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更新: 2026-02-06 16:00:00
決算 2026-02-06T16:00

2026年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

株式会社ナンシン (7399)

決算評価: 非常に良い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

会社名: 株式会社ナンシン
決算期間: 2025年4月1日~2025年12月31日(第3四半期連結累計期間)
総合評価: 売上高は横ばいながら、営業利益の黒字転換と経常利益314%増という驚異的な利益改善を実現。コスト構造の見直しと臨時収益の相乗効果で、純利益は前年同期比17倍超の急成長を記録した。
主な変化点:
- 営業利益: △29百万円 → 130百万円(黒字転換)
- 経常利益: 44百万円 → 186百万円(+314.6%)
- 自己資本比率: 81.3% → 83.1%に改善

2. 業績結果

科目 当期(百万円) 前期(百万円) 増減率
売上高 7,236 7,229 +0.1%
営業利益 130 △30 黒字転換
経常利益 186 44 +314.6%
当期純利益 198 10 +1,774.4%
EPS(円) 29.6 1.59 +1,762%
配当金(年間予想) 20.00円 20.00円 据置

業績コメント:
- 増減要因: 売上原価率の改善(78.8%→75.4%)に加え、投資有価証券売却益236百万円が特別利益として計上。
- 事業セグメント: キャスター事業(売上高4,709百万円)が中核で、日本市場が収益の76%を貢献。
- 特記事項: 事業構造改善費用99百万円を計上しつつも、大幅な利益増を達成。

3. 貸借対照表(単位: 百万円)

【資産の部】
| 科目 | 金額 | 前期比 | |------|------|--------| | 流動資産 | 9,897 | +0.1% | | 現金及び預金 | 3,553 | +1.1% | | 受取手形・売掛金 | 2,627 | -4.3% | | 棚卸資産 | 3,606 | +2.8% | | 固定資産 | 4,506 | -1.1% | | 有形固定資産 | 3,851 | +5.4% | | 投資その他資産 | 535 | -27.9% | | 資産合計 | 14,402 | -0.3% |

【負債の部】
| 科目 | 金額 | 前期比 | |------|------|--------| | 流動負債 | 1,528 | -11.6% | | 短期借入金 | 250 | -28.6% | | 固定負債 | 906 | -7.2% | | 負債合計 | 2,434 | -10.0% |

【純資産の部】
| 科目 | 金額 | 前期比 | |------|------|--------| | 株主資本 | 11,691 | +0.6% | | 利益剰余金 | 9,008 | +0.7% | | その他包括利益 | 277 | +133.2% | | 純資産合計 | 11,969 | +1.9% | | 自己資本比率 | 83.1% | +1.8pt |

B/Sコメント:
- 安全性: 流動比率648%・当座比率407%と極めて高い支払能力。
- 効率性: 固定資産比率31%と軽い資産構成。
- 変動点: 為替差益252百万円が純資産を押し上げ。

4. 損益計算書(単位: 百万円)

科目 金額 前期比 売上比率
売上高 7,236 +0.1% 100.0%
売上原価 5,458 -4.2% 75.4%
売上総利益 1,779 +15.9% 24.6%
販管費 1,648 +5.4% 22.8%
営業利益 130 黒字転換 1.8%
経常利益 186 +314.6% 2.6%
当期純利益 198 +1,774% 2.7%

P/Lコメント:
- 収益性: 売上高営業利益率1.8%改善(前期△0.4%→当期+1.8%)。
- コスト構造: 原材料費抑制と販管費適正化が奏功。
- 特記事項: 投資有価証券売却益236百万円が純利益の119%を貢献。

5. キャッシュフロー

記載なし(四半期CF計算書未作成)
参考: 減価償却費 212百万円(前期比+5.4%)

6. 今後の展望

  • 通期予想(2026年3月期):
  • 売上高9,700百万円(△1.2%)、営業利益280百万円(+129%)、純利益300百万円(+41%)
  • 戦略: 製品ラインアップ再編継続、海外拠点(マレーシア・中国)の収益強化。
  • リスク: 原材料価格高騰・為替変動・地政学リスク。

7. その他の重要事項

  • 配当方針: 年間20円配当を維持(予想配当性向40%前後)。
  • 株式還元: 自己株式を1,026千株保有(時価総額の14.3%)。
  • セグメント: 日本(売上高6,784百万円)、マレーシア(103百万円)、中国(349百万円)。

(注)数値は開示資料に基づき百万円単位で表記。増減率は四捨五入のため端数不一致あり。