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更新: 2026-02-13 16:30:00
決算 2026-02-13T16:30

2025年12月期決算短信〔日本基準〕(連結)

株式会社CGSホールディングス (6633)

決算評価: 非常に良い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

株式会社CGSホールディングスの2025年12月期連結業績は、売上高、営業利益、経常利益、当期純利益の全てにおいて前期比で大幅な増加を記録し、非常に好調な結果となりました。これは、主力であるCAD/CAMシステム等事業の堅調な推移に加え、新たに連結子会社となった株式会社NDESの収益が通期で計上されたこと、そして金型製造事業の回復が大きく貢献したためです。組織再編やM&Aによる事業基盤の強化も進んでおり、今後のさらなる成長に向けたポジティブな兆候が見られます。

2. 業績結果

科目 2025年12月期(百万円) 2024年12月期(百万円) 前期比(%)
売上高(営業収益) 4,982 3,927 +26.9
営業利益 342 158 +116.3
経常利益 388 220 +75.8
親会社株主に帰属する当期純利益 263 121 +116.6
1株当たり当期純利益(円) 27.78 12.83 +116.6
配当金(年間合計)(円) 10.00 10.00 0.0

業績結果に対するコメント: 当期は、売上高が前期比26.9%増と大幅に増加しました。これは、CAD/CAMシステム等事業における製品販売の堅調な推移に加え、2025年10月より連結子会社となった株式会社NDESの収益が3ヶ月分計上されたことが主な要因です。金型製造事業においても、前年の損失から一転して大幅な増収増益となり、事業全体の回復を示しました。 利益面では、売上高の増加に伴い、営業利益は同116.3%増、経常利益は同75.8%増と大きく伸長しました。特に営業利益率が前期の3.9%から6.9%へと大幅に改善しており、収益性の向上が顕著です。親会社株主に帰属する当期純利益も同116.6%増と、大幅な増加となりました。 1株当たり当期純利益も大きく改善しており、株主価値の向上に繋がっています。配当金は前期と同額の10円ですが、配当性向は前期の78.0%から36.0%へと低下しており、利益成長に見合った配当政策の検討が期待されます。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(百万円) | |------|---------------|----------------| | 流動資産 | 4,223 | +290 | | 現金及び預金 | 2,780 | -86 | | 受取手形及び売掛金 | 486 | +174 | | 棚卸資産 | 41 | -22 | | その他 | 916 | +104 | | 固定資産 | 2,892 | +778 | | 有形固定資産 | 418 | +88 | | 無形固定資産 | 319 | +303 | | 投資その他の資産 | 2,155 | +387 | | 資産合計 | 7,115 | +1,068 |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(百万円) | |------|---------------|----------------| | 流動負債 | 1,898 | +477 | | 支払手形及び買掛金 | 108 | +34 | | 短期借入金 | 記載なし | 記載なし | | その他 | 1,790 | +443 | | 固定負債 | 1,707 | +311 | | 長期借入金 | 記載なし | 記載なし | | その他 | 1,707 | +311 | | 負債合計 | 3,605 | +788 |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(百万円) | |------|---------------|----------------| | 株主資本 | 3,059 | +168 | | 資本金 | 500 | 0 | | 利益剰余金 | 2,551 | +168 | | その他の包括利益累計額 | 451 | -10 | | 純資産合計 | 3,510 | +279 | | 負債純資産合計 | 7,115 | +1,068 |

貸借対照表に対するコメント: 総資産は前期比10億68百万円増加し、71億15百万円となりました。主な増加要因は、のれん(2億98百万円)、繰延税金資産(1億90百万円)、前払費用(2億67百万円)などです。特に無形固定資産の増加は、M&Aによる影響が大きいと考えられます。 負債合計は前期比7億88百万円増加し、36億4百万円となりました。流動負債の増加は、契約負債(1億51百万円)や未払法人税等(41百万円)などが主な要因です。 純資産合計は前期比2億79百万円増加し、35億10百万円となりました。これは、親会社株主に帰属する当期純利益(2億63百万円)の計上による利益剰余金の増加が主な要因です。 自己資本比率は前期の52.8%から47.2%へと低下しましたが、依然として健全な水準を維持しています。流動比率や当座比率などの安全性指標に関する具体的な数値は開示されていませんが、総資産の増加に対して負債の増加が上回ったため、自己資本比率が低下したと考えられます。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比(百万円) 売上高比率(%)
売上高(営業収益) 4,982 +1,055 100.0%
売上原価 記載なし 記載なし 記載なし
売上総利益 記載なし 記載なし 記載なし
販売費及び一般管理費 記載なし 記載なし 記載なし
営業利益 342 +184 6.9%
営業外収益 記載なし 記載なし 記載なし
営業外費用 記載なし 記載なし 記載なし
経常利益 388 +168 7.8%
特別利益 記載なし 記載なし 記載なし
特別損失 記載なし 記載なし 記載なし
税引前当期純利益 記載なし 記載なし 記載なし
法人税等 記載なし 記載なし 記載なし
当期純利益 263 +142 5.3%

