適時開示情報 要約速報

更新: 2026-04-03 09:15:43
決算 2026-02-12T15:30

2025年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

WASHハウス株式会社 (6537)

決算評価: 悪い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

WASHハウス株式会社の2025年12月期連結決算は、売上高が大幅に増加したものの、利益面では厳しい結果となりました。売上高は前年同期比21.4%増と堅調に推移しましたが、営業利益は同13.9%減、親会社株主に帰属する当期純利益は同65.8%減と大幅に落ち込みました。これは、海外初出店や店舗リニューアルへの先行投資、そしてセルフランドリー事業に影響を与える厳しい気象条件が主な要因です。コンテナ事業は大幅に伸長し、プラス要因となりましたが、セルフランドリー事業のFC部門における新規出店数が計画を下回ったことが、利益減少に拍車をかけました。2026年12月期は売上高の大幅な増加を見込んでいますが、利益の回復が今後の重要な課題となります。

2. 業績結果

科目 金額(百万円) 前期比 (%)
売上高(営業収益) 2,529 21.4
営業利益 19 △13.9
経常利益 63 155.6
親会社株主に帰属する当期純利益 10 △65.8
1株当たり当期純利益(円銭) 1.55 △65.8
配当金(年間)

業績結果に対するコメント: 売上高は、セルフランドリー事業のFC部門における新規出店数減少や店舗運営部門の売上高減少があったものの、コンテナ事業の飛躍的な成長(前年同期比29,446.8%増)により、全体として大幅な増加を達成しました。しかし、営業利益は、海外初出店や店舗リニューアルへの先行投資、そして厳しい気象条件による既存店売上への影響などが響き、大幅な減少となりました。経常利益は、営業外収益の増加などにより大幅に増加しましたが、これは一時的な要因である可能性も考慮する必要があります。当期純利益も、営業利益の減少に加え、法人税等の変動などにより大幅な減少となりました。1株当たり当期純利益も同様に大幅な減少を示しています。配当金については、当期は実施されていません。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】

科目 金額(百万円) 前期比 (%)
流動資産 記載なし 記載なし
現金及び預金 1,085 記載なし
受取手形及び売掛金 記載なし △17
棚卸資産 記載なし 118
その他 記載なし 記載なし
固定資産 記載なし 記載なし
有形固定資産 記載なし 104
無形固定資産 記載なし 記載なし
投資その他の資産 記載なし 記載なし
資産合計 4,390 7.5

【負債の部】

科目 金額(百万円) 前期比 (%)
流動負債 記載なし 記載なし
支払手形及び買掛金 記載なし △46
短期借入金 記載なし 300
その他 記載なし 記載なし
固定負債 記載なし 記載なし
長期借入金 記載なし △40
その他 記載なし 記載なし
負債合計 2,549 12.6

【純資産の部】

科目 金額(百万円) 前期比 (%)
株主資本 記載なし 記載なし
資本金 記載なし 記載なし
利益剰余金 記載なし 記載なし
その他の包括利益累計額 記載なし 記載なし
純資産合計 1,840 1.1
負債純資産合計 4,390 7.5

貸借対照表に対するコメント: 資産合計は前期比7.5%増の4,390百万円となりました。主な増加要因は、現金及び預金の増加、棚卸資産の増加、有形固定資産の増加です。一方で、受取手形及び売掛金の減少も見られます。負債合計は前期比12.6%増の2,549百万円となりました。短期借入金の増加が主な要因です。純資産合計は前期比1.1%増の1,840百万円となりました。これは、当期純利益の計上によるものです。 自己資本比率は39.7%であり、前期の42.3%から低下していますが、依然として健全な水準を維持しています。流動比率や当座比率などの安全性指標に関する詳細なデータは記載されていませんが、短期借入金の増加は財務の安全性を若干圧迫する可能性があります。資産構成としては、固定資産の増加が目立ち、これは店舗リニューアルや海外進出への投資を示唆していると考えられます。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比 (%) 売上高比率 (%)
売上高(営業収益) 2,529 21.4 100.0%
売上原価 記載なし 記載なし 記載なし
売上総利益 記載なし 記載なし 記載なし
販売費及び一般管理費 記載なし 記載なし 記載なし
営業利益 19 △13.9 0.8%
営業外収益 記載なし 記載なし 記載なし
営業外費用 記載なし 記載なし 記載なし
経常利益 63 155.6 2.5%
特別利益 記載なし 記載なし 記載なし
特別損失 記載なし 記載なし 記載なし
税引前当期純利益 記載なし 記載なし 記載なし
法人税等 記載なし 記載なし 記載なし
当期純利益 10 △65.8 0.4%

