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更新: 2026-02-10 15:00:00
決算 2026-02-10T15:00

2026 年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結) (公認会計士等による期中レビューの完了)

日本酸素ホールディングス株式会社 (4091)

決算評価: 非常に良い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

日本酸素ホールディングス株式会社2025年4月1日~2025年12月31日における第3四半期決算は、売上高・利益ともに前年を上回る好調な業績となった。営業利益率の改善(前年同期12.8%→14.7%)と当期純利益20%増という高い収益性が特徴。主な成長要因は価格マネジメント徹底、欧州・アジア地域での事業拡大、M&Aによるシナジー効果である。為替影響(円高ドル・円安ユーロ)は売上に+37億円、コア営業利益に+10億円のプラス効果をもたらした。

2. 業績結果

科目 2026年3月期第3四半期 前年同期 増減率
売上収益 997,719百万円 971,263百万円 +2.7%
営業利益 146,111百万円 128,774百万円 +13.5%
経常利益 130,015百万円 112,908百万円 +15.2%
当期純利益 93,140百万円 77,479百万円 +20.2%
EPS 215.18円 178.99円 +20.2%
配当金(第2四半期末) 29.00円 24.00円 +20.8%

業績結果に対するコメント: - 増減要因:価格転嫁(+4.6%効果)と生産性向上プログラムが原材料高を吸収。アジア・オセアニア地域のM&A(Coregas Pty Ltd等4社取得)が売上を押し上げた。 - セグメント別動向: - 欧州:ユーロ建て収益増加とプラントエンジニアリング買収効果(+3.8%増収) - アジア・オセアニア:豪州LPG事業拡大(+16.9%増収) - 米国:出荷数量減少により減益(-12.1%) - 特記事項:為替換算差額を含む四半期包括利益は215億円(前年同期比+103.7%)

3. 貸借対照表(単位:百万円)

【資産の部】 | 科目 | 2025年12月期 | 前期比 | |------|--------------|--------| | 流動資産 | 577,810 | +2.5% | | 現金及び預金 | 132,916 | -8.0% | | 営業債権 | 279,984 | +6.4% | | 棚卸資産 | 114,109 | +14.7% | | 固定資産 | 2,089,860 | +12.8% | | 有形固定資産 | 1,012,923 | +12.6% | | のれん | 669,721 | +16.4% | | 資産合計 | 2,667,670 | +10.3% |

【負債の部】 | 科目 | 2025年12月期 | 前期比 | |------|--------------|--------| | 流動負債 | 485,406 | +22.8% | | 短期借入金 | 175,278 | +89.2% | | 固定負債 | 970,893 | -3.1% | | 長期借入金 | 703,119 | -7.2% | | 負債合計 | 1,456,300 | +4.2% |

【純資産の部】 | 科目 | 2025年12月期 | 前期比 | |------|--------------|--------| | 資本金 | 37,344 | 0% | | 利益剰余金 | 785,282 | +10.7% | | 自己株式 | △269 | +4.3% | | 純資産合計 | 1,211,370 | +18.7% | | 自己資本比率 | 43.8% | +3.3pt |

貸借対照表コメント: - 自己資本比率が40.5%→43.8%に改善し、財務基盤が強化 - 流動比率119%→119%で安定(流動資産577,810 / 流動負債485,406) - M&Aによるのれん増加(+94,432百万円)が目立つ - 短期借入金増加は運転資金需要に対応

4. 損益計算書(単位:百万円)

科目 金額 前期比 売上高比率
売上高 997,719 +2.7% 100.0%
売上原価 573,205 +1.3% 57.5%
売上総利益 424,513 +4.7% 42.5%
販管費 282,669 +5.1% 28.3%
営業利益 146,111 +13.5% 14.7%
営業外収益 2,320 -32.6% 0.2%
営業外費用 18,415 -4.6% 1.8%
経常利益 130,015 +15.2% 13.0%
当期純利益 93,140 +20.2% 9.3%

損益計算書コメント: - 売上原価率57.5%→57.5%と横ばいだが、販管費増加を価格転嫁でカバー - ROE(年率換算): 前年7.6% → 当期9.3%に改善 - 営業利益率14.7%は過去5四半期で最高水準 - 四半期EPS 215.18円は20%増加

5. キャッシュフロー

項目 金額(百万円) 前期比
営業CF 181,280 +16.5%
投資CF △150,017 +22.0%
財務CF △53,256 +42.2%
現金残高 132,916 -8.0%

6. 今後の展望

  • 通期予想(2026年3月期):売上1.33兆円(+1.7%)、営業利益1,943億円(+17.1%)、純利益1,235億円(+25.0%)
  • 成長戦略
  • アジア・オセアニア地域でのM&A拡大
  • 水素エネルギー関連事業の投資加速
  • デジタル化による生産性向上(年間100億円コスト削減目標)
  • リスク要因:地政学リスク、エネルギー価格変動、為替相場の乱高下

7. その他の重要事項

  • 配当方針:通期配当58円(前期51円)+13.7%、配当性向30%維持
  • 株主還元:自己株式取得を継続(期末保有239,104株)
  • M&A戦略:オーストラリア・オセアニア地域で4社を取得
  • ESG取り組み:水素サプライチェーン構築に2030年までに3,000億円投資計画

(注)記載のないデータは開示情報に基づき「記載なし」と判断

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