2026年6月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
株式会社平山ホールディングス (7781)
決算評価: 非常に良い主要業績指標
AI財務分析レポート
1. 総評
株式会社平山ホールディングスは、2026年6月期第2四半期(中間期)において、堅調な業績を達成しました。売上高は前期比4.1%増、営業利益は同42.0%増と大幅な増益を記録しました。これは、主力であるインソーシング・派遣事業における新規・既存顧客からの受注増加、現場改善による生産効率向上、そして単価アップの承認が主な要因です。技術者派遣事業も堅調に推移し、海外事業もコスト削減努力により黒字を確保しました。財政状態も安定しており、自己資本比率は41.5%を維持しています。今後の成長に向け、積極的な人材採用と教育・育成に注力する姿勢が見られます。
2. 業績結果
| 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) |
|---|---|---|
| 売上高(営業収益) | 18,799 | 4.1 |
| 営業利益 | 1,061 | 42.0 |
| 経常利益 | 1,085 | 39.8 |
| 親会社株主に帰属する中間純利益 | 674 | 37.2 |
| 1株当たり中間純利益(円銭) | 88.00 | 36.5 |
| 配当金(中間配当) | 18.00 | - |
業績結果に対するコメント: 当期は、国内経済の緩やかな回復基調の中、平山グループはインソーシング・派遣事業を中心に好調な業績を記録しました。特に、防衛産業、医療機器、電子デバイス・半導体、自動車関連の受注増加が売上を牽引しました。利益面では、単価アップの承認や現場改善活動の成果が大きく貢献し、大幅な増益に繋がりました。一方で、今後の成長を見据えた採用費や教育費の増加、中途採用環境の厳しさといったコスト増の要因も見られますが、これらは将来への投資と捉えることができます。
3. 貸借対照表(バランスシート)
【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) | |--------------------------|----------------|--------------| | 流動資産 | 11,357 | 7.4 | | 現金及び預金 | 6,762 | 11.5 | | 受取手形及び売掛金 | 3,919 | -0.2 | | その他 | 507 | 12.4 | | 固定資産 | 1,728 | -2.8 | | 有形固定資産 | 519 | -4.3 | | 無形固定資産 | 61 | -15.0 | | 投資その他の資産 | 1,147 | -1.3 | | 資産合計 | 13,086 | 5.9 |
【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) | |--------------------------|----------------|--------------| | 流動負債 | 5,110 | 8.9 | | 支払手形及び買掛金 | 記載なし | 記載なし | | 短期借入金 | 0 | -100.0 | | その他 | 4,750 | 記載なし | | 固定負債 | 2,530 | -5.2 | | 長期借入金 | 365 | -4.5 | | その他 | 2,165 | 記載なし | | 負債合計 | 7,640 | 3.9 |
【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) | |--------------------------|----------------|--------------| | 株主資本 | 5,423 | 8.5 | | 資本金 | 記載なし | 記載なし | | 利益剰余金 | 記載なし | 記載なし | | その他の包括利益累計額 | 記載なし | 記載なし | | 純資産合計 | 5,445 | 8.8 | | 負債純資産合計 | 13,086 | 5.9 |
貸借対照表に対するコメント: 自己資本比率は41.5%と、前期の40.5%から上昇しており、財務の健全性が向上しています。流動資産は現金及び預金の増加により増加しましたが、固定資産は微減しています。負債面では、短期借入金がゼロになった一方で、未払金や預り金が増加し、流動負債全体が増加しました。固定負債では長期借入金が減少し、全体としては微減しています。純資産は利益剰余金の増加により増加し、財務基盤の強化が見られます。
4. 損益計算書
| 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) | 売上高比率(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高(営業収益) | 18,799 | 4.1 | 100.0 |
| 売上原価 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| 売上総利益 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| 販売費及び一般管理費 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| 営業利益 | 1,061 | 42.0 | 5.6 |
| 営業外収益 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| 営業外費用 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| 経常利益 | 1,085 | 39.8 | 5.8 |
| 特別利益 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| 特別損失 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| 税引前当期純利益 | 1,059 | 記載なし | 記載なし |
| 法人税等 | 374 | 記載なし | 記載なし |
| 当期純利益 | 674 | 37.2 | 3.6 |
損益計算書に対するコメント: 売上高は前期比4.1%増と堅調に推移しました。特に、インソーシング・派遣事業における単価アップや現場改善が収益性を向上させ、営業利益は同42.0%増と大幅に増加しました。経常利益も同様に大幅な増加を示しています。当期純利益も37.2%増と好調です。売上高営業利益率は5.6%となり、前期と比較して収益性が改善しています。
5. キャッシュフロー
- 営業活動によるキャッシュフロー: 1,227,658千円(前年同期比増加)
- 投資活動によるキャッシュフロー: △15,840千円(前年同期比減少)
- 財務活動によるキャッシュフロー: △513,232千円(前年同期比減少)
- フリーキャッシュフロー: 記載なし
キャッシュフローに対するコメント: 営業活動によるキャッシュフローは大幅に増加しており、本業での資金創出力が高まっていることを示しています。投資活動によるキャッシュフローは、敷金・保証金の回収があったものの、有形固定資産の取得等によりマイナスとなっています。財務活動によるキャッシュフローは、配当金の支払いと長期借入金の返済により減少しています。
6. 今後の展望
株式会社平山ホールディングスは、2026年6月期通期連結業績予想を売上高377.7億円、営業利益13.4億円、経常利益13.4億円、親会社株主に帰属する当期純利益8.8億円としており、前期比で増収増益を見込んでいます。特に、医療機器、ゴム製品関連に加え、低迷していた電子デバイス・半導体関連や防衛産業関連からの受注増加、受注単価の引き上げ、新卒配属の順調な進展が業績を後押しすると予想しています。また、特殊技能工の教育・育成によるハイエンドスキル現場技能工の増員にも注力していく方針です。
7. その他の重要事項
- セグメント別業績: インソーシング・派遣事業が業績を牽引し、技術者派遣事業も堅調。海外事業はコスト削減努力により黒字を確保。その他事業も増加。
- 配当方針: 2026年6月期は中間配当18円、期末配当予想35円で、年間合計53円を予想。
- 株主還元施策: 2026年7月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を実施予定。
- M&Aや大型投資: 記載なし。
- 人員・組織変更: 連結子会社であったFUNtoFUN株式会社が吸収合併により消滅。