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更新: 2026-02-13 16:00:00
決算 2026-02-13T16:00

2026年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)

クラスターテクノロジー 株式会社 (4240)

決算評価: 非常に良い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

クラスターテクノロジー株式会社の2026年3月期第3四半期累計期間(2025年4月1日~2025年12月31日)の業績は、売上高、営業利益、経常利益、四半期純利益の全てにおいて前年同期比で大幅な増加を記録し、非常に好調な結果となりました。これは、主要事業であるナノ/マイクロ・テクノロジー関連事業およびマクロ・テクノロジー関連事業における需要の拡大が主な要因です。特に、デジタルカメラ市場の回復や産業機器分野での需要増が業績を牽引しました。貸借対照表においても、自己資本比率が89.7%と高い水準を維持しており、財務の健全性も保たれています。

2. 業績結果

科目 金額(百万円) 前期比(%)
売上高(営業収益) 949 +37.6%
営業利益 155 +252.7%
経常利益 158 +244.8%
当期純利益 133 +311.8%
1株当たり当期純利益(EPS) 23.50円 記載なし(前期は5.71円)
配当金 記載なし(2026年3月期予想は年間4.00円) -

業績結果に対するコメント: 売上高は、ナノ/マイクロ・テクノロジー関連事業(+41.4%)およびマクロ・テクノロジー関連事業(+30.0%)の堅調な伸びに牽引され、全体として37.6%の大幅増となりました。特に、映像機器分野におけるミラーレスカメラの好調や、産業機器分野でのインクジェットプリンターヘッド及び金型の売上増加が貢献しました。利益面では、売上高の増加に伴う工場稼働率の向上や、利益率の高い製品の寄与により、売上総利益率が改善しました。これにより、営業利益は252.7%、経常利益は244.8%、当期純利益は311.8%と、それぞれ大幅な増加を達成しました。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動資産 | 1,423.9 | +7.8% | | 現金及び預金 | 1,107.9 | +12.0% | | 受取手形及び売掛金 | 115.0 | -30.8% | | 棚卸資産 | 154.3 (商品及び製品、仕掛品、原材料及び貯蔵品合計) | +12.1% | | その他 | 7.6 | +55.0% | | 固定資産 | 540.4 | +4.8% | | 有形固定資産 | 494.0 | +6.2% | | 無形固定資産 | 16.0 | -17.1% | | 投資その他の資産 | 30.3 | -3.7% | | 資産合計 | 1,964.3 | +7.0% |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動負債 | 191.8 | +11.1% | | 支払手形及び買掛金 | 48.3 | -6.1% | | 短期借入金 | 記載なし | - | | その他 | 109.0 (未払法人税等、賞与引当金、その他合計) | +30.0% | | 固定負債 | 9.7 | -17.2% | | 長期借入金 | 記載なし | - | | その他 | 9.7 (長期未払金、リース債務合計) | -21.0% | | 負債合計 | 201.6 | +9.3% |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 株主資本 | 1,762.7 | +6.7% | | 資本金 | 1,240.7 | - | | 利益剰余金 | 516.2 | +27.3% | | その他の包括利益累計額 | 記載なし | - | | 純資産合計 | 1,762.7 | +6.7% | | 負債純資産合計 | 1,964.3 | +7.0% |

貸借対照表に対するコメント: 当期末の総資産は1,964.3百万円となり、前期末比で7.0%増加しました。主な増加要因は、現金及び預金の増加(+11.8%)と棚卸資産の増加(+12.1%)です。一方で、受取手形及び売掛金は51百万円減少しました。負債合計は201.6百万円となり、前期末比で9.3%増加しましたが、自己資本比率は89.7%と非常に高い水準を維持しており、財務の安定性は極めて良好です。これは、利益剰余金の増加(+27.3%)が大きく寄与しています。流動比率や当座比率などの安全性指標は、詳細なデータがないため算出できませんが、現金及び預金の潤沢な状況から、短期的な支払い能力は問題ないと考えられます。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比(%) 売上高比率
売上高(営業収益) 949.9 +37.6% 100.0%
売上原価 519.5 +29.7% 54.7%
売上総利益 430.5 +52.0% 45.3%
販売費及び一般管理費 274.9 +11.9% 28.9%
営業利益 155.6 +252.7% 16.4%
営業外収益 3.8 +45.5% 0.4%
営業外費用 0.7 -0.9% 0.1%
経常利益 158.7 +244.8% 16.7%
特別利益 記載なし - -
特別損失 記載なし - -
税引前当期純利益 158.7 +244.8% 16.7%
法人税等 24.9 +84.0% 2.6%
当期純利益 133.8 +311.8% 14.1%

損益計算書に対するコメント: 売上高は37.6%増と大幅に伸び、売上原価の伸び(29.7%)を上回ったため、売上総利益は52.0%増と大きく伸長しました。売上総利益率は45.3%と、前期の39.7%から5.6ポイント改善しました。これは、利益率の高い製品の販売増加や、生産効率の向上によるものと考えられます。販売費及び一般管理費は11.9%の増加に留まり、売上高の伸びを下回ったため、営業利益は252.7%増と大幅に増加しました。営業利益率は16.4%と、前期の5.4%から大幅に改善しました。経常利益、当期純利益も同様に大幅な増加となりました。ROE(自己資本利益率)は、当期純利益133.8百万円 ÷ 純資産合計1,762.7百万円 ≒ 7.6% と推計されます(四半期ベースのため参考値)。

5. キャッシュフロー(記載があれば)

当第3四半期累計期間に係るキャッシュ・フロー計算書は作成されていません。ただし、減価償却費は前年同期比で増加しており、47,920千円となっています。

6. 今後の展望

会社は、2025年3月期から2027年3月期を対象とした中期経営計画を推進しており、「経営方針」として「チームワークと実行力の強化!」をスローガンに掲げています。具体的には、「新規開拓に向けた営業力の強化」「環境への対応と未来への商品開発」「生産力の強化と人材育成」を推進しています。 2026年3月期の通期業績予想は、売上高1,290百万円(前期比26.1%増)、営業利益165百万円(同51.8%増)、経常利益168百万円(同51.5%増)、当期純利益112百万円(同8.9%増)と、引き続き堅調な成長を見込んでいます。 リスク要因としては、世界経済の不確実性、地政学的リスク、為替変動などが挙げられます。成長機会としては、AI需要の拡大、デジタル投資の意欲の高まり、省力化投資などが考えられます。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績:
    • ナノ/マイクロ・テクノロジー関連事業: 売上高776百万円(前年同期比41.4%増)、セグメント利益381百万円(同50.1%増)
    • マクロ・テクノロジー関連事業: 売上高167百万円(前年同期比30.0%増)、セグメント利益47百万円(同38.5%増)
    • その他事業: 売上高6百万円(前年同期比50.2%減)、セグメント利益1百万円(同20.1%増)
  • 配当方針: 2026年3月期の年間配当予想は4.00円です。
  • 株主還元施策: 詳細な記載はありませんが、配当を実施しています。
  • M&Aや大型投資: 記載はありません。
  • 人員・組織変更: 記載はありません。
  • 上場市場の変更: 2025年10月に名古屋証券取引所メイン市場への重複上場、2026年2月に東京証券取引所スタンダード市場への上場市場区分変更を行いました。