損益計算書に対するコメント: 当期は、売上高が前期比26.9%増と大幅に増加し、それに伴い利益も大きく伸長しました。営業利益率は前期の4.0%から6.9%へと大幅に改善しており、収益性の向上が顕著です。経常利益率も前期の3.8%から5.9%へと改善しています。 売上総利益や販売費及び一般管理費に関する詳細な数値は開示されていませんが、営業利益の大幅な増加は、売上高の増加がコスト増加を上回ったこと、あるいはコスト構造の改善によるものと考えられます。 親会社株主に帰属する当期純利益は前期比116.6%増と、大幅な増加となりました。ROE(自己資本利益率)は、前期の3.9%から8.1%へと大きく改善しており、株主資本の効率的な活用が進んでいることを示しています。

5. キャッシュフロー

科目 2025年12月期(百万円) 2024年12月期(百万円) 前期比(百万円)
営業活動によるキャッシュ・フロー 253 209 +44
投資活動によるキャッシュ・フロー △165 △120 -45
財務活動によるキャッシュ・フロー △114 △117 +3
現金及び現金同等物期末残高 2,770 2,789 -18
フリーキャッシュフロー 88 89 -1

キャッシュフローに対するコメント: 営業活動によるキャッシュ・フローは前期比で増加し、2億53百万円となりました。これは、税金等調整前当期純利益の増加が主な要因と考えられます。 投資活動によるキャッシュ・フローは、投資有価証券の取得や有形固定資産の取得により、1億65百万円の支出となりました。 財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払額などにより、1億14百万円の支出となりました。 フリーキャッシュフローは前期比で微減しましたが、依然としてプラスを維持しており、事業活動から生み出されるキャッシュ創出力は堅調と言えます。現金及び現金同等物期末残高は微減しましたが、潤沢な水準を維持しています。

6. 今後の展望

2026年12月期の連結業績予想は、売上高65億51百万円(前期比31.5%増)、営業利益4億42百万円(前期比28.9%増)、経常利益4億85百万円(前期比25.0%増)と、引き続き堅調な成長を見込んでいます。これは、株式会社NDESの収益が通年で加算されること、およびCAD/CAMシステム等事業の適用分野拡大やDX技術の活用によるトータルソリューション提供が寄与するためです。 一方で、親会社株主に帰属する当期純利益は2億14百万円(前期比18.7%減)と減益予想となっています。これは、2025年度に見込まれた繰延税金資産の増加が2026年度は見込まれないこと、および非支配株主に帰属する当期純利益の増加が主な要因です。 金型製造事業においては、自動車のモデルチェンジサイクルの谷間や2025年の好調な反動により、受注の谷間になることが見込まれています。 会社は「製造業DXインテグレーター」としてのシナジー最大化を目指し、コア事業であるCAD/CAMソリューションを中核に、AI、クラウド技術を活用した製造業向けトータルソリューションおよびプラットフォーム提供による成長を目指しています。

7. その他の重要事項

  • 組織再編: 2025年4月1日に純粋持株会社体制へ移行し、CAD/CAMシステム等事業を会社分割により新設会社へ承継しました。また、2025年9月1日に中間事業持株会社を設立しました。
  • M&A: 2025年10月1日に株式会社NDESの株式を取得し、子会社化しました。
  • セグメント別業績:
    • CAD/CAMシステム等事業: 売上高41億32百万円(前期比18.8%増)、セグメント利益2億44百万円(前期比50.5%増)。
    • 金型製造事業: 売上高8億49百万円(前期比89.2%増)、セグメント利益98百万円(前期は3百万円の損失)。
  • 配当方針: 2025年12月期の年間配当金は10円でした。配当性向は36.0%です。2026年12月期の年間配当金予想は10円です。
  • 株主還元施策: 配当金以外に具体的な株主還元施策に関する記載はありません。
  • 人員・組織変更: 組織再編に関する記載はありますが、人員に関する具体的な記載はありません。

【注意事項】 本レポートは、提供された決算短信に基づき作成されており、一部の財務諸表項目については詳細な数値が開示されていないため、「記載なし」としています。また、分析は公開情報に基づいたものであり、将来の業績を保証するものではありません。