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更新: 2026-02-13 16:00:00
決算 2026-02-13T16:00

2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)

株式会社坪田ラボ (4890)

決算評価: 悪い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

株式会社坪田ラボの2026年3月期第3四半期累計期間(2025年4月1日~2025年12月31日)の業績は、売上高が大幅に減少し、大幅な損失を計上しました。これは、主にライセンス契約締結時期の遅延による収益計上の繰り延べが原因であり、研究開発活動自体は計画通り進捗しているものの、短期的な業績に大きな影響を与えています。貸借対照表においては、現金及び預金、売掛金が減少し、自己資本比率は若干改善しました。

2. 業績結果

科目 金額(百万円) 前期比(%)
売上高(営業収益) 145.6 △81.6
営業利益 △540.6
経常利益 △519.1
当期純利益 △520.1
1株当たり当期純利益(EPS) △20.20
配当金 0.00

業績結果に対するコメント: 当第3四半期累計期間における売上高は、前期の792.2百万円から145.6百万円へと大幅に減少しました(△81.6%)。これは、当初当期中の締結を見込んでいたライセンス契約の一部について、収益計上が翌期以降となる見込みとなったことが主な要因です。 営業利益は前期の90.6百万円の黒字から△540.6百万円の赤字へと転落しました。販売費及び一般管理費の増加が、売上高の減少を補いきれなかったことが原因です。 経常利益も同様に、前期の122.2百万円の黒字から△519.1百万円の赤字となりました。 当期純利益も△520.1百万円の赤字となり、1株当たり当期純利益は△20.20円となりました。 配当金については、前期、当期ともに実施されていません。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) | |----------------------|----------------|--------------| | 流動資産 | 1,629.8 | △33.3 | | 現金及び預金 | 1,182.4 | △23.1 | | 受取手形及び売掛金 | 11.2 | △98.0 | | 棚卸資産 | 5.7 | 記載なし | | その他 | 430.5 | 記載なし | | 固定資産 | 42.9 | △25.8 | | 有形固定資産 | 31.8 | △27.6 | | 無形固定資産 | 5.4 | △20.9 | | 投資その他の資産 | 5.7 | △18.7 | | 資産合計 | 1,672.7 | △33.2 |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) | |----------------------|----------------|--------------| | 流動負債 | 514.5 | △39.2 | | 支払手形及び買掛金 | 4.2 | △96.9 | | 短期借入金 | 22.3 | 記載なし | | その他 | 488.0 | 記載なし | | 固定負債 | 52.5 | △24.2 | | 長期借入金 | 52.5 | △24.2 | | 負債合計 | 567.0 | △38.1 |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) | |----------------------|----------------|--------------| | 株主資本 | 1,105.6 | △30.3 | | 資本金 | 844.4 | 2.3 | | 利益剰余金 | △567.2 | △1113.6 | | その他の包括利益累計額 | 記載なし | 記載なし | | 純資産合計 | 1,105.6 | △30.3 | | 負債純資産合計 | 1,672.7 | △33.2 |

貸借対照表に対するコメント: 当第3四半期会計期間末の資産合計は1,672.7百万円となり、前事業年度末の2,503.1百万円から△33.2%減少しました。流動資産が815.5百万円減少したことが主な要因で、特に現金及び預金が356.5百万円、売掛金が534.8百万円減少しました。 負債合計は567.0百万円となり、前事業年度末の915.9百万円から△38.1%減少しました。流動負債が332.1百万円減少したことが主な要因で、買掛金、契約負債、契約損失引当金などが減少しました。 純資産合計は1,105.6百万円となり、前事業年度末の1,587.3百万円から△30.3%減少しました。これは、当期純損失の計上による利益剰余金の減少が主な要因です。 自己資本比率は66.1%となり、前期の63.4%から2.7ポイント改善しました。これは負債の減少率が資産の減少率を上回ったためです。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比(%) 売上高比率(%)
売上高(営業収益) 145.6 △81.6 100.0%
売上原価 14.0 △78.1 9.6%
売上総利益 131.6 △82.3 90.4%
販売費及び一般管理費 672.2 5.4 461.6%
営業利益 △540.6 △371.2%
営業外収益 22.3 △28.9 15.3%
営業外費用 0.8 2.5 0.6%
経常利益 △519.1 △356.5%
特別利益 記載なし 記載なし 記載なし
特別損失 記載なし 記載なし 記載なし
税引前当期純利益 △519.1 △356.5%
法人税等 0.9 △97.5 0.6%
当期純利益 △520.1 △357.2%

損益計算書に対するコメント: 売上高は大幅に減少しましたが、売上原価もそれに伴って減少し、売上総利益率は90.4%と高い水準を維持しています。しかし、販売費及び一般管理費が前期比5.4%増加し、672.2百万円となったことが、営業損失の主な要因です。特に、研究開発活動の継続や新規事業(宇宙化粧品販売)への投資が影響していると考えられます。 営業外収益は、助成金収入の増加などにより22.3百万円となりましたが、営業外費用も発生しています。 結果として、営業利益、経常利益、当期純利益はいずれも大幅な赤字となりました。

5. キャッシュフロー(記載があれば)

当第3四半期累計期間に係る四半期キャッシュ・フロー計算書は作成されていません。

6. 今後の展望

会社は、当初見込んでいたライセンス契約締結時期の変更により通期業績予想を修正しましたが、研究開発活動および各パイプラインの進捗は計画通りであり、中長期的な収益機会および成長シナリオに変更はないとしています。引き続き強固な研究・臨床知見を基盤に、事業価値の最大化に努める方針です。 具体的には、近視進行抑制を目的とした眼科用薬剤「TLM-003」やマイボーム腺機能障害改善を目的とした眼科用薬剤「TLM-001」の開発進展、バイオレットライト照射デバイス「TLG-001」の臨床開発の進展が期待されます。また、新規パイプラインについても複数のパートナー候補との協議を継続しています。 自社事業としては、宇宙化粧品「Aeonia」の販売を通じて収益基盤の構築を目指しています。 会社は現時点で十分な手元流動性を確保しており、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる事象または状況は認識していないとしています。

7. その他の重要事項

  • セグメント情報: 研究開発事業の単一セグメントであり、重要性が乏しいため、セグメント情報の記載は省略されています。
  • 配当方針: 現在、配当は実施されていません。
  • 株主還元施策: 公表されている情報からは、具体的な株主還元施策は見当たりません。
  • M&Aや大型投資: 公表されている情報からは、特筆すべきM&Aや大型投資に関する情報は確認できません。
  • 人員・組織変更: 公表されている情報からは、特筆すべき人員・組織変更に関する情報は確認できません。

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