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更新: 2026-02-13 16:30:00
決算 2026-02-13T16:30

2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

株式会社ジェイエスエス (6074)

決算評価: 良い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

株式会社ジェイエスエスは、2026年3月期第3四半期連結累計期間において、堅調な業績を上げました。売上高は前期比で増加し、利益面では大幅な増益を達成しました。これは、会費改定やM&A戦略の推進が奏功した結果です。一方で、会員数は減少傾向にありますが、今後の施策により改善を目指す姿勢が見られます。全体として、事業拡大と収益性向上に向けた取り組みが進展していると評価できます。

2. 業績結果

科目 金額(百万円) 前期比
売上高(営業収益) 6,522 +2.0%
営業利益 411 +42.1%
経常利益 403 +40.2%
当期純利益 272 +34.5%
1株当たり当期純利益(EPS) 記載なし -
配当金 記載なし -

業績結果に対するコメント: 当第3四半期連結累計期間における売上高は6,522百万円(前期比2.0%増)となりました。これは、2025年6月の会費改定および株式会社ワカヤマアスレティックスの連結子会社化が寄与した結果です。 費用面では、将来への投資として従業員の処遇改善に伴う人件費の増加、集客強化に伴う広告宣伝費の増加、企業結合に係る費用等により増加しましたが、売上増により、営業利益は411百万円(前期比42.1%増)、経常利益は403百万円(前期比40.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は272百万円(前期比34.5%増)と、利益は前年を上回る結果となりました。 会員数は、消費環境の変化や新たなニーズへの対応が求められる中、当初の想定よりやや伸び悩んでおり、当第3四半期連結会計期間末における会員数は80,026人(前年同期比9.3%減)となりました。しかし、ニーズの変化を的確に捉えた施策を講じることで、さらなる改善を図る方針です。

3. 貸借対照表(バランスシート)

(単位:百万円)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動資産 | 1,441 | -0.7% | | 現金及び預金 | 1,018 | -4.6% | | 受取手形及び売掛金 | 128 | +16.9% | | 棚卸資産 | 147 | +9.6% | | その他 | 38 | +25.9% | | 固定資産 | 5,922 | -2.4% | | 有形固定資産 | 4,879 | -0.9% | | 無形固定資産 | 73 | -10.2% | | 投資その他の資産 | 969 | -9.1% | | 資産合計 | 7,362 | -2.1% |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動負債 | 2,301 | +15.1% | | 支払手形及び買掛金 | 159 | +13.8% | | 短期借入金 | 180 | 記載なし(前期は0) | | その他 | 624 | +1.1% | | 固定負債 | 1,853 | -26.2% | | 長期借入金 | 1,229 | -35.7% | | その他 | 126 | +115.6% | | 負債合計 | 4,153 | -7.9% |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 株主資本 | 3,201 | +6.4% | | 資本金 | 331 | 0.0% | | 利益剰余金 | 2,790 | +7.4% | | その他の包括利益累計額 | 9 | +223.3% | | 純資産合計 | 3,209 | +6.6% | | 負債純資産合計 | 7,362 | -2.1% |

貸借対照表に対するコメント: 当第3四半期末の資産合計は7,362百万円となり、前期末比で2.1%減少しました。主な減少要因は、現金及び預金の減少、建物(純額)の減少、敷金及び保証金の減少です。 負債合計は4,153百万円となり、前期末比で7.9%減少しました。これは、長期借入金の減少が主な要因ですが、短期借入金が180百万円増加しています。 純資産合計は3,209百万円となり、前期末比で6.6%増加しました。これは、利益剰余金の増加が主な要因です。 自己資本比率は、前期末の40.0%から当期末の43.6%へと改善しており、財務の健全性は向上しています。流動比率(流動資産÷流動負債)は前期末の72.5%から当期末の62.6%へと低下しており、短期的な支払い能力には若干の懸念が見られます。

4. 損益計算書

(単位:百万円)

科目 金額(百万円) 前期比 売上高比率
売上高(営業収益) 6,522 +2.0% 100.0%
売上原価 5,352 +0.4% 82.1%
売上総利益 1,170 +10.4% 17.9%
販売費及び一般管理費 759 -1.5% 11.6%
営業利益 411 +42.1% 6.3%
営業外収益 12 -36.2% 0.2%
営業外費用 19 -5.2% 0.3%
経常利益 403 +40.2% 6.2%
特別利益 記載なし - -
特別損失 1 - -
税引前当期純利益 403 +40.1% 6.2%
法人税等 131 +54.2% 2.0%
当期純利益 272 +34.5% 4.2%

損益計算書に対するコメント: 売上高は前期比2.0%増と微増でしたが、売上原価の伸びが売上高を下回ったため、売上総利益は前期比10.4%増と大きく増加しました。販売費及び一般管理費は前期比1.5%減と抑制されており、売上総利益の増加がそのまま営業利益の増加に繋がり、営業利益は前期比42.1%増と大幅に増加しました。 営業外収益は前期比で減少しましたが、営業外費用も減少しており、経常利益も前期比40.2%増と堅調に推移しました。 当期純利益も前期比34.5%増と増加しており、全体として収益性が大きく改善しています。 売上高営業利益率は前期の4.5%から当期は6.3%へと改善しており、収益力の向上が見られます。

5. キャッシュフロー(記載があれば)

当第3四半期連結累計期間に係る四半期キャッシュ・フロー計算書は作成されていません。 ただし、減価償却費は178,843千円、のれんの償却額は2,646千円でした。

6. 今後の展望

連結業績予想については、2025年5月14日に公表した予想から修正はありません。 会社は「水を通じて健康づくりに貢献する」という経営理念のもと、ベビーからシニアまで幅広い層の健康促進に取り組んでいます。子供会員の集客施策や、自社開発の水中運動プログラム「バイポリン&ウォーク」の展開、小中学校への水泳授業受託に積極的に取り組んでいます。 また、日本テレビホールディングス株式会社との業務提携を通じて、株式会社ティップネスとの協業を推進しており、着衣泳体験会の開催、オンラインフィットネス配信サービス「トルチャ」の提供、JSSキッズファミリープランの設定など、様々なシナジー効果を生み出す取り組みを進めています。 会員数は減少傾向にあるものの、ニーズの変化を的確に捉えた施策を講じることで、さらなる改善を図る方針です。

7. その他の重要事項

  • セグメント情報: 当社グループはスイミングスクール運営事業の単一セグメントであるため、記載は省略されています。
  • 配当方針: 記載なし。
  • 株主還元施策: 記載なし。
  • M&Aや大型投資: 2024年11月14日に公表した「今後のM&A戦略強化」第一弾として、株式会社ワカヤマアスレティックスの連結子会社化を実施しました。
  • 人員・組織変更: 記載なし。