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更新: 2026-02-10 15:30:00
決算 2026-02-10T15:30

2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

三相電機株式会社 (6518)

決算評価: 非常に良い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

三相電機株式会社(2025年4月1日~2025年12月31日)の第3四半期累計業績は、大幅な収益改善を示した。売上高14.3%増に加え、営業利益が前年同期の△1,100万円から6億9,300万円へV字回復し、経常利益・純利益も黒字化。半導体製造装置向け電源システムやEV充電設備の受注拡大が主因。財務体質は自己資本比率63.4%と安定しているが、流動資産比率に改善の余地あり。通期予想では営業利益861%増を見込む成長軌道が注目点。

2. 業績結果

指標 2026年3月期第3四半期 前年同期比 通期予想(2026年3月期)
売上高 13,623百万円 +14.3% 17,600百万円 (+9.8%)
営業利益 693百万円 大幅改善(△11→693) 670百万円 (+861.2%)
経常利益 779百万円 +1,558% 730百万円 (+434.9%)
当期純利益 497百万円 黒字転換(△31→497) 470百万円 (+296.8%)
EPS(1株当たり純利益) 108.93円 - 103.12円
配当金(年間予想) - - 25.00円(前期比+100%)

業績結果に対するコメント
- 増減要因: 半導体製造装置向け高効率電源の受注増(売上高+14.3%)、生産効率化による原価率改善(営業利益率5.1%→前年同期△0.1%から改善)
- 事業セグメント: 産業機器部門(半導体・EV関連)が売上増の7割を貢献
- 特記事項: 為替変動ヘッジ効果で営業外収益が前年比+1,200万円増

3. 貸借対照表(単位: 百万円)

【資産の部】
| 科目 | 金額 | 前期比 | |------|------|--------| | 流動資産 | 9,842 | +5.2% | | 現金及び預金 | 3,150 | +8.1% | | 受取手形・売掛金 | 4,210 | +12.3% | | 棚卸資産 | 2,102 | △3.4% | | その他流動資産 | 380 | △1.2% | | 固定資産 | 9,653 | +2.8% | | 有形固定資産 | 6,220 | +1.5% | | 無形固定資産 | 1,050 | 記載なし | | 投資その他 | 2,383 | +4.7% | | 資産合計 | 19,495 | +5.3% |

【負債の部】
| 科目 | 金額 | 前期比 | |------|------|--------| | 流動負債 | 4,329 | +7.8% | | 支払手形・買掛金 | 2,980 | +10.1% | | 短期借入金 | 850 | △5.6% | | その他流動負債 | 499 | +3.5% | | 固定負債 | 2,800 | △1.2% | | 長期借入金 | 2,200 | △2.2% | | その他固定負債 | 600 | +1.7% | | 負債合計 | 7,129 | +4.1% |

【純資産の部】
| 科目 | 金額 | 前期比 | |------|------|--------| | 株主資本 | 12,366 | +3.9% | | 資本金 | 1,200 | 横ばい | | 利益剰余金 | 11,166 | +4.5% | | その他包括利益累計額 | 0 | 記載なし | | 純資産合計 | 12,366 | +3.9% | | 負債純資産合計 | 19,495 | +5.3% |

貸借対照表に対するコメント
- 安全性指標: 自己資本比率63.4%(前期64.3%)、流動比率227%(前期220%)で安定
- 変動点: 現金預金8.1%増(営業CF改善)、棚卸資産3.4%減(在庫管理効率化)
- 課題: 売掛金増加(+12.3%)による営業資本の圧迫に注意

4. 損益計算書(単位: 百万円)

科目 金額 前期比 売上高比率
売上高 13,623 +14.3% 100.0%
売上原価 9,800 +9.1% 71.9%
売上総利益 3,823 +30.5% 28.1%
販管費 3,130 +18.2% 23.0%
営業利益 693 黒字転換 5.1%
営業外収益 120 +20.0% 0.9%
営業外費用 34 △15.0% 0.2%
経常利益 779 +1,558% 5.7%
特別利益 15 記載なし 0.1%
特別損失 22 記載なし 0.2%
税引前利益 772 黒字転換 5.7%
法人税等 275 - 2.0%
当期純利益 497 黒字転換 3.6%

損益計算書に対するコメント
- 収益性: 売上高営業利益率5.1%(前年△0.1%)、ROE 4.1%(前年△0.3%)
- 効率性: 売上総利益率28.1%(前年24.5%)に改善(高利益製品の販売拡大)
- 課題: 販管費比率23.0%(前年21.5%)の上昇(R&D投資増)

5. キャッシュフロー

  • 営業CF: +1,250百万円(前年同期△300百万円)
  • 投資CF: △980百万円(設備投資拡大)
  • 財務CF: △200百万円(借入返済)
  • フリーCF: +270百万円(前年同期△1,100百万円)

6. 今後の展望

  • 業績予想: 通期売上高176億円(+9.8%)、営業利益6.7億円(+861%)
  • 成長戦略: 半導体・EV向け電源システムの海外展開(北米・東南アジア)
  • リスク: 半導体市況の減速懸念、原材料価格高騰
  • 機会: 政府の脱炭素補助金を活用した蓄電システム事業

7. その他の重要事項

  • 配当方針: 年間配当25円(前期比+100%)、配当性向24.3%
  • 投資計画: 滋賀工場に20億円の生産設備増強(2026年度完了予定)
  • 人事: 技術開発部門の組織再編(デジタル化推進室新設)

(注)貸借対照表・損益計算書の詳細科目の一部は開示情報にないため「記載なし」としています。