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更新: 2026-04-03 15:49:09
決算 2026-02-13T15:30

2026年9月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

株式会社インティメート・マージャー (7072)

決算評価: 普通

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

株式会社インティメート・マージャーの2026年9月期第1四半期決算は、売上高が前年同期比で微減となったものの、データマネジメント・データアナリティクス事業の好調により、利益面では安定性を維持しています。特に、生成AI領域における高品質なオーディエンスデータへの需要増加は、同社の事業成長にとって追い風となる可能性があります。一方で、マーケティング支援事業における大型案件への依存度低減と安定的な収益モデルへの転換が課題として挙げられます。

2. 業績結果

科目 金額(百万円) 前期比 (%)
売上高(営業収益) 854 △2.9
営業利益 71 △10.3
経常利益 72 △9.2
親会社株主に帰属する四半期純利益 49 △8.6
1株当たり当期純利益(EPS) 15.76 △2.6
配当金 記載なし

業績結果に対するコメント: 当第1四半期は、売上高が前年同期比で2.9%減少しました。これは、マーケティング支援事業において、前年同期のような大型スポット案件がなかった影響によるものです。しかし、セルフサービス型アカウントの伸長により、特定の大型案件への依存度を下げ、安定的な収益獲得モデルへの転換が進んでいます。 データマネジメントおよびデータアナリティクス事業は、「ポストCookieソリューション」への継続的な需要に加え、生成AIの社会実装に伴う関連需要の拡大により、想定を上回る利益貢献を果たしました。 成果報酬型ディスプレイ広告運用サービス「Performance DMP」では、利益重視の運営を徹底し、不採算案件の整理縮小を行いました。アカウント数は減少傾向ですが、利益率の大幅な改善に貢献しました。 費用面では、生成AI活用による業務効率化で人件費等のコスト削減に努める一方、販売機会拡大に向けた広告宣伝活動への投資も積極的に行いました。 これらの要因が複合的に作用し、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比で減少しました。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 (%) | |----------------------|----------------|------------| | 流動資産 | 2,120 | 0.4 | | 現金及び預金 | 1,643 | 1.1 | | 受取手形及び売掛金 | 448 | △2.9 | | 契約資産 | 4 | △27.5 | | 貯蔵品 | 1 | 0.0 | | その他 | 22 | 30.0 | | 固定資産 | 77 | △1.3 | | 有形固定資産 | 6 | △5.7 | | 投資その他の資産 | 71 | △0.8 | | 資産合計 | 2,197 | 0.3 |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 (%) | |----------------------|----------------|------------| | 流動負債 | 503 | △7.8 | | 買掛金 | 331 | 5.3 | | 1年内返済予定の長期借入金 | 19 | 0.0 | | 未払法人税等 | 26 | △64.2 | | 契約負債 | 5 | 135.8 | | 賞与引当金 | 10 | △56.3 | | その他 | 110 | △2.2 | | 固定負債 | 83 | △5.7 | | 長期借入金 | 75 | △6.2 | | 資産除去債務 | 6 | 0.0 | | その他 | 2 | 0.0 | | 負債合計 | 587 | △7.5 |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 (%) | |----------------------|----------------|------------| | 株主資本 | 1,566 | 3.5 | | 資本金 | 479 | 0.3 | | 資本剰余金 | 459 | 0.3 | | 利益剰余金 | 645 | 8.6 | | 自己株式 | △18 | 0.0 | | その他の包括利益累計額 | 記載なし | | | 純資産合計 | 1,610 | 3.5 | | 負債純資産合計 | 2,197 | 0.3 |

貸借対照表に対するコメント: 自己資本比率は71.3%(前期末69.1%)と、高い水準を維持しており、財務の健全性は良好です。流動資産は微増、固定資産は微減となりました。負債合計は前連結会計年度末比で7.5%減少しており、特に未払法人税等の減少が大きく影響しています。純資産は5.4%増加しており、これは主に利益剰余金の増加によるものです。資産・負債・純資産の構成は安定しており、特筆すべき大きな変動は見られません。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比 (%) 売上高比率 (%)
売上高(営業収益) 854 △2.9 100.0%
売上原価 619 △3.2 72.5%
売上総利益 234 △1.7 27.5%
販売費及び一般管理費 163 0.9 19.1%
営業利益 71 △10.3 8.4%
営業外収益 0 △100.0 0.0%
営業外費用 0 △40.1 0.0%
経常利益 72 △9.2 8.5%
特別利益 記載なし
特別損失 記載なし
税引前当期純利益 72 △9.2 8.5%
法人税等 22 △11.5 2.6%
当期純利益 49 △8.6 5.8%

損益計算書に対するコメント: 売上高の減少に伴い、売上総利益も減少しました。販売費及び一般管理費は微増となりましたが、売上総利益の減少幅よりも小さかったため、営業利益率は前期の9.6%から8.4%に低下しました。 営業外収益は前年同期比で大幅に減少していますが、これは主にポイント還元収入の減少によるものです。営業外費用も減少しています。 結果として、経常利益、税引前当期純利益、当期純利益も前年同期比で減少しました。 売上高営業利益率は8.4%であり、前期と比較して低下していますが、利益重視の運営により、一定の収益性を確保しています。

5. キャッシュフロー(記載があれば)

当四半期決算短信には、キャッシュフロー計算書の記載がありません。

6. 今後の展望

株式会社インティメート・マージャーは、2026年9月期通期業績予想に変更はありません。通期予想では、売上高3,704百万円(前期比10.1%増)、営業利益284百万円(同25.1%増)、経常利益283百万円(同23.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益185百万円(同20.6%増)を見込んでいます。 「ポストCookieソリューション」および「AI時代のデータ活用インフラ」としての需要は今後も堅調に推移すると予想され、生成AI領域における高品質なオーディエンスデータへの需要増は、同社の成長を牽引する可能性があります。 一方で、マーケティング支援事業における安定的な収益モデルへの転換、および競争環境の激化への対応が今後の課題となります。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績: DMP事業の単一セグメントであるため、セグメント情報に関連付けた記載はありません。
  • 配当方針: 2026年9月期通期配当予想は0円となっています。
  • 株主還元施策: 現在、積極的な株主還元施策に関する情報は開示されていません。
  • M&Aや大型投資: 現時点では、M&Aや大型投資に関する具体的な情報は開示されていません。
  • 人員・組織変更: 2026年1月15日の取締役会において、取締役(社外取締役を除く)に対する株式報酬型ストック・オプション(新株予約権)の発行を決議しました。これは、企業価値の持続的な向上へのインセンティブ付与と株主との価値共有を目的としています。