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更新: 2025-10-31 13:00:00
決算短信 2025-10-31T13:00

2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

株式会社アイ・アールジャパンホールディングス (6035)

決算評価: 非常に良い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

株式会社アイ・アールジャパンホールディングス(2026年3月期第2四半期、中間期:2025年4月1日~2025年9月30日)は、売上高5.5%増、営業利益21.4%増と増収大幅増益を達成し、非常に良好な業績を着地させた。資本市場の改革期待やアクティビスト活動活発化を追い風に、平時対応案件が大幅増加したことが主因。前期比で有事対応案件は微減も、EBITDA16.7%増の808百万円と収益力強化が顕著。財務基盤も安定し、自己資本比率82.5%を維持。

2. 業績結果

項目 金額(百万円) 前年同期比(%)
売上高(営業収益) 3,083 5.5
営業利益 631 21.4
経常利益 637 21.8
当期純利益(親会社株主帰属中間純利益) 443 24.4
1株当たり当期純利益(EPS) 24.98円 -
配当金(中間) 13.00円 -

業績結果に対するコメント
売上高は前年同期比5.5%増の主因は、平時対応案件(実質株主判明調査等のエクイティ・コンサルティング)が9.6%増の1,989百万円と大幅伸長。通常プロジェクト(50百万円未満)が18.1%増。一方、有事対応案件(アクティビスト対応等)は1.3%減の1,094百万円。主力のIR・SRコンサルティングが6.2%増の2,914百万円と構成比94.5%を占め、単一セグメントながらサービス別で堅調。大型プロジェクト(50百万円以上)は36.5%減の430百万円だが、アクティビスト対応PA・FA310百万円等が寄与。証券代行事業も受託企業83社(前年64社)と拡大。利益率改善はコスト効率化と高付加価値案件シフトによる。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |-------------------|---------------|-----------------| | 流動資産 | 記載なし | - | | 現金及び預金 | 記載なし(現金及び現金同等物4,804、+650) | +650 | | 受取手形及び売掛金 | 記載なし(受取手形・売掛金及び契約資産-264) | -264 | | 棚卸資産 | 記載なし | - | | その他 | 記載なし(-127) | -127 | | 固定資産 | 記載なし | - | | 有形固定資産 | 記載なし | - | | 無形固定資産 | 記載なし | - | | 投資その他の資産| 記載なし | - | | 資産合計 | 7,129 | +229(3.3%) |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |-------------------|---------------|-----------------| | 流動負債 | 記載なし | - | | 支払手形及び買掛金 | 記載なし | - | | 短期借入金 | 記載なし | - | | その他 | 記載なし(契約負債+45、その他-58、賞与引当金-22) | - | | 固定負債 | 記載なし | - | | 長期借入金 | 記載なし | - | | その他 | 記載なし | - | | 負債合計 | 1,245 | -41(-3.2%) |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------------------------|---------------|-----------------| | 株主資本 | 記載なし | - | | 資本金 | 記載なし | - | | 利益剰余金 | 記載なし(+443、配当-177) | - | | その他の包括利益累計額 | 記載なし | - | | 純資産合計 | 5,884 | +270(4.8%) | | 負債純資産合計 | 7,129 | +229(3.3%) |

貸借対照表に対するコメント
自己資本比率82.5%(前期81.4%)と高水準を維持し、財務安全性が高い。総資産増加は現金及び預金の650百万円増が主因で、キャッシュリッチ。流動比率・当座比率の詳細記載なしだが、現金中心の資産構成から流動性良好。負債は低位で減少、純資産増は純利益443百万円寄与も配当177百万円控除後。資産・負債の変動は営業活動の好調反映で、無借金経営が特徴。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比(%) 売上高比率(%)
売上高(営業収益) 3,083 5.5 100.0
売上原価 記載なし - -
売上総利益 記載なし - -
販売費及び一般管理費 記載なし - -
営業利益 631 21.4 20.5
営業外収益 記載なし - -
営業外費用 記載なし - -
経常利益 637 21.8 20.7
特別利益 記載なし - -
特別損失 記載なし - -
税引前当期純利益 記載なし - -
法人税等 記載なし - -
当期純利益 443 24.4 14.4

損益計算書に対するコメント
営業利益率20.5%(前期推定16-17%水準から大幅改善)と収益性向上。経常利益率20.7%、純利益率14.4%で各段階高水準。ROE詳細記載なしだが、純資産増と高利益率から良好。コスト構造は人件費中心のコンサル業で固定費比率高く、スケールメリット発揮。変動要因は高単価平時案件増加と大型案件減のオフセット。EBITDA808百万円(16.7%増)が減価償却費控えめを示唆。

5. キャッシュフロー(記載があれば)

  • 営業活動によるキャッシュフロー: +982百万円(前年同期+461百万円)
  • 投資活動によるキャッシュフロー: -153百万円(前年同期-121百万円、主に無形固定資産取得129百万円)
  • 財務活動によるキャッシュフロー: -177百万円(前年同期-266百万円、主に配当支払い)
  • フリーキャッシュフロー: +829百万円(営業-投資)

キャッシュ増650百万円で現金及び現金同等物4,804百万円と潤沢。

6. 今後の展望

  • 会社が公表している業績予想: なし(業務特性上算定困難、今後開示予定)。
  • 中期経営計画や戦略: 「Power of Equity®」を基軸に、プロキシー・アドバイザリー、エクイティ・コンサルティング、FAを強化。独立系アドバイザーとして上場企業支援。
  • リスク要因: アクティビスト活動変動、TOB・M&A市場の不確実性、資本リスク増大。
  • 成長機会: ガバナンス改革、政策保有株式縮減、業界再編加速。証券代行事業拡大(SMBC信託連携)。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績: 単一セグメント(IR・SRコンサルティング94.5%)。サービス別: IR・SRコンサル2,914百万円(+6.2%)、ディスクロージャー125百万円(-5.9%)、データベース・その他43百万円(-5.0%)。
  • 配当方針: 連結配当性向50%目処、業績連動。2026年3月期中間13円(前年10円)、期末未定。
  • 株主還元施策: 中間配当実施、内部留保確保しつつ還元。
  • M&Aや大型投資: 大型プロジェクト5件(430百万円、前年8件676百万円)。無形固定資産投資継続。
  • 人員・組織変更: 記載なし。発行済株式17,839,710株(変動なし)。

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