2026年6月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
株式会社リファインバースグループ (7375)
決算評価: 普通主要業績指標
AI財務分析レポート
1. 総評
株式会社リファインバースグループの2026年6月期第2四半期(中間期)決算は、売上高は微増でしたが、利益面では減益となりました。これは、素材ビジネスにおける再生塩化ビニルコンパウンド「リファインパウダー」や再生ナイロン樹脂「REAMIDE®」の需要は引き続き堅調であるものの、資源ビジネスにおけるオペレーションの見直しやDX化による生産性向上を図ったものの、売上高・利益ともに微減となったことが主な要因です。一方で、自己資本比率は改善傾向にあり、財務基盤の強化が進んでいます。会社は通期業績予想に変更はなく、今後の成長に向けた事業基盤強化と新規事業領域の拡大に注力していく方針です。
2. 業績結果
| 科目 | 金額(百万円) | 前期比 (%) |
|---|---|---|
| 売上高(営業収益) | 2,105 | 0.3 |
| 営業利益 | 123 | △5.2 |
| 経常利益 | 106 | △7.2 |
| 親会社株主に帰属する中間純利益 | 93 | △2.9 |
| 1株当たり中間純利益 | 27.83円 | 記載なし |
| 配当金 | 0.00円 | 記載なし |
業績結果に対するコメント: 売上高は前年同期比0.3%増と微増にとどまりました。これは、素材ビジネスにおいては再生塩化ビニルコンパウンド「リファインパウダー」の需要が引き続き高く、売上高は3.5%増となったものの、再生ナイロン樹脂「REAMIDE®」は前年同期比で減収となったことが影響しています。一方、資源ビジネスにおいては、オペレーションの見直しやDX化による生産性向上を図ったものの、売上高は0.5%減となりました。 利益面では、営業利益は5.2%減、経常利益は7.2%減、親会社株主に帰属する中間純利益は2.9%減と、いずれも減益となりました。これは、売上高の伸び悩みに加えて、販売費及び一般管理費の増加などが影響したと考えられます。特に、素材ビジネスのセグメント利益は1,841.6%増と大幅に増加しましたが、資源ビジネスのセグメント利益が7.9%減となったことが全体の利益を押し下げました。
3. 貸借対照表(バランスシート)
【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動資産 | 1,467 | 2.4%増 | | 現金及び預金 | 574 | △17.0%減 | | 受取手形及び売掛金 | 550 | 22.5%増 | | 棚卸資産 | 288 (商品及び製品+仕掛品+原材料及び貯蔵品) | 記載なし | | その他 | 記載なし | 記載なし | | 固定資産 | 2,028 | △0.0%減 | | 有形固定資産 | 1,751 | △0.1%減 | | 無形固定資産 | 29 | 0.7%増 | | 投資その他の資産 | 247 | 0.3%増 | | 資産合計 | 3,495 | 1.0%増 |
【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動負債 | 1,127 | 1.7%増 | | 支払手形及び買掛金 | 195 | 9.8%増 | | 短期借入金 | 30 | △62.5%減 | | その他 | 記載なし | 記載なし | | 固定負債 | 1,998 | △3.9%減 | | 長期借入金 | 1,686 | △5.4%減 | | その他 | 記載なし | 記載なし | | 負債合計 | 3,126 | △1.9%減 |
【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 株主資本 | 304 | 44.3%増 | | 資本金 | 162 | 0.0% | | 利益剰余金 | △61 | 記載なし (前期は△154) | | その他の包括利益累計額 | 記載なし | 記載なし | | 純資産合計 | 369 | 34.8%増 | | 負債純資産合計 | 3,495 | 1.0%増 |
貸借対照表に対するコメント: 自己資本比率は8.7%(前期は6.1%)と改善しており、財務基盤が強化されています。これは、利益剰余金が前期の△154,793百万円から△61,623百万円へと大幅に増加したことによるものです。流動資産は現金及び預金が減少したものの、受取手形、売掛金及び契約資産が増加したことで全体として増加しました。固定資産はほぼ横ばいです。負債については、短期借入金および長期借入金が減少し、負債合計は減少しています。特に、流動負債における短期借入金が大幅に減少したことが目立ちます。
