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更新: 2026-02-09 16:30:00
決算 2026-02-09T16:30

2026年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

国際計測器株式会社 (7722)

決算評価: 非常に良い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

  • 会社名: 国際計測器株式会社
  • 決算期間: 2025年4月1日~2025年12月31日(第3四半期累計)
  • 当期は売上高・利益全般で二桁成長を達成し、特に営業利益率が14.4%と大幅改善。主力製品のバランシングマシンがアジア市場で好調に推移し、中国子会社が黒字転換したことが収益拡大の要因。
  • 財務面では現金預金が54億円増加し、長期借入金を45億円削減。自己資本比率は3.0ポイント改善し、財務体質の強化が進展。
  • リスク要因として、半導体不足や地政学リスクが継続するも、電気自動車向け試験装置の需要拡大で成長持続が見込まれる。

2. 業績結果

科目 金額(百万円) 前年同期比 売上高比率
売上高 10,383 +9.9% 100.0%
営業利益 1,497 +53.1% 14.4%
経常利益 1,724 +41.8% 16.6%
当期純利益 1,153 +43.7% 11.1%
EPS(円) 85.52 +45.3% -
配当金(年間予想) 35.00円 - -

業績結果に対するコメント: - 増減要因: アジアのタイヤメーカー向けバランシングマシン(売上75.8億円、+19.5%)と電気サーボモータ式試験機(同13.3億円、+5.3%)が主力成長ドライバー。 - セグメント別: 日本本社(売上84.7億円、+13.4%)が業績を牽引。中国子会社が1,400万円の黒字転換(前期は1,900万円の損失)。 - 特記事項: 材料試験機(東伸工業)が3.4億円(+97.4%)と急成長。米国子会社は売上減(8.3億円、-10.0%)で経常損失1.9億円。

3. 貸借対照表(単位: 百万円)

【資産の部】 | 科目 | 金額 | 前期比 | |------|------|--------| | 流動資産 | 16,390 | +3.3% | | 現金及び預金 | 8,443 | +6.9% | | 受取手形・売掛金 | 2,595 | -18.5% | | 棚卸資産 | 4,890 | +8.0% | | 固定資産 | 5,024 | +1.0% | | 有形固定資産 | 2,806 | -2.3% | | 投資その他資産 | 2,145 | +5.6% | | 資産合計 | 21,414 | +2.7% |

【負債の部】 | 科目 | 金額 | 前期比 | |------|------|--------| | 流動負債 | 6,888 | +0.1% | | 支払手形・買掛金 | 1,594 | +5.2% | | 短期借入金 | 850 | -12.4% | | 固定負債 | 1,951 | -17.2% | | 長期借入金 | 1,327 | -25.4% | | 負債合計 | 8,839 | -4.3% |

【純資産の部】 | 科目 | 金額 | 前期比 | |------|------|--------| | 資本金 | 1,023 | ±0% | | 利益剰余金 | 9,578 | +8.5% | | 自己株式 | △462 | +8.2% | | 純資産合計 | 12,575 | +8.4% | | 負債純資産合計 | 21,414 | +2.7% |

貸借対照表に対するコメント: - 自己資本比率: 56.7%(前期53.8%)と業界平均を上回る水準。 - 流動比率: 238%(前期230%)で短期支払能力が向上。 - 特徴: 現金預金が総資産の39%を占める堅実な構成。負債削減(長期借入金▲25.4%)と利益剰余金増加が純資産拡大に寄与。

4. 損益計算書(単位: 百万円)

科目 金額 前期比 売上高比率
売上高 10,383 +9.9% 100.0%
売上原価 6,143 +5.3% 59.2%
売上総利益 4,240 +17.3% 40.8%
販管費 2,743 +4.0% 26.4%
営業利益 1,497 +53.1% 14.4%
営業外収益 252 -14.9% 2.4%
営業外費用 25 -57.4% 0.2%
経常利益 1,724 +41.8% 16.6%
当期純利益 1,153 +43.7% 11.1%

損益計算書に対するコメント: - 収益性: 売上高営業利益率14.4%(前期10.4%)で製造効率改善。ROE(年換算)は12.3%と前年比+3.5ポイント。 - コスト構造: 売上原価率59.2%(前期61.7%)低下が利益率拡大の主因。販管費では研究開発費が4,100万円(前年比+140%)に増加。 - 変動要因: 為替差益13.5億円(前年13.9億円)が経常利益を下支え。

5. キャッシュフロー

記載なし

6. 今後の展望

  • 業績予想(2026年3月期通期):
    売上高145億円(+9.8%)、営業利益17億円(+40.4%)、当期純利益12億円(+27.6%)。
  • 成長戦略: 電気自動車向け試験装置の開発加速、アジア市場での営業体制強化。
  • リスク: 半導体供給不安・地政学リスク・為替変動。
  • 機会: カーボンニュートラル関連投資の拡大。

7. その他の重要事項

  • セグメント別: 日本(売上84.7億円)、韓国(同16.6億円)、中国(同5.9億円)が3大市場。
  • 配当方針: 年間配当35円予想(前期30円)。自己株式取得(期末保有72.6万株)を継続。
  • 投資: 研究開発費を前年比2.4倍に増額し、新製品開発を推進。