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更新: 2026-04-03 13:09:08
決算 2026-02-13T15:30

2026年3月期 第3四半期決算短信[日本基準](連結)

株式会社CAPITA (7462)

決算評価: 普通

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

株式会社CAPITAは、2026年3月期第3四半期連結累計期間(2025年4月1日~2025年12月31日)の連結業績を発表しました。当期より連結財務諸表を作成しており、前年同期比での比較はできません。売上高は15億59百万円を計上しましたが、M&A関連費用55百万円の計上等により、営業利益は1百万円、経常損失は12百万円となりました。しかし、固定資産売却益や事業譲渡益といった特別利益の計上により、税引前当期純利益は1億22百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は83百万円となりました。セグメント別では、石油事業部は販売網縮小や直営SSの閉店等により減収となりましたが、油外収益の改善やコスト見直しにより増益を達成しました。専門店事業部は物価高や円安の影響を受け減収となりました。不動産事業部は安定した賃料収入を維持し、収益性の高い販売用不動産を取得しました。

2. 業績結果

以下の数値は、2026年3月期第3四半期連結累計期間(2025年4月1日~2025年12月31日)のものです。前年同期比の記載はありません。

科目 金額(百万円) 前期比
売上高(営業収益) 1,559
営業利益 1
経常利益 △12
親会社株主に帰属する四半期純利益 83
1株当たり四半期純利益 22.68円
配当金(2025年3月期年間) 6.00円
配当金(2026年3月期第2四半期末) 5.00円
配当金(2026年3月期予想年間) 16.00円

業績結果に対するコメント: 連結決算移行初年度であり、M&A関連費用55百万円の計上が営業利益以下の段階利益を圧迫しました。しかし、特別利益の計上により最終利益は確保されました。石油事業部は、直営SSの閉店や販売網の縮小があったものの、油外収益の改善やコスト見直しにより増益となりました。専門店事業部は、物価高や円安の影響で新車購入需要が低迷し、減収となりました。不動産事業部は、巣鴨ダイヤビルやセルフ岩切の安定した賃料収入に加え、収益性の高い販売用不動産を取得し、堅調な業績を示しました。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |----------------------|---------------|--------| | 流動資産 | 3,371 | ― | | 現金及び預金 | 1,262 | ― | | 受取手形及び売掛金 | 169 | ― | | 棚卸資産 | 1,855 | ― | | その他 | 82 | ― | | 固定資産 | 1,534 | ― | | 有形固定資産 | 1,223 | ― | | 土地 | 1,092 | ― | | 無形固定資産 | 13 | ― | | のれん | 12 | ― | | 投資その他の資産 | 297 | ― | | 資産合計 | 4,905 | |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |--------------------------|---------------|--------| | 流動負債 | 923 | ― | | 支払手形及び買掛金 | 32 | ― | | 短期借入金 | 504 | ― | | 1年内返済予定の長期借入金 | 217 | ― | | 未払法人税等 | 82 | ― | | その他 | 86 | ― | | 固定負債 | 2,046 | ― | | 長期借入金 | 1,707 | ― | | その他 | 339 | ― | | 負債合計 | 2,969 | |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |--------------------------|---------------|--------| | 株主資本 | 1,575 | ― | | 資本金 | 90 | ― | | 資本剰余金 | 426 | ― | | 利益剰余金 | 1,058 | ― | | 自己株式 | △1 | ― | | その他の包括利益累計額 | 232 | ― | | 土地再評価差額金 | 232 | ― | | 非支配株主持分 | 128 | ― | | 純資産合計 | 1,936 | | | 負債純資産合計 | 4,905 | |

貸借対照表に対するコメント: 連結決算移行に伴い、総資産は49億5百万円、純資産は19億36百万円となりました。自己資本比率は36.8%であり、健全な財務基盤を維持しています。流動資産の大部分は棚卸資産(18億55百万円)と現金及び預金(12億62百万円)で構成されています。負債においては、長期借入金(17億7百万円)が大部分を占めており、固定負債の比率が高い構造となっています。株主資本では、利益剰余金が10億58百万円と潤沢に積み上がっています。当期においては、株式交付による子会社化に伴い、資本剰余金が増加し、自己株式が減少しています。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比 売上高比率
売上高(営業収益) 1,559 100.0%
売上原価 1,081 69.3%
売上総利益 478 30.7%
販売費及び一般管理費 476 30.5%
営業利益 1 0.1%
営業外収益 2 0.2%
営業外費用 16 1.0%
経常利益 △12 △0.8%
特別利益 139 8.9%
特別損失 3 0.2%
税引前当期純利益 122 7.8%
法人税等 38 2.5%
当期純利益 83 5.3%

損益計算書に対するコメント: 売上総利益率は30.7%と一定の水準を維持していますが、販売費及び一般管理費が売上高の30.5%を占めており、営業利益はわずか1百万円となりました。これは、M&A関連費用55百万円が販売費及び一般管理費に含まれている影響が大きいです。営業外では、支払利息が16百万円と負担となっています。特別利益として、固定資産売却益112百万円、事業譲渡益26百万円を計上したことで、税引前当期純利益は1億22百万円となり、最終的な当期純利益は83百万円を確保しました。

5. キャッシュフロー(記載があれば)

当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていません。 減価償却費は13百万円計上されています。

6. 今後の展望

2026年3月期通期の連結業績予想は、売上高22億30百万円、営業利益22百万円、経常利益2百万円、親会社株主に帰属する当期純利益1億65百万円、1株当たり当期純利益44.55円となっています。 (注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績:
    • 石油事業部: 売上高13億36百万円、営業利益81百万円。販売網縮小、直営SS2店舗閉店の影響があったものの、油外収益の改善やコスト見直しにより増収増益。
    • 専門店事業部: 売上高88百万円、営業損失15百万円。物価高や円安の影響で新車購入需要が低迷。2025年7月1日に事業譲渡を実施。
    • 不動産事業部: 売上高1億35百万円、営業利益1億2百万円。巣鴨ダイヤビル、セルフ岩切の安定収入に加え、収益性の高い販売用不動産を取得。
  • 配当方針: 2026年3月期通期予想配当金は16.00円。
  • 株主還元施策: 記載なし。
  • M&Aや大型投資: バイオ・サイト・キャピタル株式会社を株式交付により子会社化。川口ダイヤピアを売却し、収益性の高い販売用不動産を5件取得。
  • 人員・組織変更: 記載なし。