2026年9月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
扶桑電通株式会社 (7505)
決算評価: 普通主要業績指標
AI財務分析レポート
1. 総評
扶桑電通株式会社は、2026年9月期第1四半期において、売上高15,197百万円を達成しました。これは、ヘルスケアビジネスの大型案件や電力業向けセキュリティ強化パソコン・ソフトウェア販売が好調に推移したことが主な要因です。しかしながら、当四半期より連結財務諸表作成会社に移行したため、前年同期との直接的な比較分析は行われていません。利益面では、営業利益813百万円、経常利益891百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益588百万円を計上しました。連結業績予想は、子会社化に伴う財務諸表精査のため未定としていますが、個別業績予想は維持されており、今後の業績動向が注目されます。
2. 業績結果
以下の数値は、2026年9月期第1四半期(2025年10月1日~2025年12月31日)の連結業績です。前年同期比の増減率は、連結財務諸表作成会社への移行のため記載されていません。
- 売上高(営業収益): 15,197百万円
- 営業利益: 813百万円
- 経常利益: 891百万円
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 588百万円
- 1株当たり当期純利益: 50.54円
- 配当金:
- 2025年9月期 合計: 174.00円(株式分割前の金額)
- 2026年9月期(予想): 期末配当金は未定
業績結果に対するコメント: 当第1四半期の売上高は、ヘルスケアビジネスの大型案件や電力業向けセキュリティ強化パソコン・ソフトウェア販売が好調に推移したことにより、15,197百万円となりました。部門別では、ネットワーク部門2,808百万円、ソリューション部門6,495百万円、オフィス部門2,736百万円、サービス部門3,156百万円となっています。利益面では、売上総利益2,732百万円、営業利益813百万円、経常利益891百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益588百万円を計上しました。売上高に対する営業利益率は約5.35%、経常利益率は約5.86%、純利益率は約3.87%となります。
3. 貸借対照表(バランスシート)
以下の数値は、2026年9月期第1四半期末(2025年12月31日)の連結財政状態です。前年同期比の数値は、連結財務諸表作成会社への移行のため記載されていません。
【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | | :----------------------- | :------------- | :------- | | 流動資産 | | | | 現金及び預金 | 6,009 | 記載なし | | 受取手形、売掛金及び契約資産 | 11,541 | 記載なし | | 有価証券 | 1,100 | 記載なし | | 商品 | 1 | 記載なし | | 仕掛品 | 3,895 | 記載なし | | その他 | 1,684 | 記載なし | | 貸倒引当金 | △24 | 記載なし | | 流動資産合計 | 24,205 | 記載なし | | 固定資産 | | | | 有形固定資産(純額) | 924 | 記載なし | | 無形固定資産 | 820 | 記載なし | | 投資その他の資産 | 12,546 | 記載なし | | 固定資産合計 | 14,290 | 記載なし | | 資産合計 | 38,495 | 記載なし |
【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | | :------------------- | :------------- | :------- | | 流動負債 | | | | 支払手形及び買掛金 | 12,847 | 記載なし | | 未払法人税等 | 87 | 記載なし | | 契約負債 | 1,845 | 記載なし | | 賞与引当金 | 451 | 記載なし | | 短期借入金 | 15 | 記載なし | | その他 | 2,389 | 記載なし | | 流動負債合計 | 17,634 | 記載なし | | 固定負債 | | | | 長期借入金 | 30 | 記載なし | | 役員退職慰労引当金 | 91 | 記載なし | | 退職給付に係る負債 | 2,301 | 記載なし | | その他 | 1,473 | 記載なし | | 固定負債合計 | 4,547 | 記載なし | | 負債合計 | 22,181 | 記載なし |
【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | | :----------------------- | :------------- | :------- | | 株主資本 | | | | 資本金 | 1,084 | 記載なし | | 利益剰余金 | 10,289 | 記載なし | | 自己株式 | △613 | 記載なし | | 株主資本合計 | 11,986 | 記載なし | | その他の包括利益累計額 | | | | その他有価証券評価差額金 | 3,503 | 記載なし | | 退職給付に係る調整累計額 | 825 | 記載なし | | その他の包括利益累計額合計 | 4,328 | 記載なし | | 純資産合計 | 16,314 | 記載なし | | 負債純資産合計 | 38,495 | 記載なし |
