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更新: 2026-04-03 09:15:30
決算 2026-02-13T16:00

2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

株式会社テイ ン (7217)

決算評価: 悪い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

株式会社テインの2026年3月期第3四半期連結累計期間(2025年4月1日~2025年12月31日)の業績は、売上高は微増したものの、利益面では大幅な減少となりました。これは、グローバル市場での販売強化や新商品開発への投資、および外部環境要因によるコスト増が主な要因です。前期と比較して、売上高は増加しましたが、営業利益、経常利益、当期純利益はいずれも大きく減少しており、収益性の悪化が顕著です。

2. 業績結果

科目 金額(百万円) 前年同期比 (%)
売上高(営業収益) 3,997 +2.0
営業利益 130 △45.4
経常利益 209 △30.8
親会社株主に帰属する四半期純利益 153 △16.7
1株当たり四半期純利益(EPS) 15.48円 △16.3
配当金(年間予想) 16.00円 -

業績結果に対するコメント: 売上高は、日本国内やタイでの好調な販売に支えられ、前年同期比で2.0%増加しました。しかし、人件費や資材価格の高騰に加え、一部製品の中国工場からの生産移管に伴う米国での高い関税の影響により売上原価が増加したことが、営業利益の大幅な減少(45.4%減)に繋がりました。経常利益も同様の要因で30.8%減、親会社株主に帰属する四半期純利益も16.7%減となりました。1株当たり当期純利益も、株式分割の影響を考慮した上で、前年同期比で減少しています。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 (%) | |----------------------|----------------|------------| | 流動資産 | 4,543 | +15.9 | | 現金及び預金 | 1,604 | +26.1 | | 受取手形及び売掛金 | 375 | △17.7 | | 棚卸資産 | 2,376 | +10.3 | | その他 | 437 | +244.1 | | 固定資産 | 4,249 | +2.9 | | 有形固定資産 | 3,597 | +0.9 | | 無形固定資産 | 33 | △3.8 | | 投資その他の資産 | 617 | +16.6 | | 資産合計 | 8,793 | +9.2 |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 (%) | |----------------------|----------------|------------| | 流動負債 | 1,495 | +46.3 | | 支払手形及び買掛金 | 273 | +13.1 | | 短期借入金 | 400 | 新規 | | その他 | 599 | +2.3 | | 固定負債 | 829 | +0.4 | | 長期借入金 | 199 | △31.0 | | その他 | 285 | △10.5 | | 負債合計 | 2,325 | +25.8 |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 (%) | |----------------------|----------------|------------| | 株主資本 | 5,494 | △1.1 | | 資本金 | 217 | 0.0 | | 利益剰余金 | 5,111 | △0.3 | | その他の包括利益累計額 | 973 | +50.9 | | 純資産合計 | 6,467 | +4.3 | | 負債純資産合計 | 8,793 | +9.2 |

貸借対照表に対するコメント: 自己資本比率は73.6%と高い水準を維持しており、財務の健全性は良好です。流動資産は現金及び預金の増加により増加し、棚卸資産も増加しています。一方で、受取手形及び売掛金は減少しています。負債面では、短期借入金の増加が目立ち、流動負債全体が大きく増加しました。固定負債は長期借入金の減少などにより微減しています。純資産では、利益剰余金は微減したものの、為替換算調整勘定の増加によりその他の包括利益累計額が大幅に増加し、純資産合計は増加しました。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比 (%) 売上高比率 (%)
売上高(営業収益) 3,997 +2.0 100.0%
売上原価 2,488 +6.2 62.3%
売上総利益 1,509 △3.6 37.7%
販売費及び一般管理費 1,378 +3.2 34.5%
営業利益 130 △45.4 3.3%
営業外収益 89 +19.4 2.2%
営業外費用 9 △10.9 0.2%
経常利益 209 △30.8 5.2%
特別利益 2 +37.9 0.1%
特別損失 2 +6,650.0 0.1%
税引前当期純利益 209 △30.9 5.2%
法人税等 55 △53.6 1.4%
当期純利益 153 △16.7 3.8%

損益計算書に対するコメント: 売上総利益率は37.7%と前期から低下しました。これは、売上原価が売上高の伸びを上回って増加したためです。販売費及び一般管理費も増加しましたが、売上高の伸び率よりは低く抑えられました。結果として、営業利益率は3.3%と大幅に低下しました。営業外収益は為替差益や持分法による投資利益の増加により増加しましたが、経常利益も減益となりました。特別損失の増加も当期純利益の減少に影響しました。

5. キャッシュフロー(記載があれば)

当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていません。 減価償却費(無形固定資産及び投資その他の資産に係る償却費を含む。)は、前年同期比で減少しています。

6. 今後の展望

2026年3月期の通期連結業績予想は、本日(2026年2月13日)発表された「業績予想の修正に関するお知らせ」にて修正されています。詳細については、そちらを参照する必要がありますが、現時点では売上高は前期比3.8%増、営業利益は同51.3%減、経常利益は同29.2%減、親会社株主に帰属する当期純利益は同18.9%減と、利益面では引き続き厳しい見通しとなっています。

7. その他の重要事項

  • セグメント情報: 自動車用サスペンションの製造・販売事業の単一セグメントであるため、記載は省略されています。
  • 配当方針: 2026年3月期の年間配当金予想は16.00円(株式分割考慮後)です。
  • 自己株式の取得: 2025年6月2日から2026年3月31日の期間で、自己株式の取得を進めています。
  • 連結範囲の変更: 新規にTEIN Manufacturing (Thailand), Co., Ltd. が連結子会社に追加されています。