4. 損益計算書
| 科目 | 金額(百万円) | 前期比 (%) | 売上高比率 (%) |
|---|---|---|---|
| 売上高(営業収益) | 2,105 | 0.3 | 100.0% |
| 売上原価 | 1,367 | △3.1 | 64.9% |
| 売上総利益 | 737 | 7.2 | 35.1% |
| 販売費及び一般管理費 | 614 | 10.1 | 29.2% |
| 営業利益 | 123 | △5.2 | 5.8% |
| 営業外収益 | 1 | △29.6 | 0.1% |
| 営業外費用 | 18 | 5.8 | 0.9% |
| 経常利益 | 106 | △7.2 | 5.0% |
| 特別利益 | 0 | △70.7 | 0.0% |
| 特別損失 | 1 | △71.6 | 0.1% |
| 税引前当期純利益 | 105 | △6.0 | 5.0% |
| 法人税等 | 12 | △27.0 | 0.6% |
| 当期純利益 | 93 | △2.9 | 4.4% |
損益計算書に対するコメント: 売上総利益率は35.1%と、前期の32.8%から改善しました。これは、売上原価が売上高の伸び率よりも大きく減少したためです。しかし、販売費及び一般管理費が前期比10.1%増加したことが、営業利益の減少に繋がりました。営業外損益では、営業外収益が減少し、営業外費用が増加したため、経常利益も減少しました。特別損益では、特別利益、特別損失ともに大幅に減少しました。最終的な当期純利益は、売上高の微増に対して減益となりました。
5. キャッシュフロー
| 科目 | 金額(百万円) | 前期比 |
|---|---|---|
| 営業活動によるキャッシュフロー | 102 | △69.1%減 |
| 投資活動によるキャッシュフロー | △42 | △57.6%減 |
| 財務活動によるキャッシュフロー | △177 | 記載なし (前期は3.5) |
| フリーキャッシュフロー | 60 (営業CF - 投資CF) | 記載なし |
キャッシュフローに対するコメント: 営業活動によるキャッシュフローは102百万円と、前期の331百万円から大幅に減少しました。これは、税金等調整前中間純利益の減少に加え、売上債権の増加額が前期よりも大きくなったことなどが要因と考えられます。投資活動によるキャッシュフローは、有形固定資産の取得による支出が前期よりも減少したため、支出額は減少しました。財務活動によるキャッシュフローは、短期借入金の返済や長期借入金の返済による支出が収入を上回ったため、大幅な支出となりました。フリーキャッシュフローは60百万円となり、前期の231百万円から減少しています。
6. 今後の展望
株式会社リファインバースグループは、2026年6月期の通期連結業績予想に変更はなく、売上高4,800百万円(前期比17.9%増)、営業利益380百万円(前期比108.5%増)、経常利益330百万円(前期比118.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益300百万円(前期比105.4%増)を見込んでいます。 中期経営計画の達成に向けて着実に進展しており、3Q以降の成長加速に向けた取り組みを進めていく方針です。特に、SDGsやサーキュラーエコノミーの文脈で事業機会が増加しており、事業化の取り組みを加速させています。素材ビジネスでは、三菱ケミカルの油化ケミカルリサイクル事業開始に伴い、ポリオレフィン系廃プラスチックの供給を進めるほか、顧客と連携した再資源化技術の開発を進め収益増加を目指します。資源ビジネスでは、廃プラの収集・再資源化への取り組みを加速し、既存事業での安定的な成長とともに収益基盤の強化に努めます。
7. その他の重要事項
- セグメント別業績:
- 素材ビジネス: 売上高 665,392千円(前期比3.5%増)、セグメント利益 111,799千円(前期比1,841.6%増)
- 資源ビジネス: 売上高 1,483,922千円(前期比0.5%減)、セグメント利益 326,215千円(前期比7.9%減)
- 配当方針: 現時点では配当予想額は未定です。
- 株主還元施策: 記載なし。
- M&Aや大型投資: 記載なし。
- 人員・組織変更: 記載なし。