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更新: 2026-04-03 09:15:37
決算 2026-02-13T15:10

2025年12月期決算短信〔日本基準〕(連結)

株式会社ハマイ (6497)

決算評価: 良い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

株式会社ハマイの2025年12月期連結決算は、売上高、営業利益、親会社株主に帰属する当期純利益の全てにおいて前期比で増加し、堅調な業績を示しました。LPG容器用バルブ部門や高圧ガスバルブ・ガス関連設備機器部門の好調、および製品値上げの浸透が売上増加に貢献しました。収益面では、増収効果がコスト増を上回り、利益率も改善傾向にあります。特に、前期に計上した特別損失の反動が当期純利益を大きく押し上げました。

2. 業績結果

科目 金額(百万円) 前期比(百万円) 前期比(%)
売上高(営業収益) 12,715 +622 +5.1%
営業利益 1,222 +105 +9.4%
経常利益 1,205 +117 +10.7%
当期純利益 969 +572 +144.3%
1株当たり当期純利益(EPS) 96.9 記載なし 記載なし
配当金 1株当たり40円 記載なし 記載なし

業績結果に対するコメント: 売上高は、LPG容器用バルブ部門の増収、高圧ガスバルブ・ガス関連設備機器部門の増収、黄銅削り粉の売上増加などが寄与し、前期比5.1%増となりました。配管用バルブ部門は半導体製造装置向け需要の回復遅れにより減収となりましたが、全体としては増収を達成しました。 収益面では、増収効果が原材料価格高騰の影響を上回り、営業利益は前期比9.4%増となりました。経常利益も同様に増加しています。 当期純利益は、前期に計上した独占禁止法関連損失(特別損失)の反動が大きく、前期比144.3%増と大幅な増加となりました。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(百万円) | |----------------------|----------------|-----------------| | 流動資産 | 12,514 | +103 | | 現金及び預金 | 4,248 | -86 | | 受取手形及び売掛金 | 3,361 | +133 | | 棚卸資産 | 3,540 | +220 | | その他 | 1,365 | +114 | | 固定資産 | 9,788 | +552 | | 有形固定資産 | 5,068 | +99 | | 無形固定資産 | 24 | -6 | | 投資その他の資産 | 4,696 | +459 | | 資産合計 | 22,302 | +656 |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(百万円) | |------------------|----------------|-----------------| | 流動負債 | 2,994 | -493 | | 支払手形及び買掛金 | 1,016 | -147 | | 短期借入金 | 記載なし | 記載なし | | その他 | 1,978 | -346 | | 固定負債 | 2,210 | +109 | | 長期借入金 | 記載なし | 記載なし | | その他 | 2,210 | +109 | | 負債合計 | 5,204 | -384 |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(百万円) | |------------------------|----------------|-----------------| | 株主資本 | 16,902 | +1,039 | | 資本金 | 記載なし | 記載なし | | 利益剰余金 | 16,902 | +1,039 | | その他の包括利益累計額 | 204 | 記載なし | | 純資産合計 | 17,106 | +1,039 | | 負債純資産合計 | 22,310 | +655 |

貸借対照表に対するコメント: 自己資本比率は、前期比で上昇し、財務の健全性が向上しています。流動資産は増加しましたが、これは主に売掛金や棚卸資産の増加によるものです。固定資産では、投資有価証券の増加が目立ちます。負債合計は減少しており、特に流動負債の減少が顕著です。純資産は利益剰余金の増加により大幅に増加し、自己資本の充実が進んでいます。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比(百万円) 売上高比率
売上高(営業収益) 12,715 +622 100.0%
売上原価 8,474 +470 66.7%
売上総利益 4,241 +152 33.3%
販売費及び一般管理費 3,019 +47 23.7%
営業利益 1,222 +105 9.6%
営業外収益 101 +13 0.8%
営業外費用 118 -5 0.9%
経常利益 1,205 +117 9.5%
特別利益 記載なし 記載なし 記載なし
特別損失 記載なし -572 記載なし
税引前当期純利益 1,205 +690 9.5%
法人税等 236 -118 1.9%
当期純利益 969 +572 7.6%

損益計算書に対するコメント: 売上総利益率は前期比で若干改善しています。販売費及び一般管理費は増加しましたが、売上高の増加率を下回ったため、営業利益率は前期比で0.3ポイント上昇し9.6%となりました。 営業外損益はほぼ横ばいですが、特別損失が前期に計上された独占禁止法関連損失の反動で当期は計上されなかったため、税引前当期純利益は大幅に増加しました。 当期純利益率は7.6%となり、前期比で4.5ポイント上昇しました。

5. キャッシュフロー

  • 営業活動によるキャッシュフロー: 651百万円の収入(前期: 535百万円の収入)
  • 投資活動によるキャッシュフロー: 437百万円の支出(前期: 442百万円の支出)
  • 財務活動によるキャッシュフロー: 285百万円の支出(前期: 310百万円の支出)
  • フリーキャッシュフロー: 214百万円の収入(営業CF - 投資CF)

キャッシュフローに対するコメント: 営業活動によるキャッシュフローは、税金等調整前当期純利益の計上と減価償却費の影響により、前期比で増加しました。投資活動では、主に有形固定資産の取得による支出がありました。財務活動では、配当金の支払いが主な支出要因です。全体として、営業活動で得たキャッシュフローが投資活動や財務活動の支出を上回っており、健全なキャッシュフロー状況と言えます。

6. 今後の展望

2026年12月期の連結業績予想は、売上高131億円、営業利益12.5億円、経常利益13.8億円、親会社株主に帰属する当期純利益9.8億円を見込んでいます。これは、2025年12月期と比較して、売上高、営業利益、経常利益、当期純利益の全てにおいて増加予想です。 同社は新たな中期経営計画「2226中期経営計画」を策定しており、詳細についてはウェブサイトで公開されています。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績:
    • バルブ事業: 売上高107億1千8百万円(前期比7.5%増)、営業利益8億3千8百万円(前期比14.2%増)
    • 不動産賃貸事業: 売上高5億7千7百万円(前期比0.1%増)、営業利益3億8千4百万円(前期比0.1%増)
  • 配当方針: 業績に対応した配当を行い、内部留保の充実に留意しつつ、経営成績を勘案して配当を行う方針です。
  • 株主還元施策: 当期は中間配当15円に加え、期末配当25円を実施し、年間40円の配当となりました。
  • M&Aや大型投資: 記載なし。
  • 人員・組織変更: 記載なし。
  • 継続企業の前提に関する重要事象等: 該当事項なし。