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更新: 2026-04-03 16:13:47
決算 2026-02-13T15:30

2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

株式会社テリロジーホールディングス (5133)

決算評価: 非常に良い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

株式会社テリロジーホールディングスは、2026年3月期第3四半期連結累計期間において、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益の全てにおいて、前年同期比で大幅な増加を達成しました。特に、売上高は21.7%増と力強く成長し、利益面では前期の赤字から大幅な黒字転換を果たしました。これは、DX社会の進展に伴うテクノロジー導入への積極的な取り組みや、サイバーセキュリティ対策への需要増が各事業部門で奏功した結果と言えます。

2. 業績結果

科目 金額(百万円) 前期比(%)
売上高(営業収益) 7,248 21.7
営業利益 388 834.6
経常利益 453 356.0
親会社株主に帰属する四半期純利益 302
1株当たり当期純利益(円) 17.66
配当金(年間予想、円) 5.00

業績結果に対するコメント: 当第3四半期連結累計期間における業績は、売上高が前期比21.7%増と大幅に増加しました。これは、ネットワーク部門(+17.8%)、セキュリティ部門(+30.2%)、ソリューションサービス部門(+15.0%)の全ての事業セグメントで堅調な成長が見られたためです。特にセキュリティ部門では、サイバー攻撃の増加に伴うOT/IoTセキュリティへの引き合いが増加し、堅調に推移しました。 利益面では、売上高の増加に加え、一部商品で仕入価格の上昇分を販売価格に転嫁できたことなどにより、営業利益は前期の41百万円から388百万円へと大幅に増加しました。また、持分法による投資利益や、円安を背景とした通貨スワップ評価益などが営業外収益に計上されたことで、経常利益も前期比356.0%増の453百万円となりました。 親会社株主に帰属する四半期純利益は、前期の5百万円から302百万円へと大幅に増加し、黒字転換を果たしました。1株当たり当期純利益も17.66円と、前期の0.32円から大きく改善しています。 年間配当予想は5.00円となっており、前期の5.00円から据え置きとなっています。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) | |----------------------|---------------|--------------| | 流動資産 | 7,225 | 30.5 | | 現金及び預金 | 2,817 | 65.3 | | 受取手形及び売掛金 | 821 | △37.5 | | 棚卸資産 | 438 | 141.7 | | 前渡金 | 2,816 | 36.7 | | その他 | 335 | 20.7 | | 固定資産 | 1,822 | 15.9 | | 有形固定資産 | 450 | 77.1 | | 無形固定資産 | 613 | 3.2 | | 投資その他の資産 | 758 | 4.8 | | 資産合計 | 9,048 | 27.3 |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) | |----------------------|---------------|--------------| | 流動負債 | 5,601 | 39.9 | | 支払手形及び買掛金 | 226 | △34.5 | | 短期借入金 | 記載なし | 記載なし | | 前受金 | 4,608 | 54.2 | | その他 | 766 | 記載なし | | 固定負債 | 165 | △30.0 | | 長期借入金 | 123 | △35.0 | | その他 | 41 | △17.6 | | 負債合計 | 5,766 | 36.1 |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) | |----------------------|---------------|--------------| | 株主資本 | 3,200 | 13.6 | | 資本金 | 450 | 0.0 | | 資本剰余金 | 1,531 | 4.9 | | 利益剰余金 | 1,221 | 32.8 | | 自己株式 | △2 | △81.5 | | その他の包括利益累計額 | 21 | 238.7 | | 純資産合計 | 3,281 | 14.3 | | 負債純資産合計 | 9,048 | 27.3 |

