困難さが利益を圧迫しています。知育事業は閑散期にあたり受注が伸び悩み、通信販売事業も広告費の増大や新規獲得コストの増加により減収減益となりました。各事業の収益性改善が急務となっています。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動資産 | 3,111 | △183 | | 現金及び預金 | 1,088 | △33 | | 受取手形及び売掛金 | 1,235 | △176 | | 棚卸資産 | 397 | △2 | | その他 | 391 | △15 | | 固定資産 | 4,610 | △19 | | 有形固定資産 | 3,429 | △50 | | 無形固定資産 | 361 | △9 | | 投資その他の資産 | 819 | △40 | | 資産合計 | 7,722 | △202 |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動負債 | 4,525 | △91 | | 支払手形及び買掛金 | 482 | △72 | | 電子記録債務 | 1,780 | △251 | | 短期借入金 | 1,000 | ±0 | | その他 | 2,263 | △168 | | 固定負債 | 1,955 | △117 | | 長期借入金 | 477 | △95 | | その他 | 1,478 | △22 | | 負債合計 | 6,481 | △25 |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 株主資本 | 1,063 | △214 | | 資本金 | 100 | ±0 | | 利益剰余金 | △588 | △573 | | その他の包括利益累計額 | 178 | △41 | | 純資産合計 | 1,241 | △176 | | 負債純資産合計 | 7,722 | △202 |

貸借対照表に対するコメント: 自己資本比率は16.1%と前期の17.9%から低下し、財務の安全性はやや低下しています。流動比率は約69%とやや低めで、短期的な支払い能力には注意が必要です。資産面では受取手形及び売掛金が減少し、負債面では長期借入金や支払手形及び買掛金が減少しています。純資産は資本剰余金の減少と利益剰余金の増加により、全体として175百万円減少しました。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比 売上高比率
売上高(営業収益) 2,256 +16.6% 100.0%
売上原価 1,900 +12.2% 84.2%
売上総利益 356 +47.1% 15.8%
販売費及び一般管理費 533 +20.4% 23.6%
営業利益 △177 △10.6% △7.9%
営業外収益 33 +60.0% 1.5%
営業外費用 20 +100.0% 0.9%
経常利益 △164 △11.1% △7.3%
特別利益 0 △100.0% 0.0%
特別損失 15 +83.3% 0.7%
税引前当期純利益 △180 △60.7% △8.0%
法人税等 3 △81.3% 0.1%
当期純利益 △183 △292.6% △8.1%

損益計算書に対するコメント: 売上高は増加したものの、売上総利益率は15.8%と低く、販売費及び一般管理費の増加(20.4%増)が利益を圧迫しています。営業利益率は△7.9%と依然としてマイナスで、収益性改善が急務です。特別損失の増加(83.3%増)も業績悪化の一因となっています。コスト管理と収益性向上が重要な課題です。

5. キャッシュフロー

四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、減価償却費は64百万円、のれんの償却額は5百万円でした。

6. 今後の展望

2026年10月通期連結業績予想に変更はなく、売上高9,500百万円(前期比+12.0%)、営業利益150百万円、経常利益140百万円、当期純利益98百万円を見込んでいます。情報・印刷事業では「賢者の販促」等で獲得した営業リードを活かした新規・休眠顧客への販促提案を強化し、AI技術の活用による業務効率化や自社工場の自動化を推進します。知育事業では繁忙期に向けた販売強化とコスト削減を並行して進め、通信販売事業では外部委託先との連携による積極的な架電営業や新たな広告活用を強化します。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績: 情報・印刷事業(売上1,739百万円、営業損失53百万円)、知育事業(売上185百万円、営業損失49百万円)、通信販売事業(売上11百万円、営業損失4百万円)
  • 配当方針: 年間配当金2円(1株当たり)
  • 株主還元施策: 資本剰余金を配当原資とする配当を実施
  • M&Aや大型投資: 記載なし
  • 人員・組織変更: 記載なし

【注意事項】 - 数値は決算書に記載されている実際の数字を使用 - データが不明な場合は「記載なし」と明記 - 表形式は markdown形式で見やすく整形 - 金額の単位を明確に記載

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