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更新: 2026-02-13 12:00:00
決算 2026-02-13T12:00

2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

株式会社QLSホールディングス (7075)

決算評価: 非常に良い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

株式会社QLSホールディングスは、2026年3月期第3四半期連結累計期間において、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益の全てにおいて、前年同期比で大幅な増加を達成しました。これは、保育事業、介護福祉事業、人材派遣事業の各セグメントにおける積極的な事業展開と、特に人材派遣事業における需要の高まりと採用進展が寄与した結果です。貸借対照表においても、自己資本比率が大きく改善しており、財務の健全性が向上しています。通期業績予想に変更はなく、引き続き力強い成長が期待されます。

2. 業績結果

科目 当期(2026年3月期 第3四半期) 前期(2025年3月期 第3四半期) 前期比増減率
売上高(営業収益) 8,815百万円 7,621百万円 +15.7%
営業利益 637百万円 479百万円 +33.0%
経常利益 657百万円 476百万円 +37.8%
親会社株主に帰属する四半期純利益 457百万円 326百万円 +40.1%
1株当たり四半期純利益 61.20円 48.13円 +27.1%
配当金(年間予想) 20.00円 10.00円 +100.0%

業績結果に対するコメント: 当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益の全てにおいて、前年同期比で大幅な増加を記録しました。これは、保育事業における新規園開設や学童保育の運営開始、介護福祉事業における新規事業所の開設や企業買収、そして人材派遣事業における自動車ディーラー向け派遣業務の需要増加と採用進展が複合的に寄与した結果です。特に、人材派遣事業のセグメント利益は前年同期比46.9%増と大きく伸びています。1株当たり当期純利益も増加しており、株主還元として年間配当予想は前期の倍額となる20円に引き上げられています。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(百万円) | |----------------------|---------------|-----------------| | 流動資産 | 3,364,284 | +121,838 | | 現金及び預金 | 1,959,081 | +277,857 | | 受取手形及び売掛金 | 1,193,516 | -143,172 | | 棚卸資産 | 記載なし | 記載なし | | その他 | 211,687 | +27,153 | | 固定資産 | 1,828,063 | +13,700 | | 有形固定資産 | 1,123,465 | +18,227 | | 無形固定資産 | 68,929 | -6,919 | | 投資その他の資産 | 635,668 | +2,392 | | 資産合計 | 5,192,348 | +135,539 |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(百万円) | |----------------------|---------------|-----------------| | 流動負債 | 2,186,039 | +35,858 | | 支払手形及び買掛金 | 33,453 | -523 | | 短期借入金 | 367,783 | +67,783 | | その他 | 1,784,803 | -32,408 | | 固定負債 | 997,321 | -285,898 | | 長期借入金 | 639,096 | -260,491 | | その他 | 358,225 | -25,407 | | 負債合計 | 3,183,360 | -250,040 |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(百万円) | |----------------------|---------------|-----------------| | 株主資本 | 2,007,202 | +383,800 | | 資本金 | 178,649 | +443 | | 利益剰余金 | 1,445,837 | +382,910 | | その他の包括利益累計額 | 記載なし | 記載なし | | 純資産合計 | 2,008,987 | +385,579 | | 負債純資産合計 | 5,192,348 | +135,539 |

貸借対照表に対するコメント: 当第3四半期末の総資産は5,192百万円となり、前期末比で135百万円増加しました。流動資産は現金及び預金の増加が大きく寄与し、3,364百万円となりました。固定資産も微増しました。負債合計は250百万円減少し、3,183百万円となりました。特に長期借入金の減少が顕著です。純資産は385百万円増加し、2,008百万円となりました。これは、当期の親会社株主に帰属する四半期純利益の計上によるものです。結果として、自己資本比率は38.7%となり、前期末の32.1%から大きく改善し、財務の健全性が向上しています。流動比率や当座比率などの安全性指標に関する具体的な数値は記載されていませんが、自己資本比率の改善はポジティブな兆候です。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比(百万円) 売上高比率
売上高(営業収益) 8,815,117 +1,193,264 100.0%
売上原価 7,335,545 +967,000 83.2%
売上総利益 1,479,571 +226,264 16.8%
販売費及び一般管理費 841,669 +68,166 9.5%
営業利益 637,902 +158,108 7.2%
営業外収益 45,879 +28,033 0.5%
営業外費用 26,584 +5,802 0.3%
経常利益 657,197 +180,339 7.5%
特別利益 記載なし 記載なし 記載なし
特別損失 記載なし 記載なし 記載なし
税引前当期純利益 657,197 +180,339 7.5%
法人税等 199,503 +49,410 2.3%
当期純利益 457,694 +130,929 5.2%

損益計算書に対するコメント: 当第3四半期連結累計期間の損益計算書は、売上高が前期比15.7%増の8,815百万円と大幅に増加しました。売上原価も増加しましたが、売上総利益は前期比で226百万円増加し、売上総利益率は16.8%を維持しています。販売費及び一般管理費も増加しましたが、売上高の伸びがそれを上回り、営業利益は前期比33.0%増の637百万円となりました。営業外収益の増加(特に補助金収入)や営業外費用の増加を考慮しても、経常利益は前期比37.8%増の657百万円と大きく伸びています。法人税等を差し引いた当期純利益も40.1%増の457百万円となりました。売上高営業利益率は7.2%、売上高経常利益率は7.5%となっており、収益性が向上しています。ROEなどの収益性指標に関する具体的な数値は記載されていませんが、利益の伸びはポジティブな兆候です。

5. キャッシュフロー(記載があれば)

当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていません。 ただし、以下の情報が記載されています。 - 減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。): 49,859千円 - のれんの償却額: 6,115千円

6. 今後の展望

2026年3月期の連結業績予想については、現時点において、2025年5月14日に公表された予想数値に変更はありません。通期業績予想は、売上高11,737百万円(前期比11.3%増)、営業利益671百万円(前期比10.0%増)、経常利益676百万円(前期比13.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益495百万円(前期比33.1%増)となっています。この予想が達成されれば、引き続き堅調な成長が見込まれます。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績:
    • 保育事業: 売上高 4,866,844千円(前期比15.7%増)、セグメント利益 937,305千円(前期比13.4%増)
    • 介護福祉事業: 売上高 2,219,641千円(前期比15.5%増)、セグメント利益 97,661千円(前期比13.9%増)
    • 人材派遣事業: 売上高 1,453,092千円(前期比20.2%増)、セグメント利益 185,471千円(前期比46.9%増)
  • 配当方針: 2025年3月期は年間10円でしたが、2026年3月期は年間20円(予想)と、大幅な増配となっています。
  • 株主還元施策: 配当予想の引き上げは、株主還元を強化する姿勢を示しています。
  • M&Aや大型投資: 介護福祉事業における株式会社和みライフケアの取得は、事業拡大戦略の一環と考えられます。
  • 人員・組織変更: 記載なし。
  • 株式分割: 2024年8月1日付で普通株式1株につき3株の割合で株式分割を実施しています。これは、株式の流動性を高め、投資単位当たりの金額を引き下げることで、投資家層の拡大を図る目的があると考えられます。
  • 上場: 2024年12月11日に東京証券取引所グロース市場に上場しました。上場に伴う新株発行により、資本金及び資本剰余金が増加しています。