2026年10月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
株式会社ビーアンドピー (7804)
決算評価: 普通主要業績指標
AI財務分析レポート
1. 総評
株式会社ビーアンドピー(7804)は、2026年10月期第1四半期決算で売上高が前年同期比11.6%増の1,009億円、営業利益は同31.2%減の103億円となりました。売上高は順調に拡大していますが、利益面では前年の大阪・関西万博関連需要の反動や物価高による需要の不透明感から、利益率が悪化しています。ただし、会社側は業績は今後キャッチアップが可能な範囲内で推移していると認識しており、現時点で通期業績予想に対して大きな乖離が生じる可能性は低いとしています。
2. 業績結果
- 売上高: 1,009億円(前年同期比+11.6%)
- 営業利益: 103億円(前年同期比-31.2%)
- 経常利益: 103億円(前年同期比-34.0%)
- 当期純利益: 70億円(前年同期比-33.7%)
- EPS: 30.51円(前年同期比-34.6%)
- 配当金: 未定
業績結果に対するコメント: 売上高は順調に拡大していますが、利益面では前年の大阪・関西万博関連需要の反動や物価高による需要の不透明感から、利益率が悪化しています。特に、前年同期にイデイ社の連結が始まった影響で、単純比較は難しい状況です。ただし、インクジェットプリントやオーダーグッズ制作、パッケージソリューションなど主力事業は順調に売上を伸ばしており、デジタルサイネージについても大型案件の引き合いが複数進行しています。
3. 貸借対照表(バランスシート)
【資産の部】 - 流動資産: 3,897億円(前年同期比-7.9%) - 現金及び預金: 3,149億円(前年同期比-5.9%) - 受取手形及び売掛金: 505億円(前年同期比-19.9%) - 棚卸資産: 52億円(前年同期比+123.4%) - 固定資産: 446億円(前年同期比-3.0%) - 有形固定資産: 161億円(前年同期比-5.7%) - 無形固定資産: 122億円(前年同期比-3.4%) - 投資その他の資産: 164億円(前年同期比+0.4%) - 資産合計: 4,343億円(前年同期比-7.5%)
【負債の部】 - 流動負債: 442億円(前年同期比-34.9%) - 支払手形及び買掛金: 173億円(前年同期比-30.9%) - 短期借入金: 記載なし - その他: 269億円(前年同期比-39.2%) - 固定負債: 204億円(前年同期比-0.7%) - 長期借入金: 記載なし - その他: 204億円(前年同期比-0.7%) - 負債合計: 646億円(前年同期比-27.0%)
【純資産の部】 - 株主資本: 3,697億円(前年同期比-2.9%) - 資本金: 301億円(前年同期比+0.3%) - 利益剰余金: 3,115億円(前年同期比-3.6%) - その他の包括利益累計額: 記載なし - 純資産合計: 3,697億円(前年同期比-2.9%) - 負債純資産合計: 4,343億円(前年同期比-7.5%)
貸借対照表に対するコメント: 自己資本比率は85.1%と高く、財務基盤は非常に安定しています。流動比率は881.0%、当座比率は883.0%と高い水準にあり、短期的な支払い能力に問題はありません。資産構成を見ると、現金及び預金が全体の72.4%を占めており、保守的な財務運営が伺えます。負債の減少は、納税や剰余金の配当等に伴うものであり、特に問題はありません。
4. 損益計算書
| 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | 売上高比率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(営業収益) | 1,009,016 | +11.6% | 100.0% |
| 売上原価 | 597,898 | +19.7% | 59.2% |
| 売上総利益 | 411,118 | -1.6% | 40.8% |
| 販売費及び一般管理費 | 307,963 | +21.1% | 30.5% |
| 営業利益 | 103,154 | -31.2% | 10.2% |
| 営業外収益 | 143 | +95.9% | 0.0% |
| 営業外費用 | 15 | +6.7% | 0.0% |
| 経常利益 | 103,281 | -34.0% | 10.2% |
| 特別利益 | 163 | 記載なし | 0.0% |
| 特別損失 | - | 記載なし | 0.0% |
| 税引前当期純利益 | 103,445 | -33.8% | 10.3% |
| 法人税等 | 32,625 | -34.2% | 3.2% |
| 当期純利益 | 70,820 | -33.7% | 7.0% |
損益計算書に対するコメント: 売上高営業利益率は10.2%と前年同期の16.6%から大きく低下しています。売上総利益率も40.8%と前年同期の44.7%から低下しています。これは、物価高によるコストアップや需要の不透明感から一部案件が第2四半期にずれ込んだ影響が大きいと考えられます。販売費及び一般管理費は売上高の伸び以上に増加しており、営業利益の圧迫要因となっています。
5. キャッシュフロー(記載があれば)
四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていません。ただし、減価償却費は15,065百万円、のれんの償却額は2,673百万円、顧客関連資産の償却額は1,531百万円となっています。
6. 今後の展望
2026年10月期通期の連結業績予想は、売上高5,000億円(前年比+11.2%)、営業利益750億円(前年比+6.9%)、経常利益750億円(前年比+5.7%)、当期純利益504億円(前年比+2.7%)を据え置いています。会社側は、業績は今後キャッチアップが可能な範囲内で推移していると認識しており、現時点で通期業績予想に対して大きな乖離が生じる可能性は低いとしています。
7. その他の重要事項
- セグメント別業績: セールスプロモーション事業の単一セグメント
- 配当方針: 期末配当の年1回を基本方針
- 株主還元施策: 未定
- M&Aや大型投資: 記載なし
- 人員・組織変更: 記載なし
【注意事項】 - 数値は決算書に記載されている実際の数字を使用しています - データが不明な場合は「記載なし」と明記しています - 表形式は markdown形式で見やすく整形しています - 金額の単位を明確に記載しています(百万円)