2025年11月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
株式会社アスマーク (4197)
決算評価: 悪い主要業績指標
AI財務分析レポート
1. 総評
- 会社名: 株式会社アスマーク
- 決算期間: 2025年11月期(2024年12月1日~2025年11月30日)
- 総合評価: 連結初年度のため前期比較は不可能だが、個別ベースでは売上高・営業利益が前年比で減少。AI需要拡大や海外展開に注力するも、調査会社からの受注減が収益を圧迫。自己資本比率62.6%と財務基盤は堅実。
- 主な変化点: 新規子会社2社(株式会社販売促進研究所、HSK-lab株式会社)を連結対象に追加。
2. 業績結果
| 科目 | 2025年11月期(百万円) | 前年同期比 |
|---|---|---|
| 売上高(連結) | 4,416 | 記載なし |
| 営業利益(連結) | 280 | 記載なし |
| 経常利益(連結) | 289 | 記載なし |
| 当期純利益(連結) | 199 | 記載なし |
| EPS(連結) | 174.91円 | 記載なし |
| 年間配当金 | 77.00円 | +5.0円 |
業績結果に対するコメント:
- 減収減益要因: 大手調査会社の案件内製化により受注減少。オフライン調査(グループインタビュー等)の需要低迷。
- 収益源: 単一セグメント(マーケティングリサーチ事業)が主力。飲料業界・情報通信業界からの受注は伸長。
- 特記事項: 連結初年度のため、前年比較データなし。配当性向44.0%と株主還元を維持。
3. 貸借対照表(単位: 百万円)
【資産の部】
| 科目 | 金額 | 前期比 |
|------|------|--------|
| 流動資産 | 1,989 | 記載なし |
| 現金及び預金 | 1,410 | 記載なし |
| 売掛金 | 477 | 記載なし |
| 固定資産 | 537 | 記載なし |
| 有形固定資産 | 47 | 記載なし |
| 無形固定資産 | 198 | 記載なし |
| 資産合計 | 2,526 | 記載なし |
【負債の部】
| 科目 | 金額 | 前期比 |
|------|------|--------|
| 流動負債 | 838 | 記載なし |
| 買掛金 | 152 | 記載なし |
| 固定負債 | 95 | 記載なし |
| 負債合計 | 934 | 記載なし |
【純資産の部】
| 科目 | 金額 | 前期比 |
|------|------|--------|
| 資本金 | 166 | 記載なし |
| 利益剰余金 | 1,294 | 記載なし |
| 純資産合計 | 1,592 | 記載なし |
| 負債純資産合計 | 2,526 | 記載なし |
貸借対照表に対するコメント:
- 自己資本比率62.6%と財務健全性は高い。
- 流動比率237%(流動資産1,989 ÷ 流動負債838)で短期的な支払能力に問題なし。
- 現金預金1,410百万円と手元流動性が豊富。無形固定資産(のれん88百万円、ソフトウェア92百万円)はM&A・IT投資の反映。
4. 損益計算書(単位: 百万円)
| 科目 | 金額 | 前期比 | 売上高比率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 4,416 | 記載なし | 100.0% |
| 売上原価 | 2,664 | 記載なし | 60.3% |
| 売上総利益 | 1,752 | 記載なし | 39.7% |
| 販管費 | 1,471 | 記載なし | 33.3% |
| 営業利益 | 280 | 記載なし | 6.3% |
| 経常利益 | 289 | 記載なし | 6.5% |
| 当期純利益 | 199 | 記載なし | 4.5% |
損益計算書に対するコメント:
- 営業利益率6.3%: 調査案件の単価低下や販管費(人件費等)の増加が影響。
- 売上原価率60.3%: 外部調査委託費等が主要コスト。
- 営業外収益14百万円(補助金収入8百万円含む)が経常利益を押し上げ。
5. キャッシュフロー
| 科目 | 金額(百万円) |
|---|---|
| 営業活動CF | +285 |
| 投資活動CF | -142 |
| 財務活動CF | -97 |
| 現金期末残高 | 1,390 |
- フリーキャッシュフロー: +143百万円(営業CF 285 - 投資CF 142)。
- 投資活動では子会社取得(156百万円)や無形固定資産投資(26百万円)を実施。
6. 今後の展望
- 2026年11月期予想: 売上高4,700百万円(+6.4%)、営業利益200百万円(△28.6%)。
- 成長戦略:
- AI活用による業務効率化(データ分析事業「データエージェント」立ち上げ)。
- 東南アジア市場を中心とした海外展開。
- 人材投資と技術開発の強化。
- リスク要因: 調査案件の単価低下競争、海外市場の不確実性、AI投資の収益化遅れ。
7. その他の重要事項
- 配当方針: 2025年11月期配当77円(前年比+5円)。予想配当性向64.4%(2026年11月期)。
- M&A: 子会社2社(株式会社販売促進研究所、HSK-lab株式会社)を取得。
- IR施策: アナリスト向け決算説明会を開催(2026年1月15日)。
(注) 連結初年度のため、前年比較データが非開示の項目は「記載なし」と表記。