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更新: 2026-04-03 09:15:43
決算 2026-02-12T15:30

2026年9月期 第1四半期決算短信[日本基準](連結)

株式会社グローバルキッズCOMPANY (6189)

決算評価: 非常に良い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

株式会社グローバルキッズCOMPANYは、2026年9月期第1四半期(2025年10月1日~2025年12月31日)において、大幅な増収増益を達成しました。これは、連結子会社となったアソシエ・アカデミーグループの業績寄与に加え、保育事業におけるマーケティング強化、職員配置の適正化、コスト削減努力が奏功したことによります。外部環境の変化に対応しつつ、積極的な経営戦略を実行した結果、収益性が大きく向上しました。

2. 業績結果

科目 金額(百万円) 前期比 (%)
売上高(営業収益) 7,940 +25.5%
EBITDA 587 +58.4%
営業利益 351 +114.7%
経常利益 336 +111.8%
親会社株主に帰属する四半期純利益 209 +111.3%
1株当たり当期純利益(EPS) 22.03円 -
配当金(年間予想) 40.00円 -

業績結果に対するコメント: 当第1四半期は、連結子会社となったアソシエ・アカデミーグループの寄与が大きく、売上高は前年同期比25.5%増と大幅に増加しました。利益面では、売上原価率の改善やICT費用減少などにより、営業利益、経常利益、当期純利益ともに前年同期比で100%を超える大幅な増加を記録し、非常に好調な結果となりました。EBITDAも大幅に増加しており、事業の収益力が向上していることが伺えます。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 (%) | |----------------------|----------------|------------| | 流動資産 | 7,116 | +7.6% | | 現金及び預金 | 2,832 | +7.2% | | 未収入金及び契約資産 | 3,544 | +10.4% | | 前払費用 | 729 | -2.8% | | その他 | 10 | +11.1% | | 固定資産 | 13,036 | -3.1% | | 有形固定資産 | 8,478 | -2.0% | | 土地 | 692 | 0.0% | | 建物及び構築物(純額) | 7,491 | -2.3% | | その他(純額) | 294 | -3.3% | | 無形固定資産 | 2,120 | -2.0% | | ソフトウェア | 167 | -9.2% | | のれん | 1,944 | -1.0% | | 投資その他の資産 | 2,437 | -7.6% | | 敷金及び保証金 | 2,014 | -0.4% | | 繰延税金資産 | 95 | -64.9% | | 資産合計 | 20,152 | +0.4% |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 (%) | |----------------------|----------------|------------| | 流動負債 | 5,171 | +7.6% | | 短期借入金 | 1,010 | +83.6% | | 1年内返済予定の長期借入金 | 747 | -0.8% | | 未払金 | 1,774 | +15.4% | | 前受金 | 467 | +95.4% | | 賞与引当金 | 379 | -53.4% | | その他 | 745 | +14.4% | | 固定負債 | 7,248 | -4.0% | | 長期借入金 | 5,168 | -4.0% | | 退職給付に係る負債 | 545 | +2.5% | | 繰延税金負債 | 1,110 | -7.9% | | 負債合計 | 12,420 | +0.6% |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 (%) | |----------------------|----------------|------------| | 株主資本 | 7,699 | +0.2% | | 資本金 | 1,321 | 0.0% | | 利益剰余金 | 4,369 | +0.4% | | その他の包括利益累計額 | 32 | -3.0% | | 純資産合計 | 7,731 | +0.2% | | 負債純資産合計 | 20,152 | +0.4% |

貸借対照表に対するコメント: 自己資本比率は38.4%で、前期末と同じ水準を維持しており、財務の安定性は概ね良好です。流動資産は未収入金及び契約資産の増加により増加しましたが、固定資産は減少傾向にあります。負債では、短期借入金が大幅に増加している点が注目されます。これは、M&Aに伴う資金調達や一時的な運転資金の増加によるものと考えられます。純資産は利益剰余金の増加により微増しています。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比 (%) 売上高比率 (%)
売上高(営業収益) 7,940 +25.5% 100.0%
売上原価 7,056 +23.5% 88.9%
売上総利益 883 +38.8% 11.1%
販売費及び一般管理費 532 +12.7% 6.7%
営業利益 351 +114.7% 4.4%
営業外収益 4 +300.0% 0.1%
営業外費用 19 +216.7% 0.2%
経常利益 336 +111.8% 4.2%
特別利益 1 - 0.0%
特別損失 0 - 0.0%
税引前当期純利益 336 +111.8% 4.2%
法人税等 126 +110.0% 1.6%
当期純利益 209 +111.3% 2.6%

損益計算書に対するコメント: 売上高の増加に伴い、売上原価も増加しましたが、売上総利益率は11.1%と前期の8.5%から大幅に改善しました。これは、アソシエ・アカデミーグループの収益性向上や、消耗品費、水道光熱費などの費用抑制努力が寄与したと考えられます。販売費及び一般管理費は売上高の伸びを下回る増加率に留まり、営業利益率は4.4%と前期の2.6%から大きく改善しました。経常利益、当期純利益も同様に大幅な増加を示しており、収益性が著しく向上しています。

5. キャッシュフロー(記載があれば)

当第1四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていません。 ただし、以下の情報が記載されています。 - 減価償却費:211百万円 - のれんの償却額:24百万円

6. 今後の展望

株式会社グローバルキッズCOMPANYは、2026年9月期通期で売上高330億円(前期比22.2%増)、営業利益12億円(同39.8%増)、経常利益11億20百万円(同38.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益6億50百万円(同79.6%増)という業績予想を発表しています。これは、当第1四半期の好調な業績を踏まえ、さらなる成長を目指す意欲を示しています。 中期経営計画「2030トリプルトラスト」では、保育事業の質向上、新規事業の開拓、ICT戦略の強化、人事戦略、資本戦略などを推進し、2030年に「職員と親子と地域に最も信頼される存在」となることを目指しています。特に、東京都及び横浜市を中心としたM&Aによる規模拡大や、「こども誰でも通園制度」の本格実施、東京都独自の保育料無償化などが事業拡大の機会となると考えられます。 リスク要因としては、少子化の進行や待機児童数の減少、保育士不足などが挙げられますが、政府の少子化対策や保育士の処遇改善策などが追い風となる可能性もあります。

7. その他の重要事項

  • セグメント情報: 「子育て支援事業」の単一セグメントであるため、記載は省略されています。
  • 配当方針: 2026年9月期通期予想として、年間配当金40.00円(第1四半期末20.00円、期末20.00円)を予定しており、株主還元にも配慮しています。
  • M&A: 2025年7月31日付で株式会社アソシエ・アカデミー及び株式会社アソシエ・インターナショナルの全株式を取得し、完全子会社化しました。これにより、当第1四半期より連結業績に反映されています。
  • 事業譲渡: 2026年4月1日付で、連結子会社が運営する認可保育所2施設及び小規模保育事業1施設を社会福祉法人すくすくどろんこの会へ譲渡することを決定しています。これは、事業ポートフォリオの見直しや効率化の一環と考えられます。