損益計算書に対するコメント: 売上高は大幅に増加しましたが、売上高営業利益率は0.8%と低迷しました。これは、売上原価や販売費及び一般管理費の増加が売上高の伸びを上回ったことを示唆しています。経常利益は大幅に増加しましたが、これは営業外収益の増加によるもので、本業の収益力とは必ずしも一致しません。当期純利益は、営業利益の減少に加え、法人税等の影響もあり、大幅に減少しました。 ROE(自己資本利益率)や総資産利益率(ROA)に関する詳細なデータは記載されていませんが、当期純利益の減少から、これらの収益性指標も悪化していると推測されます。コスト構造としては、セルフランドリー事業のFC部門における新規出店数の減少や、店舗運営部門の売上高減少が、利益を圧迫した要因と考えられます。一方で、コンテナ事業の売上高が大幅に増加したことは、事業の多角化という点ではポジティブな要素です。

5. キャッシュフロー

  • 営業活動によるキャッシュフロー: △34百万円(前年同期は234百万円の増加)
  • 投資活動によるキャッシュフロー: △116百万円(前年同期は△167百万円の支出)
  • 財務活動によるキャッシュフロー: 229百万円(前年同期は△98百万円の支出)
  • フリーキャッシュフロー: 記載なし

キャッシュフローに対するコメント: 営業活動によるキャッシュフローがマイナスに転じたことは懸念材料です。これは、棚卸資産の増加や仕入債務の減少などが影響したと考えられます。投資活動によるキャッシュフローは、有形固定資産の取得などにより支出超過となりました。財務活動によるキャッシュフローは、短期借入金の増加などによりプラスとなりました。全体として、営業活動でのキャッシュ創出力の低下が、今後の資金繰りに影響を与える可能性があります。

6. 今後の展望

会社は、創業以来の目標である「洗濯を無料で提供する」ことの実現に向け、「プラットフォームとしてのセルフランドリー事業」の成長を掲げています。2026年12月期連結会計年度においては、日本国内では九州・四国・関西を中心に新規出店を進め、店舗網を拡大させる計画です。海外展開も進める方針です。 業績予想としては、2026年12月期通期で売上高3,439百万円(前期比36.0%増)、営業利益195百万円(前期比918.6%増)、経常利益181百万円(前期比184.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益86百万円(前期比706.5%増)を見込んでおり、大幅な増収増益を計画しています。 しかし、2025年12月期の厳しい利益結果を踏まえると、この業績予想の達成には、計画通りの新規出店、既存店の売上回復、そしてコスト管理の徹底が不可欠となります。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績:
    • セルフランドリー事業: 売上高2,126百万円(前期比2.1%増)、セグメント損失6百万円(前期はセグメント利益20百万円)。FC部門の売上高は359百万円(前期比38.6%増)となったものの、店舗運営部門の売上高は1,766百万円(前期比3.1%減)となりました。
    • コンテナ事業: 売上高402百万円(前期比29,446.8%増)、セグメント利益25百万円。
  • 配当方針: 2024年12月期、2025年12月期ともに配当金の実施はありません。2026年12月期も配当予想は0円となっています。
  • 株主還元施策: 現時点では、積極的な株主還元策は見られません。
  • M&Aや大型投資: 中華人民共和国に連結子会社「WASHHOUSE(Qingdao)CO.,LTD.」を設立し、海外初出店を果たしました。また、系統用分散型蓄電池事業における業務提携契約を締結し、再生可能エネルギー設備の導入を推進しています。
  • 人員・組織変更: 記載なし。
  • その他:
    • 2025年12月15日に、中華人民共和国に連結子会社を設立し、海外初出店を実施しました。
    • コンテナ事業では、ホテル「1NLDK」ブランドとして2拠点オープンしました。
    • ECサイト「WASHハウスオンラインストア」を新規開設しました。
    • 2025年12月期末のセルフランドリー店舗数は571店舗(前期比12店舗減)となりました。FC店舗は19店舗減少しましたが、直営店舗は7店舗増加しました。