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更新: 2026-04-03 09:15:30
決算 2026-02-13T16:00

2026年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

株式会社オーイズミ (6428)

決算評価: 非常に良い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

株式会社オーイズミの2026年3月期第3四半期連結累計期間(2025年4月1日~2025年12月31日)の業績は、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益の全てにおいて前年同期比で大幅な増加を達成し、非常に好調な結果となりました。特に利益面での伸びが顕著であり、収益性の改善が目立ちます。これは、食品・EC事業におけるOEM事業の拡大やブランド強化、アミューズメント事業におけるスマート遊技機の普及に伴う集客回復などが主な要因と考えられます。貸借対照表においては、総資産が増加する一方で、自己資本比率は若干低下しましたが、依然として健全な水準を維持しています。

2. 業績結果

科目 金額(百万円) 前期比 (%)
売上高(営業収益) 17,218 +7.4%
営業利益 885 +117.5%
経常利益 872 +120.0%
親会社株主に帰属する四半期純利益 900 +33.0%
1株当たり当期純利益(EPS) 40.05円 -
配当金(年間予想) 12.0円 -

業績結果に対するコメント: 当第3四半期連結累計期間における業績は、売上高が前年同期比7.4%増と堅調に推移しました。特に利益面では、営業利益が同117.5%増、経常利益が同120.0%増と大幅な増加を記録しました。これは、食品・EC事業におけるOEM事業の拡大、ブランドイメージの浸透、海外バイヤーからの引き合い増加などが貢献したことに加え、アミューズメント事業においてもスマート遊技機の市場導入に伴う集客数の増加や稼働回復が売上・利益に寄与したためと考えられます。親会社株主に帰属する四半期純利益も同33.0%増と堅調に推移しました。1株当たり当期純利益は40.05円となっています。年間配当予想は12.0円となっています。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】

科目 金額(百万円) 前期比 (%)
流動資産 17,871 -0.3%
現金及び預金 8,292 +18.9%
受取手形及び売掛金 1,401 -7.8%
棚卸資産 4,066 -13.5%
その他 4,112 -
固定資産 23,673 +12.6%
有形固定資産 19,418 +13.7%
無形固定資産 1,832 -7.7%
投資その他の資産 2,423 +23.6%
資産合計 41,545 +6.6%

【負債の部】

科目 金額(百万円) 前期比 (%)
流動負債 9,002 +4.3%
支払手形及び買掛金 918 +70.6%
短期借入金 2,945 +19.1%
その他 5,139 -
固定負債 13,563 +12.8%
長期借入金 11,350 +17.4%
その他 2,213 -
負債合計 22,565 +9.3%

【純資産の部】

科目 金額(百万円) 前期比 (%)
株主資本 18,835 +3.5%
資本金 1,006 0.0%
利益剰余金 17,159 +3.8%
その他の包括利益累計額 144 +40.8%
純資産合計 18,979 +3.7%
負債純資産合計 41,545 +6.6%

貸借対照表に対するコメント: 当第3四半期連結会計期間末の総資産は41,545百万円となり、前連結会計年度末に比べ6.6%増加しました。流動資産は微減しましたが、現金及び預金が大幅に増加しています。固定資産は、賃貸用不動産の取得や新工場建設に伴う建設仮勘定の増加などにより、12.6%増加しました。負債合計は9.3%増加し、特に短期借入金や長期借入金が増加しています。純資産合計は3.7%増加し、利益剰余金の増加が主な要因です。自己資本比率は45.7%となり、前連結会計年度末から1.3ポイント減少しましたが、依然として健全な水準を維持しています。流動比率や当座比率などの安全性指標については、詳細なデータがないため分析できませんが、現金及び預金の増加は短期的な支払い能力の向上を示唆しています。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比 (%) 売上高比率 (%)
売上高(営業収益) 17,218 +7.4% 100.0%
売上原価 11,067 +0.8% 64.3%
売上総利益 6,151 +20.9% 35.7%
販売費及び一般管理費 5,266 +10.9% 30.6%
営業利益 885 +117.5% 5.1%
営業外収益 134 +58.9% 0.8%
営業外費用 147 +55.1% 0.9%
経常利益 872 +120.0% 5.1%
特別利益 387 -45.8% 2.2%
特別損失 3 -94.1% 0.0%
税引前当期純利益 1,256 +19.7% 7.3%
法人税等 355 -4.5% 2.1%
当期純利益 900 +33.0% 5.2%

損益計算書に対するコメント: 売上高は前年同期比7.4%増の17,218百万円となりました。売上原価の増加率が売上高の増加率を下回ったことにより、売上総利益は同20.9%増と大きく伸び、売上高総利益率は35.7%に改善しました。販売費及び一般管理費は同10.9%増加しましたが、売上高の伸びを下回ったため、営業利益は同117.5%増と大幅に増加し、営業利益率は5.1%となりました。営業外収益の増加や営業外費用の増加を考慮しても、経常利益は同120.0%増と大幅に増加しました。特別利益は前年同期に比べて減少しましたが、税引前当期純利益は同19.7%増となりました。法人税等の減少もあり、当期純利益は同33.0%増の900百万円となりました。売上高営業利益率、ROEなどの収益性指標については、詳細なデータがないため分析できませんが、利益段階での大幅な改善は、コスト管理の効率化や収益性の高い事業へのシフトが進んでいることを示唆しています。

5. キャッシュフロー(記載があれば)

開示資料には、キャッシュフロー計算書の詳細な記載はありませんでした。

6. 今後の展望

2026年3月期の連結業績予想は、売上高22,600百万円(前期比12.4%増)、営業利益650百万円(同594.5%増)、経常利益630百万円(同772.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益670百万円(同172.0%増)と、通期で大幅な増収増益を見込んでいます。これは、第3四半期までの好調な業績を踏まえたものであり、引き続き食品・EC事業の拡大やアミューズメント事業の回復が牽引すると考えられます。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績:
    • 食品・EC事業: 売上高7,278百万円(前年同期比5.9%増)、セグメント利益155百万円(同7.3%増)。OEM事業の拡大、海外取引国の拡大、新工場稼働による生産能力・効率向上を目指しています。
    • アミューズメント事業: 売上高8,523百万円(前年同期比8.9%増)、セグメント利益442百万円(前年同期は9百万円の損失)。スマスロやパチンコ機の販売が貢献。周辺機器部門は縮小化を図り、経営資源を成長事業へシフト。
    • 不動産事業: 売上高636百万円(前年同期比4.5%増)、セグメント利益283百万円(同8.8%減)。賃貸用不動産の取得と同時に、保有資産の見直しも実施。
    • 電気事業: 売上高780百万円(前年同期比6.6%増)、セグメント利益420百万円(同8.6%増)。安定した収益を確保。
  • 配当方針: 2026年3月期の年間配当予想は12.0円です。
  • 株主還元施策: 開示情報からは、具体的な株主還元施策に関する詳細な記載はありません。
  • M&Aや大型投資: 食品・EC事業における工場新設(2026年1月引き渡し完了、5月初旬稼働予定)、不動産事業における東京都中央区内及び豊島区内への賃貸用不動産取得が挙げられます。
  • 人員・組織変更: 開示情報からは、人員・組織変更に関する特筆すべき記載はありません。