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更新: 2025-08-13 14:00:00
決算短信 2025-08-13T14:00

2025年6月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

株式会社グリーンズ (6547)

決算評価: 非常に良い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

株式会社グリーンズの2025年6月期(2024年7月1日~2025年6月30日)連結決算は、ホテル事業の単一セグメントで売上高・利益ともに大幅増を達成し、非常に良好な業績となった。新規店舗22店舗の開業とインバウンド・レジャー需要による客室単価向上(前年比7.7%増)が主な成長ドライバーで、営業利益率は12.7%に改善。総資産は前期比4.5%増の29,405百万円、純資産は30.1%増の10,177百万円と財務基盤も強化された。一方、当期純利益の伸びは税効果の剥落影響でやや抑えられた。

2. 業績結果

項目 金額(百万円) 前期比(%)
売上高(営業収益) 49,645 21.2
営業利益 6,306 25.6
経常利益 5,843 21.0
当期純利益 5,260 7.6
1株当たり当期純利益(EPS) 368.90円 -
配当金 35.00円 -

業績結果に対するコメント: - 増収増益の主因はチョイスブランド(43,146百万円、前年比25.1%増)の新規店舗拡大(22店舗開業)と客室単価向上(10,398円、前年比6.4%増)。稼働率は80.0%と微減も収益純増。オリジナルブランド及びその他事業(6,499百万円、同0.5%増)は既存店単価向上(7,250円、同7.9%増)でカバー。 - 全体客室稼働率79.1%(前年比-0.1pt)、客室単価9,935円(同+7.7%)、店舗数118軒(客室16,692室)。 - 特筆事項:インバウンド需要急増(訪日外客2,000万人突破)とレジャー施策が奏功。個別業績も売上高49,801百万円(21.3%増)と連動。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) | |-----------------------|---------------|-------------| | 流動資産 | 14,322 | 25.0 | | 現金及び預金 | 10,013 | 29.7 | | 受取手形及び売掛金 | 3,064 | 20.4 | | 棚卸資産 | 144 | 39.8 | | その他 | 1,124 | - | | 固定資産 | 15,083 | -0.4 | | 有形固定資産 | 7,130 | 4.7 | | 無形固定資産 | 19 | -86.0 | | 投資その他の資産 | 記載なし | - | | 資産合計 | 29,405 | 10.5 |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) | |-----------------------|---------------|-------------| | 流動負債 | 7,831 | -9.5 | | 支払手形及び買掛金 | 記載なし | - | | 短期借入金 | 記載なし | - | | その他 | 記載なし | - | | 固定負債 | 11,397 | 12.4 | | 長期借入金 | 記載なし | - | | その他 | 記載なし | - | | 負債合計 | 19,228 | 2.3 |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) | |---------------------------|---------------|-------------| | 株主資本 | 記載なし | - | | 資本金 | 記載なし | - | | 利益剰余金 | 記載なし | - | | その他の包括利益累計額 | 記載なし | - | | 純資産合計 | 10,177 | 30.1 | | 負債純資産合計 | 29,405 | 10.5 |

貸借対照表に対するコメント: - 自己資本比率34.6%(前期29.4%)と向上、純資産拡大(主に当期純利益計上とA種優先株式消却)が寄与。 - 流動比率(流動資産/流動負債)約1.83倍(前期約1.32倍)と安全性向上、現金残高急増で当座比率も強化。 - 資産構成:流動資産49%(現金中心)、固定資産51%(有形中心)。負債は固定負債中心(借入金増加)。主な変動:現金+2,293百万円(営業CF寄与)、短期借入金減少・長期借入金増加で財務構造安定化。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比(%) 売上高比率(%)
売上高(営業収益) 49,645 21.2 100.0
売上原価 記載なし - -
売上総利益 記載なし - -
販売費及び一般管理費 記載なし - -
営業利益 6,306 25.6 12.7
営業外収益 記載なし - -
営業外費用 記載なし - -
経常利益 5,843 21.0 11.8
特別利益 記載なし - -
特別損失 記載なし - -
税引前当期純利益 記載なし - -
法人税等 記載なし - -
当期純利益 5,260 7.6 10.6

損益計算書に対するコメント: - 営業利益率12.7%(前期12.3%)、経常利益率11.8%(同11.8%)、当期純利益率10.6%(同11.9%)と収益性安定。ROEは58.4%(前期74.1%)と高水準も前期比低下。 - コスト構造:詳細不明だが、客室単価向上で原価率抑制推定。人件費・エネルギー高騰圧力も吸収。 - 主な変動要因:売上増(新規出店・単価UP)と営業レバレッジ効果。純利益伸び鈍化は税負担増(繰越欠損金解消)。

5. キャッシュフロー(記載があれば)

  • 営業活動によるキャッシュフロー:7,063百万円(前期6,013百万円)
  • 投資活動によるキャッシュフロー:△952百万円(前期△1,658百万円)
  • 財務活動によるキャッシュフロー:△3,817百万円(前期△3,362百万円)
  • フリーキャッシュフロー:6,111百万円(営業+投資) 現金及び現金同等物期末残高:10,013百万円(前期7,720百万円)。営業CF堅調(税引前利益・減価償却費寄与)、投資CF改善(有形固定資産取得抑制)。

6. 今後の展望

  • 業績予想(2026年6月期):売上高53,200百万円(+7.2%)、営業利益6,500百万円(+3.1%)、経常利益6,400百万円(+9.5%)、当期純利益3,600百万円(△31.6%、税増影響)。
  • 中期経営計画「GREENS SUSTAINABLE JOURNEY 2028」:出店加速(2026年3店舗予定:水戸・札幌・千歳)、レジャー/ロードサイドブランド強化、人材投資。
  • リスク要因:人件費・物価上昇、人手不足、地政学リスク。
  • 成長機会:インバウンド継続、店舗リニューアル、人的資本経営。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績:単一セグメント(ホテル事業)。ブランド別:チョイスブランド43,146百万円(25.1%増)、オリジナル等6,499百万円(0.5%増)。
  • 配当方針:期末35円(配当性向9.5%、純資産配当率8.2%)。2026年予想40円。A種優先株式配当40,000円。
  • 株主還元施策:配当増配傾向、自己株式取得(2,428百万円支出)。
  • M&Aや大型投資:記載なし。新規出店・リブランド中心。
  • 人員・組織変更:記載なし。人材確保・組織風土醸成を重点戦略に掲げる。

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