2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
株式会社アジュバンホールディングス (4929)
決算評価: 普通主要業績指標
AI財務分析レポート
【企業名】 企業名: 株式会社アジュバンホールディングス
【決算評価】 決算評価: 普通
【簡潔な要約】 株式会社アジュバンホールディングングスは、2026年3月期の連結決算で売上高が前期比6.9%減の3,813百万円となりました。営業利益は34.8%増の170百万円、経常利益は48.3%増の200百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は251.1%増の142百万円となりました。国内売上高は7.4%減、海外売上高は6.2%増でした。セグメント別では、スキンケアが11.2%減、ヘアケアが2.6%減、その他が54.7%減となりました。自己資本比率は81.9%、1株当たり純資産は527.29円でした。2027年3月期の業績予想は、売上高4,052百万円、営業利益50百万円、経常利益52百万円、親会社株主に帰属する当期純利益24百万円を見込んでいます。
【詳細な財務分析レポート】
1. 総評
株式会社アジュバンホールディングス(4929)の2026年3月期連結決算は、売上高が前期比6.9%減の3,813百万円となりました。営業利益は34.8%増の170百万円、経常利益は48.3%増の200百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は251.1%増の142百万円と、利益面では大幅な増益となりました。国内売上高は7.4%減、海外売上高は6.2%増でした。セグメント別では、スキンケアが11.2%減、ヘアケアが2.6%減、その他が54.7%減となりました。自己資本比率は81.9%、1株当たり純資産は527.29円でした。2027年3月期の業績予想は、売上高4,052百万円、営業利益50百万円、経常利益52百万円、親会社株主に帰属する当期純利益24百万円を見込んでいます。
2. 業績結果
【売上高】3,813百万円(前年同期比6.9%減) 【営業利益】170百万円(前年同期比34.8%増) 【経常利益】200百万円(前年同期比48.3%増) 【当期純利益】142百万円(前年同期比251.1%増) 【EPS】17.86円 【配当金】12.00円
業績結果に対するコメント: 売上高は減少したものの、営業利益と経常利益は大幅に増加しました。これは、IT関連費、広告宣伝費、研究開発費、減価償却費等の販管費削減により、粗利益減少をカバーしたためです。また、投資有価証券の譲渡による特別利益21百万円、税金費用を78百万円計上した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は大幅に増加しました。
3. 貸借対照表(バランスシート)
【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動資産 | 3,366 | -166 | | 現金及び預金 | 2,134 | -90 | | 受取手形及び売掛金 | 303 | -60 | | 棚卸資産 | 783 | -2 | | その他 | 146 | -13 | | 固定資産 | 1,782 | +22 | | 有形固定資産 | 1,291 | -55 | | 無形固定資産 | 57 | +19 | | 投資その他の資産 | 434 | +59 | | 資産合計 | 5,148 | -143 |
【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動負債 | 498 | -160 | | 支払手形及び買掛金 | 115 | -33 | | 短期借入金 | 0 | 0 | | その他 | 383 | -127 | | 固定負債 | 431 | -22 | | 長期借入金 | 0 | 0 | | その他 | 431 | -22 | | 負債合計 | 929 | -183 |
【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 株主資本 | 4,218 | +39 | | 資本金 | 1,000 | 0 | | 利益剰余金 | 3,218 | +39 | | その他の包括利益累計額 | 0 | 0 | | 純資産合計 | 4,218 | +39 | | 負債純資産合計 | 5,148 | -143 |
貸借対照表に対するコメント: 自己資本比率は81.9%と高い水準を維持しています。流動比率や当座比率などの安全性指標も良好です。資産・負債構成の特徴として、現金及び預金が全体の41.4%を占めており、流動性が高いことがわかります。前期からの主な変動点としては、現金及び預金が90百万円減少、売掛金が60百万円減少、投資有価証券が84百万円増加しています。
4. 損益計算書
| 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | 売上高比率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(営業収益) | 3,813 | -6.9% | 100.0% |
| 売上原価 | 2,643 | -10.1% | 69.3% |
| 売上総利益 | 1,170 | -1.4% | 30.7% |
| 販売費及び一般管理費 | 1,000 | -15.0% | 26.2% |
| 営業利益 | 170 | +34.8% | 4.5% |
| 営業外収益 | 30 | +50.0% | 0.8% |
| 営業外費用 | 0 | 0.0% | 0.0% |
| 経常利益 | 200 | +48.3% | 5.2% |
| 特別利益 | 21 | +2100.0% | 0.6% |
| 特別損失 | 0 | 0.0% | 0.0% |
| 税引前当期純利益 | 221 | +2210.0% | 5.8% |
| 法人税等 | 78 | +2600.0% | 2.0% |
| 当期純利益 | 142 | +251.1% | 3.7% |
損益計算書に対するコメント: 売上高営業利益率は4.5%、ROEは3.4%でした。販売費及び一般管理費を15.0%削減したことで、営業利益率は1.4ポイント改善しました。コスト構造の特徴として、販売費及び一般管理費が全体の26.2%を占めており、固定費率が高いことがわかります。前期からの主な変動要因としては、売上原価が10.1%減少、販売費及び一般管理費が15.0%減少、特別利益が2100.0%増加しています。
5. キャッシュフロー
【営業活動によるキャッシュ・フロー】132百万円 【投資活動によるキャッシュ・フロー】-119百万円 【財務活動によるキャッシュ・フロー】-105百万円 【フリーキャッシュフロー】13百万円
6. 今後の展望
2027年3月期の業績予想は、売上高4,052百万円、営業利益50百万円、経常利益52百万円、親会社株主に帰属する当期純利益24百万円を見込んでいます。理美容専売事業においてヘアケア1ライン及びスキンケア2ラインを上市し、デジタル施策を中心に、カウンセリング力、購買体験の強化、顧客リピート育成を図りながら伸長に努めてまいります。販売管理費につきましては、上記新商品のプロモーション費用、人件費、IT関連費等の費用が増加する計画となっております。
7. その他の重要事項
【セグメント別業績】 スキンケア: 1,353百万円(前年同期比11.2%減) ヘアケア: 2,668百万円(前年同期比2.6%減) その他: 84百万円(前年同期比54.7%減)
【配当方針】 株主の皆様への利益還元を重要な経営課題の一つと考え、今後の事業展開と経営体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、経営成績を勘案した安定的な配当を継続して実施していくことを基本方針としています。
【株主還元施策】 2026年3月期の1株当たり配当金は12.00円(年間12.00円)とすることにしました。2027年3月期の配当につきましては、1株当たり配当金を12.00円(期末配当)の予定としつつも、より一層の業績向上を図ることで株主の皆様に還元できるように安定配当に努めてまいります。
【M&Aや大型投資】 投資有価証券の取得による支出301百万円、投資有価証券の売却による収入230百万円がありました。
【人員・組織変更】 記載なし