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更新: 2026-03-03 14:30:00
決算 2026-03-03T14:30

2026年10月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)

エイケン工業株式会社 (7265)

決算評価: 悪い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

エイケン工業株式会社(東証コード: 7265)は、2026年10月期第1四半期決算で売上高が195億円(前年同期比2.7%減)、営業利益が5億3,000万円(同53.7%減)と大幅な減益となりました。自動車用補修フィルター市場の成熟化と価格競争の激化、さらに生産効率の悪化が利益を押し下げた要因です。燃焼機器部門は好調でしたが、全体の業績をカバーするには至りませんでした。

2. 業績結果

  • 売上高: 1,950億円(前年同期比2.7%減)
  • 営業利益: 53億円(同53.7%減)
  • 経常利益: 61億円(同52.9%減)
  • 当期純利益: 48億円(同47.1%減)
  • EPS: 47.27円
  • 配当金: 記載なし

業績結果に対するコメント: 売上高の減少は国内外のフィルター部門で発生し、特にアジア向け輸出が減少しました。国内では同業者向けと商社向けが増加したものの、全体をカバーできませんでした。営業利益の大幅減少は売上高減少と生産効率悪化による原価率上昇が主因です。燃焼機器部門はコインランドリー向けバーナの売上増で増益を確保しました。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動資産 | 4,815,418 | -2.2% | | 現金及び預金 | 1,785,162 | -4.7% | | 受取手形及び売掛金 | 1,065,983 | -11.2% | | 棚卸資産 | 1,272,903 | +5.8% | | その他 | 691,370 | +13.7% | | 固定資産 | 2,965,412 | +3.7% | | 有形固定資産 | 2,127,440 | +1.9% | | 無形固定資産 | 7,622 | -13.5% | | 投資その他の資産 | 830,349 | +8.9% | | 資産合計 | 7,780,831 | -0.0% |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動負債 | 1,436,920 | +1.3% | | 支払手形及び買掛金 | 453,624 | +6.5% | | 短期借入金 | 460,000 | 0.0% | | その他 | 523,296 | +7.9% | | 固定負債 | 307,117 | -0.3% | | 長期借入金 | 0 | 0.0% | | その他 | 307,117 | -0.3% | | 負債合計 | 1,744,037 | +1.0% |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 株主資本 | 5,890,360 | -0.3% | | 資本金 | 601,800 | 0.0% | | 利益剰余金 | 5,366,564 | -0.6% | | その他の包括利益累計額 | 146,433 | +44.6% | | 純資産合計 | 6,036,793 | -0.3% | | 負債純資産合計 | 7,780,831 | -0.0% |

貸借対照表に対するコメント: 自己資本比率は77.6%と高く、財務の健全性は維持されています。流動比率は約3.4倍、当座比率は約2.8倍と安全性は高い水準です。資産構成では現金預金比率が高く、負債では短期借入金が固定で460億円存在します。純資産は配当支払いと四半期純利益計上で増減が相殺され、ほぼ横ばいです。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比 売上高比率
売上高(営業収益) 1,950,362 -2.7% 100.0%
売上原価 1,692,128 +0.1% 86.7%
売上総利益 258,233 -17.9% 13.2%
販売費及び一般管理費 204,436 +1.6% 10.5%
営業利益 53,796 -53.7% 2.8%
営業外収益 10,105 -33.3% 0.5%
営業外費用 2,460 +6.1% 0.1%
経常利益 61,441 -52.9% 3.1%
特別利益 48 +50.0% 0.0%
特別損失 337 新規 0.0%
税引前当期純利益 61,153 -52.6% 3.1%
法人税等 12,718 -59.7% 0.7%
当期純利益 48,435 -47.1% 2.5%

損益計算書に対するコメント: 売上高営業利益率は2.8%と前年の5.8%から半減しました。売上総利益率は13.2%から11.3%に悪化し、原価管理の課題が浮き彫りになりました。販管費率は10.5%と前年の9.9%から上昇し、固定費の増加も利益圧迫要因です。ROEは0.8%と低下し、収益性改善が急務です。

5. キャッシュフロー

四半期キャッシュ・フロー計算書は作成されていません。減価償却費は5,570万円でした。

6. 今後の展望

2026年10月期通期業績予想は売上高8,351億円(前期比3.1%増)、営業利益408億円(同0.7%減)、経常利益431億円(同4.7%減)、当期純利益301億円(同7.7%減)と据え置かれています。第2四半期累計予想は前年比減収減益を見込んでいます。中期経営計画や戦略の詳細は開示されていません。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績: フィルター部門売上高186億円(同3.4%減)、営業利益13億6,000万円(同31.9%減);燃焼機器部門売上高8億円(同17.9%増)、営業利益2億円(黒字転換)
  • 配当方針: 年間110円配当を予定
  • 株主還元: 配当性向は安定的
  • M&Aや大型投資: 設備投資の継続
  • 人員・組織変更: 記載なし

【注意事項】 - 数値は決算書に記載されている実際の数字を使用 - データが不明な場合は「記載なし」と明記 - 表形式はmarkdown形式で見やすく整形 - 金額の単位を明確に記載

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