貸借対照表に対するコメント: 当第1四半期末の総資産は38,495百万円、負債合計は22,181百万円、純資産合計は16,314百万円となりました。自己資本比率は42.4%であり、健全な財務基盤を維持しています。流動資産合計は24,205百万円、流動負債合計は17,634百万円であり、流動比率は約137%と、短期的な支払い能力は良好です。固定資産のうち、投資その他の資産が12,546百万円と大きな割合を占めており、これは投資有価証券などが含まれると考えられます。負債においては、支払手形及び買掛金が12,847百万円と最も多く、事業活動における一般的な債務を示しています。株主資本は11,986百万円で、その大部分を利益剰余金が占めており、企業の内部留保の厚さを示唆しています。
4. 損益計算書
以下の数値は、2026年9月期第1四半期(2025年10月1日~2025年12月31日)の連結損益計算書です。
| 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | 売上高比率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(営業収益) | 15,198 | 記載なし | 100.0% |
| 売上原価 | 12,466 | 記載なし | 82.0% |
| 売上総利益 | 2,732 | 記載なし | 18.0% |
| 販売費及び一般管理費 | 1,919 | 記載なし | 12.6% |
| 営業利益 | 813 | 記載なし | 5.4% |
| 営業外収益 | 79 | 記載なし | 0.5% |
| 営業外費用 | 1 | 記載なし | 0.0% |
| 経常利益 | 891 | 記載なし | 5.9% |
| 特別利益 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| 特別損失 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| 税引前当期純利益 | 891 | 記載なし | 5.9% |
| 法人税等 | 303 | 記載なし | 2.0% |
| 当期純利益 | 588 | 記載なし | 3.9% |
損益計算書に対するコメント: 当第1四半期の売上高は15,198百万円でした。売上原価は12,466百万円で、売上総利益は2,732百万円(売上高比率18.0%)となりました。販売費及び一般管理費は1,919百万円(売上高比率12.6%)で、営業利益は813百万円(売上高比率5.4%)となりました。営業外収益が79百万円、営業外費用が1百万円であったため、経常利益は891百万円(売上高比率5.9%)となりました。法人税等を差し引いた当期純利益は588百万円(売上高比率3.9%)です。売上高営業利益率、売上高経常利益率、売上高純利益率ともに、事業の収益性を示しています。
5. キャッシュフロー
当第1四半期連結累計期間(2025年10月1日~2025年12月31日)のキャッシュフローは以下の通りです。
- 営業活動によるキャッシュフロー: △1,364百万円
- 主な要因:四半期純利益の計上はあったものの、仕入債務の減少による支払いが大きかったため。
- 投資活動によるキャッシュフロー: △579百万円
- 主な要因:連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出が大きかったため。
- 財務活動によるキャッシュフロー: △944百万円
- 主な要因:配当金の支払いが主な要因。
- フリーキャッシュフロー: 営業活動によるCF + 投資活動によるCF = △1,364百万円 + △579百万円 = △1,943百万円
6. 今後の展望
扶桑電通株式会社は、2026年9月期通期の連結業績予想を未定としています。これは、2025年12月22日付で株式会社システムメイクを連結子会社化したことに伴い、連結子会社の財務諸表を精査中であり、業績予想値を合理的に算定することが困難なためです。今後、連結業績予想の算定が可能となった段階で速やかに公表するとしています。 一方、個別業績予想については、2025年11月11日に公表した予想から修正はなく、売上高55,000百万円、営業利益2,200百万円、経常利益2,450百万円、当期純利益1,650百万円、1株当たり当期純利益142.14円を予想しています。 中期経営計画「FuSodentsuVision2027~ココロ躍る未来に向かってChallengeDXMovement~」を引き続き推進し、マーケット基軸への転換を加速させ、事業成長戦略と経営基盤の強化により持続的な成長を目指しています。
7. その他の重要事項
- セグメント情報等: 当社グループは、情報通信機器の施工、オフィス機器の販売、システムソフト開発およびこれらに関連するサポートサービスの単一事業を営んでいるため、セグメント情報の記載は省略されています。
- 配当方針: 2026年9月期の配当予想は未定ですが、2025年9月期は年間174.00円(株式分割前の金額)でした。
- 株主還元施策: 2026年1月19日、第三者割当による自己株式の処分(株式給付信託(J-ESOP)の継続のため)を決定しました。処分する株式数は540,000株、処分価額は1株につき1,968円です。
- M&Aや大型投資: 2025年12月22日付で株式会社システムメイクを連結子会社化しました。
- 人員・組織変更: 記載なし。