適時開示情報 要約速報

更新: 2026-04-03 09:15:43
決算 2026-02-12T15:30

2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)

アウトルックコンサルティング株式会社 (5596)

決算評価: 良い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

アウトルックコンサルティング株式会社の2026年3月期第3四半期累計期間(2025年4月1日~2025年12月31日)の決算は、売上高、営業利益、経常利益、四半期純利益の全てにおいて前年同期比で増加し、堅調な業績を示しました。特に営業利益は18.7%の大幅な増加を達成しており、収益性の改善が見られます。これは、主力事業であるSactona事業におけるベースビジネスの好調が主な要因です。財政状態においても、現金及び預金の増加により総資産が増加し、自己資本比率も66.4%と健全な水準を維持しています。

2. 業績結果

科目 当期(百万円) 前期(百万円) 前期比(%)
売上高(営業収益) 1,286 1,228 +4.7%
営業利益 395 333 +18.7%
経常利益 377 334 +12.8%
四半期純利益 239 231 +3.2%
1株当たり四半期純利益(円) 75.78 64.86 +16.8%
配当金(第3四半期末) 17.00 0.00 N/A

業績結果に対するコメント: 売上高は前年同期比4.7%増と堅調に推移しました。これは、顧客増加と既存顧客からの追加受注により、ベースビジネス売上高が17.8%増加したことが主な要因です。一方、コンサルティングビジネス売上高は5.1%減となりましたが、全体としては増収を達成しました。 利益面では、売上原価が2.7%減少したことや、販売費及び一般管理費の増加率が売上高の増加率を下回ったことにより、営業利益は18.7%増と大きく伸びました。営業外費用で公開買付に係る費用が発生したものの、営業外収益の増加もあり、経常利益も12.8%増となりました。 四半期純利益は3.2%増となり、増収増益基調が継続しています。1株当たり四半期純利益も大幅に増加しており、株主価値の向上に繋がっています。 配当については、第3四半期末時点で17.00円の配当が実施されており、株主還元への意識が見られます。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(百万円) | |------------------|--------------|----------------| | 流動資産 | | | | 現金及び預金 | 1,356 | +483 | | 売掛金及び契約資産 | 201 | △49 | | その他 | 72 | +65 | | 流動資産合計 | 1,630 | +498 | | 固定資産 | | | | 有形固定資産 | 29 | △3 | | 無形固定資産 | 0 | 0 | | 投資その他の資産 | 61 | △4 | | 固定資産合計 | 90 | △7 | | 資産合計 | 1,720 | +491 |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(百万円) | |------------------|--------------|----------------| | 流動負債 | | | | 未払法人税等 | 77 | +17 | | 契約負債 | 286 | +255 | | 賞与引当金 | 109 | △13 | | その他 | 106 | +55 | | 流動負債合計 | 579 | +316 | | 固定負債 | 記載なし | 記載なし | | 負債合計 | 579 | +316 |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(百万円) | |------------------|--------------|----------------| | 株主資本 | | | | 資本金 | 145 | 0 | | 資本剰余金 | 45 | 0 | | 利益剰余金 | 1,386 | +176 | | 自己株式 | △434 | △0 | | 株主資本合計 | 1,141 | +175 | | その他の包括利益累計額 | 記載なし | 記載なし | | 純資産合計 | 1,141 | +175 | | 負債純資産合計 | 1,720 | +491 |

貸借対照表に対するコメント: 自己資本比率は66.4%(前期は78.6%)となり、前期と比較して低下しましたが、依然として高い水準を維持しており、財務の健全性は良好です。 流動資産は現金及び預金の増加により498百万円増加し、総資産の増加を牽引しました。これは、堅調な収益活動によるものと考えられます。 流動負債は契約負債の増加(255百万円増)が主な要因で316百万円増加しました。これは、将来の収益に繋がる前受金が増加していることを示唆しており、ポジティブな側面もあります。 純資産は利益剰余金の増加により175百万円増加し、自己資本の充実に貢献しています。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比(百万円) 売上高比率(%)
売上高(営業収益) 1,286 +57 100.0%
売上原価 408 △11 31.7%
売上総利益 878 +68 68.3%
販売費及び一般管理費 482 +6 37.5%
営業利益 395 +62 30.7%
営業外収益 0.9 +0.2 0.1%
営業外費用 19.8 +19.8 1.5%
経常利益 377 +43 29.3%
特別利益 記載なし 記載なし
特別損失 0 0 0.0%
税引前当期純利益 377 +43 29.3%
法人税等 137 +35 10.7%
当期純利益 239 +7 18.6%

損益計算書に対するコメント: 売上総利益率は68.3%と高く、収益性の高さを維持しています。売上原価の減少が売上総利益の増加に大きく貢献しました。 販売費及び一般管理費は売上高の増加率をわずかに上回りましたが、全体としては効率的な運営が行われていると考えられます。 営業利益率は30.7%と非常に高く、本業での収益力が強固であることが示されています。 営業外費用として公開買付に係る費用が発生しましたが、営業外収益の増加により相殺され、経常利益は12.8%増となりました。 当期純利益は3.2%増となり、増収増益基調を維持しています。 ROE(自己資本利益率)は、当期純利益239百万円 ÷ 自己資本1,141百万円 ≒ 20.9% と推計され、高い収益性を示しています。

5. キャッシュフロー(記載があれば)

当第3四半期累計期間に係る四半期キャッシュ・フロー計算書は作成されていません。 減価償却費は10,336千円(前年同期は12,503千円)でした。

6. 今後の展望

2026年3月期の通期業績予想に変更はなく、売上高2,000百万円(前期比20.9%増)、営業利益580百万円(前期比15.8%増)、経常利益580百万円(前期比16.2%増)、当期純利益402百万円(前期比26.8%増)を見込んでいます。 日本経済は物価高の影響が続くものの、企業の人手不足解消に向けた設備投資(省力化・デジタル化)が拡大すると見込まれており、企業の経営管理の重要性が高まるという見通しです。 同社は、独自の経営管理システム「Sactona」を活用し、顧客企業の意思決定を支援するソリューションを提供しており、この事業環境は同社にとって追い風となると考えられます。 通期業績予想の達成に向け、引き続き堅調な事業展開が期待されます。

7. その他の重要事項

  • セグメント情報: 当社はSactona事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載は省略されています。
  • 配当方針: 2026年3月期は年間17.00円の配当を予想しており、株主還元に積極的な姿勢が見られます。
  • 株主還元施策: 現時点では、配当以外の具体的な株主還元施策に関する情報は記載されていません。
  • M&Aや大型投資: 公開買付に係る費用が発生したとの記載がありますが、具体的なM&Aや大型投資に関する詳細は不明です。
  • 人員・組織変更: 記載はありません。