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更新: 2026-04-03 13:09:03
決算 2026-02-13T15:45

2025年12月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)

株式会社イメージ・マジック (7793)

決算評価: 非常に良い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

株式会社イメージ・マジックは、2025年12月期において、売上高、営業利益、経常利益、当期純利益の全てにおいて前期比で大幅な増加を記録しました。これは、オンデマンドプリントサービスにおける取り扱いアイテムの拡充やマーケティング強化、有力パートナー企業との連携、そしてソリューションサービスにおけるDTFプリンターの開発・販売体制強化が奏功した結果です。コスト増加要因はあったものの、それを上回る売上成長により、収益性も向上しました。貸借対照表においても、自己資本比率が健全な水準を維持しており、財務基盤は安定しています。

2. 業績結果

科目 金額(百万円) 前期比(%)
売上高(営業収益) 9,402 21.0
営業利益 556 26.4
経常利益 558 24.2
当期純利益 329 27.5
1株当たり当期純利益(EPS) 135.12円 22.3
配当金(年間) 32円 6.7

業績結果に対するコメント: 売上高は、オンデマンドプリントサービスが20.2%増、ソリューションサービスが30.0%増と、両事業が力強く成長を牽引しました。特に、ソリューションサービスにおけるDTFプリンターの販売拡大が貢献しています。利益面では、売上増加に伴う売上総利益の増加に加え、販売費及び一般管理費の増加を上回る売上成長により、各利益段階で大幅な増益を達成しました。人件費や広告宣伝費、運送費の増加はあったものの、売上成長がこれを吸収し、利益率も改善しています。1株当たり当期純利益も増加しており、株主還元として配当金も増額されています。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) | |----------------------|---------------|--------------| | 流動資産 | 2,256 | 20.5 | | 現金及び預金 | 1,168 | 24.1 | | 受取手形及び売掛金 | 498 | 9.6 | | 棚卸資産 | 370 | 43.3 | | その他 | 227 | - | | 固定資産 | 1,252 | 8.8 | | 有形固定資産 | 1,046 | 16.7 | | 無形固定資産 | 53 | -39.9 | | 投資その他の資産 | 154 | -7.5 | | 資産合計 | 3,508 | 16.1 |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) | |----------------------|---------------|--------------| | 流動負債 | 1,292 | 33.0 | | 支払手形及び買掛金 | 358 | 42.7 | | 短期借入金 | 71 | -24.8 | | その他 | 863 | 30.7 | | 固定負債 | 161 | -33.9 | | 長期借入金 | 84 | -45.7 | | その他 | 77 | - | | 負債合計 | 1,452 | 19.6 |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) | |------------------|---------------|--------------| | 株主資本 | 2,056 | 13.7 | | 資本金 | 348 | 12.3 | | 利益剰余金 | 1,273 | 25.5 | | その他の包括利益累計額 | 記載なし | 記載なし | | 純資産合計 | 2,056 | 13.7 | | 負債純資産合計 | 3,508 | 16.1 |

貸借対照表に対するコメント: 自己資本比率は58.6%と、前期の59.8%から微減したものの、引き続き健全な水準を維持しています。流動資産は現金及び預金の増加と棚卸資産の増加が顕著であり、事業拡大に伴う在庫の増加を示唆しています。固定資産では、有形固定資産が増加しており、設備投資の活発化がうかがえます。一方、無形固定資産は減少していますが、これはソフトウェアの減価償却等によるものと考えられます。負債面では、流動負債が増加しており、特に買掛金や未払金、未払費用の増加が目立ちます。これは事業拡大に伴う仕入や経費の増加によるものです。固定負債は長期借入金の返済等により減少しています。純資産では、当期純利益の計上により利益剰余金が増加し、株主資本全体が増加しました。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比(%) 売上高比率(%)
売上高(営業収益) 9,402 21.0 100.0%
売上原価 5,608 18.6 59.6%
売上総利益 3,794 28.1 40.4%
販売費及び一般管理費 3,238 28.5 34.4%
営業利益 556 26.4 5.9%
営業外収益 7 -46.2 0.1%
営業外費用 5 52.7 0.1%
経常利益 558 24.2 5.9%
特別利益 記載なし 記載なし 記載なし
特別損失 123 78.1 1.3%
税引前当期純利益 435 14.4 4.6%
法人税等 105 -13.4 1.1%
当期純利益 330 27.5 3.5%

損益計算書に対するコメント: 売上高営業利益率は5.9%と、前期の5.7%から改善しました。売上総利益率は40.4%と、前期の38.1%から上昇しており、売上原価の増加率が売上高の増加率を下回ったことが要因です。販売費及び一般管理費は28.5%増加しており、これは人材確保に伴う人件費・採用費の増加、認知度向上のための広告宣伝費の増加、取引増加による運送費の増加などが影響しています。しかし、売上高の伸びがこれを上回ったため、営業利益は26.4%増となりました。特別損失は前期比で増加していますが、経常利益は24.2%増と堅調に推移しました。当期純利益も27.5%増と、大幅な増益を達成しています。

5. キャッシュフロー

  • 営業活動によるキャッシュ・フロー: 820百万円(前期比 38.6%増)
    • 税引前当期純利益の計上、減価償却費の計上、その他の流動負債の増加が主な増加要因です。棚卸資産の増加が資金減少要因となりました。
  • 投資活動によるキャッシュ・フロー: △389百万円(前期比 3.7%減)
    • 主に機械装置に係る有形固定資産の取得による支出が主な減少要因です。
  • 財務活動によるキャッシュ・フロー: △205百万円(前期比 87.0%増)
    • 新株予約権の行使による収入があったものの、長期借入金の返済、配当金の支払い、自己株式の取得、リース債務の返済などにより資金が流出しました。
  • フリーキャッシュフロー: 431百万円(営業CF - 投資CF)

6. 今後の展望

株式会社イメージ・マジックは、2026年12月期において、売上高10,700百万円、営業利益650百万円、経常利益650百万円、当期純利益440百万円と、引き続き堅調な成長を見込んでいます。生産体制の自動化・省力化に向けたAIやロボティクスの開発導入、高度な知見を持つ人材の採用、研究開発に注力する方針です。オンデマンドプリントサービスではオリジナルグッズの受注増加、ソリューションサービスでは培ったノウハウの提供を通じて市場拡大を目指します。

7. その他の重要事項

  • セグメント情報: 当社はオンデマンドプリントソリューション事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載はありません。
  • 配当方針: 2025年12月期は1株当たり32円の配当を実施しました。2026年12月期は1株当たり35円の配当を予想しており、株主還元を重視する姿勢が見られます。
  • 株主還元施策: 配当金の増額が主な株主還元策です。
  • M&Aや大型投資: 詳細な記載はありませんが、投資活動によるキャッシュフローの支出から、設備投資は継続的に行われていると推測されます。
  • 人員・組織変更: 2025年7月にソリューションサービスの販売体制強化のため組織改編を行っています。