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更新: 2026-02-06 16:00:00
決算 2026-02-06T16:00

2026年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

株式会社ヨータ イ (5357)

決算評価: 普通

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

株式会社ヨータ イの2026年3月期第3四半期連結累計期間(2025年4月1日~2025年12月31日)の決算は、売上高が微減となったものの、利益面では特別損失の影響を受け大きく減少しました。耐火物等事業の受注減が全体を押し下げた一方、エンジニアリング事業は堅調に推移しました。財政状態は引き続き強固であり、自己資本比率は80.1%を維持しています。通期業績予想に変更はなく、今後の回復に期待がかかります。

2. 業績結果

科目 金額(百万円) 前期比 (%)
売上高(営業収益) 22,069 △1.1
営業利益 2,589 △1.4
経常利益 2,735 △1.1
親会社株主に帰属する四半期純利益 1,689 △13.4
1株当たり当期純利益(円銭) 91.99 △12.4
配当金(中間) 45.00 記載なし

業績結果に対するコメント: 当第3四半期連結累計期間の売上高は、前年同期比1.1%減の220億69百万円となりました。これは、主に耐火物等事業において、窯業および鉄鋼向けの受注が減少したことが要因です。営業利益、経常利益もそれぞれ1.4%、1.1%の微減となりました。 一方、親会社株主に帰属する四半期純利益は、公開買付関連費用等の特別損失の影響により、前年同期比13.4%減の16億89百万円と大きく減少しました。 1株当たり当期純利益も同様に減少しています。 セグメント別では、耐火物等事業は減収減益となったものの、エンジニアリング事業は環境装置および非鉄向けの受注増加により増収増益となりました。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 (%) | |----------------------|---------------|------------| | 流動資産 | 29,458 | △0.4 | | 現金及び預金 | 4,788 | △25.3 | | 受取手形及び売掛金 | 10,198 | +8.8 | | 棚卸資産 | 11,620 | +1.7 | | その他 | 2,851 | +1.4 | | 固定資産 | 12,380 | +5.0 | | 有形固定資産 | 8,249 | △0.0 | | 無形固定資産 | 297 | △7.4 | | 投資その他の資産 | 3,833 | +19.1 | | 資産合計 | 41,839 | +1.1 |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 (%) | |----------------------|---------------|------------| | 流動負債 | 6,353 | △5.3 | | 支払手形及び買掛金 | 2,249 | +13.5 | | 短期借入金 | 記載なし | 記載なし | | その他 | 4,255 | △1.1 | | 固定負債 | 1,963 | +13.9 | | 長期借入金 | 99 | △41.8 | | その他 | 1,864 | +21.4 | | 負債合計 | 8,316 | △1.3 |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 (%) | |----------------------|---------------|------------| | 株主資本 | 31,526 | +0.6 | | 資本金 | 2,654 | 0.0 | | 利益剰余金 | 28,587 | +0.1 | | その他の包括利益累計額 | 1,996 | +25.1 | | 純資産合計 | 33,522 | +1.7 | | 負債純資産合計 | 41,839 | +1.1 |

貸借対照表に対するコメント: 自己資本比率は80.1%と非常に高く、財務健全性は極めて良好です。流動資産は現金及び預金が減少したものの、受取手形、売掛金及び契約資産が増加したことで、ほぼ横ばいを維持しています。固定資産は投資その他の資産が大幅に増加しており、投資活動の活発化を示唆しています。負債合計は減少していますが、固定負債が増加しており、長期借入金は減少しています。純資産は、その他有価証券評価差額金の増加などにより増加し、自己資本比率の維持に貢献しています。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比 (%) 売上高比率 (%)
売上高(営業収益) 22,069 △1.1 100.0%
売上原価 17,417 △1.2 78.9%
売上総利益 4,651 △0.8 21.1%
販売費及び一般管理費 2,061 △0.0 9.3%
営業利益 2,589 △1.4 11.7%
営業外収益 162 +6.4 0.7%
営業外費用 16 +31.7 0.1%
経常利益 2,735 △1.1 12.4%
特別利益 記載なし 記載なし 記載なし
特別損失 331 記載なし 1.5%
税引前当期純利益 2,404 △13.1 10.9%
法人税等 714 △12.5 3.2%
当期純利益 1,689 △13.4 7.7%

損益計算書に対するコメント: 売上高は微減でしたが、売上原価の減少率が売上高の減少率を上回ったため、売上総利益率は前期比でわずかに改善しました。販売費及び一般管理費はほぼ横ばいでした。 営業利益、経常利益は売上高と同様に微減となりました。 特筆すべきは、公開買付関連費用等の特別損失331百万円を計上したことにより、税引前当期純利益および当期純利益が大きく減少した点です。この特別損失がなければ、経常利益と同水準の利益が確保できていたと考えられます。 売上高営業利益率は11.7%、売上高経常利益率は12.4%となっています。

5. キャッシュフロー(記載があれば)

当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていません。 ただし、減価償却費は以下の通りです。 - 前第3四半期連結累計期間: 1,001,707千円 - 当第3四半期連結累計期間: 1,030,152千円

6. 今後の展望

株式会社ヨータ イは、2026年3月期の通期連結業績予想に変更はなく、売上高29,000百万円、営業利益3,200百万円、経常利益3,300百万円、親会社株主に帰属する当期純利益2,100百万円を見込んでいます。 第3四半期までの進捗状況を踏まえ、下期での業績回復を見込んでいると考えられます。 今後の展望としては、経済環境の不透明感や地政学的リスクが懸念される中、高い収益力の維持、新製品開発、技術サービス体制の強化、コスト削減、安全経営、GHG排出量削減への取り組みを継続していく方針です。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績:
    • 耐火物等事業: 売上高 17,912百万円(前期比△562百万円)、セグメント利益 3,412百万円(前期比△158百万円)
    • エンジニアリング事業: 売上高 4,157百万円(前期比+319百万円)、セグメント利益 636百万円(前期比+113百万円)
  • 配当方針: 2025年3月期は年間90円(中間45円、期末45円)でした。2026年3月期は年間90円(中間45円)の予想で、期末配当も45円が予想されています。
  • 株主還元施策: 中間配当45円を実施しており、年間90円の配当を予定しています。
  • M&Aや大型投資: 公開買付関連費用等の特別損失計上は、M&Aに関連する可能性を示唆しています。
  • 人員・組織変更: 記載なし。
  • 従業員持株インセンティブ・プラン(E-Ship): 人的資本経営の一環として、従業員へのインセンティブ付与、福利厚生の拡充、株主参加による勤労意欲向上を目的としたプランを導入しています。これに伴い、自己株式数や発行済株式数に影響があります。

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