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更新: 2025-07-30 16:30:00
決算短信 2025-07-30T16:30

2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

菊水ホールディングス株式会社 (6912)

決算評価: 普通

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

菊水ホールディングス株式会社の2026年3月期第1四半期(2025年4月1日~2025年6月30日)連結決算。売上高はGX・自動車・半導体・データセンター関連の設備投資需要で前年同期比13.5%増の30億5,500万円と好調だったが、仕入コスト・人件費増で営業利益は10.5%減の2億7,800万円にとどまった。純利益は税効果により23.2%増の2億5,700万円。総資産は17,101百万円(前年比-1.9%)と減少したが、自己資本比率81.7%(+1.1pt)と高い水準を維持し、財務基盤は強固。

2. 業績結果

項目 金額(百万円) 前期比(%)
売上高(営業収益) 3,055 +13.5
営業利益 278 -10.5
経常利益 364 -0.1
当期純利益 257 +23.2
1株当たり当期純利益(EPS) 30.96 +22.9
配当金 記載なし -

業績結果に対するコメント: 売上高増は電子計測器群(+13.0%、8億0百万円)と電源機器群(+15.1%、21億5千百万円)の好調による。電子計測器は航空・防衛・電池関連、電源機器は宇宙・車載・半導体・データセンター市場が牽引。海外売上12億7千百万円(+12.4%)も米国・中国・韓国・インドで堅調。一方、修理・校正サービスは-9.2%。減益要因は海外仕入コスト・人件費増。セグメントは単一(電気計測器製造販売)だが、製品群別で成長市場を捉え純利益は税効果で増益。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) | |-----------------------|---------------|-------------| | 流動資産 | 10,915 | -5.8 | | 現金及び預金 | 4,176 | -11.5 | | 受取手形及び売掛金 | 1,797 | -29.2 | | 棚卸資産 | 3,889 | +5.4 | | その他 | 1,053 | +28.0 | | 固定資産 | 6,186 | +5.6 | | 有形固定資産 | 2,286 | -1.3 | | 无形固定資産 | 175 | +217.6 | | 投資その他の資産 | 3,725 | +6.7 | | 資産合計 | 17,101 | -2.0 |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) | |-----------------------|---------------|-------------| | 流動負債 | 2,213 | -12.6 | | 支払手形及び買掛金 | 909 | -4.3 | | 短期借入金 | 記載なし | - | | その他 | 1,304 | +3.5 | | 固定負債 | 917 | +7.2 | | 長期借入金 | 記載なし | - | | その他 | 917 | +7.2 | | 負債合計 | 3,130 | -7.6 |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) | |----------------------------|---------------|-------------| | 株主資本 | 12,577 | -1.4 | | 資本金 | 2,201 | 0.0 | | 利益剰余金 | 8,421 | -2.1 | | その他の包括利益累計額 | 1,394 | +7.0 | | 純資産合計 | 13,971 | -0.6 | | 負債純資産合計 | 17,101 | -2.0 |

貸借対照表に対するコメント: 自己資本比率81.7%(前年80.6%)と極めて高く、財務安全性が高い。流動比率約4.9倍(流動資産/流動負債)、当座比率約3.3倍((現金+受取)/流動負債)と流動性も良好。資産構成は投資有価証券中心の固定資産が主力で、棚卸資産増(生産活動活発化)が特徴。主な変動は現金減少(納税・配当支払い)、棚卸・仕掛品増(売上増対応)、未払法人税等減(納税)。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比(%) 売上高比率
売上高(営業収益) 3,055 +13.5 100.0%
売上原価 1,572 +26.3 51.4%
売上総利益 1,484 +2.4 48.6%
販売費及び一般管理費 1,206 +5.9 39.5%
営業利益 278 -10.5 9.1%
営業外収益 89 +60.0 2.9%
営業外費用 3 +78.5 0.1%
経常利益 364 -0.1 11.9%
特別利益 記載なし - -
特別損失 記載なし - -
税引前当期純利益 364 -0.1 11.9%
法人税等 106 -31.6 3.5%
当期純利益 257 +23.2 8.4%

損益計算書に対するコメント: 売上総利益率48.6%(前年53.8%)と原価率上昇(仕入コスト増)。営業利益率9.1%(前年11.5%)と収益性低下も、営業外収益増(配当・為替益)で経常利益ほぼ横ばい。ROEは高水準推定(純資産1,397億円に対し純利益257百万円、四半期ベース年換算高)。コスト構造は販管費39.5%が主で人件費増が圧迫要因。税効果会計の見積もりで法人税減。

5. キャッシュフロー(記載があれば)

記載なし。減価償却費は598百万円(前年640百万円、前期比-6.5%)。

6. 今後の展望

  • 会社公表業績予想: 第2四半期累計売上620億円(+4.3%)、営業利益85億円(+1.9%)、純利益61億円(+2.2%)。通期売上1,350億円(+0.5%)、営業利益205億円(+2.6%)、純利益145億円(+0.7%)、EPS174.50円。変更なし。
  • 中期計画: パワーエレクトロニクス分野(eモビリティ、次世代エネルギー、パワー半導体、データセンター)を重点にソリューション展開。
  • リスク要因: EVシフト減速、世界経済不透明、為替・物価変動、中国経済停滞。
  • 成長機会: カーボンニュートラル・SDGs・AI需要による設備投資拡大。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績: 単一セグメント(電気計測器等)。製品群別: 電子計測器8億0百万円(+13.0%)、電源機器21億5千百万円(+15.1%)、修理・校正1億1百万円(-9.2%)。
  • 配当方針: 年間53円(第2四半期末0円、期末53円)、変更なし。
  • 株主還元施策: 配当維持。
  • M&Aや大型投資: 記載なし。
  • 人員・組織変更: 記載なし。発行済株式9,900千株(変動なし)。

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