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更新: 2026-02-13 16:30:00
決算 2026-02-13T16:30

2026年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

リズム株式会社 (7769)

決算評価: 非常に良い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

リズム株式会社の2026年3月期第3四半期連結累計期間(2025年4月1日~2025年12月31日)の業績は、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益の全てにおいて大幅な増加を達成し、非常に良好な結果となりました。精密部品事業におけるAIデータサーバー関連部品の受注獲得や、生活用品事業における快適品の売上拡大が業績を牽引しました。利益面では、中国工場の生産効率化やコスト削減努力が奏功し、大幅な増益を実現しました。さらに、特別利益の計上も純利益を押し上げる要因となりました。

2. 業績結果

科目 金額(百万円) 前期比 (%)
売上高(営業収益) 25,765 1.5%
営業利益 1,525 132.3%
経常利益 1,772 85.0%
親会社株主に帰属する四半期純利益 2,229 305.6%
1株当たり四半期純利益 276.94円 315.6%
配当金(年間予想) 151.75円 -

業績結果に対するコメント: 売上高は前期比1.5%増と微増にとどまりましたが、利益面では大幅な増加を記録しました。営業利益は前期比132.3%増と、コスト削減努力と事業構造の改善が大きく寄与した結果です。経常利益も85.0%増と堅調に推移しました。特に親会社株主に帰属する四半期純利益は305.6%増と、特別利益(土地売却益、米国子会社清算益)の計上により、大幅な増加となりました。1株当たり当期純利益も同様に大きく伸長しています。2026年3月期の年間配当予想は151.75円と、前期の73.00円から大幅な増配が見込まれています。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 (%) | |------------------|----------------|------------| | 流動資産 | 29,475 | 3.9% | | 現金及び預金 | 13,711 | 3.7% | | 受取手形及び売掛金 | 4,905 | -0.5% | | 棚卸資産 | 7,976 | 7.2% | | その他 | 643 | -19.3% | | 固定資産 | 18,898 | 12.9% | | 有形固定資産 | 11,128 | 0.9% | | 無形固定資産 | 651 | 32.6% | | 投資その他の資産 | 7,118 | 36.7% | | 資産合計 | 48,374 | 7.3% |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 (%) | |--------------------------|----------------|------------| | 流動負債 | 7,383 | 16.2% | | 支払手形及び買掛金 | 3,376 | 12.7% | | 短期借入金 | 記載なし | - | | その他 | 2,126 | 40.0% | | 固定負債 | 8,005 | 7.7% | | 長期借入金 | 2,545 | 7.3% | | その他 | 1,157 | 48.3% | | 負債合計 | 15,389 | 11.6% |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 (%) | |----------------------|----------------|------------| | 株主資本 | 25,270 | 2.5% | | 資本金 | 12,372 | 0.0% | | 利益剰余金 | 6,647 | 32.4% | | その他の包括利益累計額 | 7,714 | 15.8% | | 純資産合計 | 32,985 | 5.3% | | 負債純資産合計 | 48,374 | 7.3% |

貸借対照表に対するコメント: 自己資本比率は68.2%と健全な水準を維持しています。総資産は前期比7.3%増加し、特に投資その他の資産が36.7%増加しており、投資有価証券の増加が顕著です。これは、将来の成長に向けた投資、あるいは一時的な資金運用である可能性があります。負債合計も11.6%増加していますが、自己資本比率の高さから財務の安定性は保たれています。流動負債の増加は、支払手形及び買掛金、その他の増加によるものです。純資産は5.3%増加しており、利益剰余金の増加が寄与しています。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比 (%) 売上高比率 (%)
売上高(営業収益) 25,765 1.5% 100.0%
売上原価 19,796 -2.8% 76.8%
売上総利益 5,969 38.9% 23.2%
販売費及び一般管理費 4,443 1.9% 17.2%
営業利益 1,525 132.3% 5.9%
営業外収益 523 -3.0% 2.0%
営業外費用 276 16.5% 1.1%
経常利益 1,772 85.0% 6.9%
特別利益 777 443.4% 3.0%
特別損失 57 -60.9% 0.2%
税引前当期純利益 2,493 161.1% 9.7%
法人税等 264 -34.8% 1.0%
当期純利益 2,229 305.6% 8.7%

損益計算書に対するコメント: 売上原価率が前期比で改善しており、売上総利益率が23.2%と大幅に向上しています。これは、中国工場の生産効率化や円安の影響などが寄与していると考えられます。販売費及び一般管理費は微増にとどまっており、コスト管理が適切に行われていることが伺えます。営業利益率は5.9%と、前期の2.6%から大きく改善しました。特別利益として、固定資産売却益(586百万円)や子会社清算益(191百万円)が計上されたことにより、税引前当期純利益、当期純利益ともに大幅な増加となりました。

5. キャッシュフロー(記載があれば)

当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていません。 ただし、減価償却費は以下の通りです。 - 前第3四半期連結累計期間: 933百万円 - 当第3四半期連結累計期間: 1,054百万円

6. 今後の展望

2026年3月期の連結業績予想は、売上高335億円(前期比2.6%増)、営業利益15.5億円(前期比89.5%増)、経常利益18億円(前期比55.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益20億円(前期比163.6%増)と、引き続き堅調な業績が見込まれています。特に利益面での大幅な成長が予想されており、事業構造の改善やコスト効率化の継続が期待されます。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績:
    • 精密部品事業: 工作機械用部品の堅調な受注、AIデータサーバー関連部品の獲得により増収増益。
    • 生活用品事業: ハンディファンや加湿器などの快適品売上拡大により増収。前期の営業損失から黒字転換。
    • その他: 物流事業の子会社が通期で業績に貢献し、増収増益。
  • 配当方針: 2026年3月期の年間配当予想は151.75円と、前期から大幅な増配となっています。
  • 株主還元施策: 自己株式を9億99百万円で取得しており、株主還元に積極的な姿勢が見られます。
  • M&Aや大型投資: 記載なし。
  • 人員・組織変更: 連結子会社であるRHYTHMU.S.A.,INC.を連結範囲から除外しています。また、香港の連結子会社2社(RHYTHMHONGKONGCO.,LTD.とRHYTHMINDUSTRIAL(H.K.)LTD.)の合併を予定しており、生活用品事業の海外展開強化を目指しています。

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