貸借対照表に対するコメント: 当第3四半期連結会計期間末の資産合計は90億48百万円となり、前連結会計年度末から27.3%増加しました。特に流動資産が大幅に増加しており、現金及び預金が65.3%増、棚卸資産が141.7%増、前渡金が36.7%増となっています。これは、事業拡大に伴う資金増加や、仕入の増加などが要因と考えられます。固定資産も15.9%増加しており、有形固定資産の増加が目立ちます。 負債合計は前連結会計年度末から36.1%増加し、57億66百万円となりました。流動負債の増加が顕著で、特に前受金が54.2%増と大きく伸びています。これは、今後の売上につながる契約の増加を示唆しています。固定負債は30.0%減少しており、長期借入金の減少が主な要因です。 純資産合計は前連結会計年度末から14.3%増加し、32億81百万円となりました。利益剰余金が32.8%増加しており、当期の純利益が大きく貢献したことが分かります。自己資本比率は35.6%となり、前期の39.7%から低下しましたが、健全な水準を維持しています。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比(%) 売上高比率(%)
売上高(営業収益) 7,248 21.7 100.0%
売上原価 4,867 21.1 67.1%
売上総利益 2,380 23.4 32.9%
販売費及び一般管理費 1,992 5.0 27.5%
営業利益 388 834.6 5.4%
営業外収益 73 △16.3 1.0%
営業外費用 8 △70.5 0.1%
経常利益 453 356.0 6.3%
特別利益 6 0.1%
特別損失 1 0.0%
税引前当期純利益 458 6.3%
法人税等 167 2.3%
当期純利益 291 4.0%
親会社株主に帰属する当期純利益 302 4.2%

損益計算書に対するコメント: 売上高は前期比21.7%増と大きく伸長しました。売上原価も21.1%増となりましたが、売上高の伸び率を下回ったため、売上総利益は23.4%増となり、売上総利益率は32.9%と前期の32.5%から微増しました。 販売費及び一般管理費は5.0%増に留まり、売上高に対する比率は27.5%と前期の31.9%から低下しました。これにより、営業利益は前期の41百万円から388百万円へと大幅に増加し、営業利益率は5.4%となりました。 営業外収益は為替差益の減少などにより前期比で減少しましたが、持分法による投資利益や通貨スワップ評価益などが計上され、営業外費用は大幅に減少しました。これらの要因により、経常利益は前期比356.0%増の453百万円となり、経常利益率は6.3%となりました。 特別利益として投資有価証券売却益が6百万円、特別損失として固定資産除却損が1百万円計上されました。 これらの結果、親会社株主に帰属する当期純利益は302百万円となり、前期の5百万円から大幅な黒字転換を果たしました。

5. キャッシュフロー(記載があれば)

当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていません。 ただし、減価償却費は118,839千円、のれんの償却額は63,607千円となっています。

6. 今後の展望

会社は、2026年3月期の通期業績予想として、売上高9,700百万円(前期比33.8%増)、営業利益450百万円(前期比15.8%増)、経常利益450百万円(前期比0.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益280百万円(前期比7.0%減)、1株当たり当期純利益16.37円を予想しています。 DX社会の基盤づくりにおいて、最新技術動向の分析に基づき新たなテクノロジー導入に挑戦し、「デジタル経営人材・事業を創出・育成する会社」として持続的な成長と中長期的な企業価値向上を目指しています。 リスク要因としては、地政学的リスク、為替変動、原材料価格の高騰などが挙げられます。成長機会としては、サイバーセキュリティ対策への需要増、インバウンド需要の拡大、工場DX化の加速などが考えられます。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績: 会社は情報通信機器販売並びにソフトウェア開発およびネットワーク構築から、納入したネットワークおよび付帯機器の保守サービスに至るITソリューション・サービス事業の単一セグメントであると記載していますが、決算短信ではネットワーク部門、セキュリティ部門、ソリューションサービス部門の概要が説明されており、それぞれ堅調な成長を示しています。
  • 配当方針: 2026年3月期の年間配当予想は5.00円です。
  • 株主還元施策: 記載なし。
  • M&Aや大型投資: 記載なし。
  • 人員・組織変更: 記載なし。
  • その他: 当第3四半期連結累計期間において、連結子会社である株式会社コンステラセキュリティジャパンの株式の一部を売却しており、これにより資本剰余金が増加しています。