適時開示情報 要約速報

更新: 2026-02-16 15:30:00
決算 2026-02-16T15:30

2026年6月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(非連結)

株式会社ジィ・シィ企画 (4073)

決算評価: 悪い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

株式会社ジィ・シィ企画の2026年6月期第2四半期(中間期)決算は、売上高、営業利益、経常利益、当期純利益の全てにおいて前期比で大幅な悪化を示しました。売上高は14.3%減少し、損失額も拡大しています。これは、ペイメントサービス事業における一部サービスの終了や契約変更、決済端末貸与分の会計基準適用などが主な要因です。一方で、ペイメントインテグレーション事業は売上高が微増しましたが、コスト増によりセグメント損失は拡大しました。通期業績予想に変更はありませんが、足元の業績は厳しい状況にあります。

2. 業績結果

科目 金額(百万円) 前期比 (%)
売上高(営業収益) 770 △14.3%
営業利益 △146 -
経常利益 △161 -
当期純利益 △161 -
1株当たり当期純利益(EPS) △63.92円 -
配当金 0.00円 -

業績結果に対するコメント: 当中間会計期間における売上高は770百万円(前年同期比14.3%減)となりました。これは、ペイメントサービス事業において、一部サービスの終了や契約変更、決済端末貸与分をリース取引として計上したことによる影響が大きいです。ペイメントインテグレーション事業は売上高が1.6%増加したものの、受託開発売上の減少と端末販売の増加により売上原価が増加し、セグメント損失は59百万円から131百万円へと拡大しました。 営業利益は△146百万円(前年同期は△72百万円)、経常利益は△161百万円(前年同期は△87百万円)、中間純利益は△161百万円(前年同期は△92百万円)となり、いずれも損失が拡大しました。特に、販売費及び一般管理費が前期比で増加している点も、利益を圧迫する要因となっています。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 (%) | |------------------|----------------|------------| | 流動資産 | 1,389 | △12.6% | | 現金及び預金 | 510 | △37.4% | | 受取手形及び売掛金 | 294 | △21.0% | | 棚卸資産 | 419 | 10.4% | | その他 | 68 | 72.5% | | 固定資産 | 456 | 10.2% | | 有形固定資産 | 24 | 11.9% | | 無形固定資産 | 411 | 9.6% | | 投資その他の資産 | 20 | 20.0% | | 資産合計 | 1,845 | △7.9% |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 (%) | |--------------------------|----------------|------------| | 流動負債 | 1,150 | 3.4% | | 支払手形及び買掛金 | 31 | △26.4% | | 短期借入金 | 705 | 15.6% | | その他 | 410 | △12.6% | | 固定負債 | 571 | △8.1% | | 長期借入金 | 571 | △8.1% | | 負債合計 | 1,722 | △0.7% |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 (%) | |------------------|----------------|------------| | 株主資本 | 123 | △54.3% | | 資本金 | 440 | 1.7% | | 利益剰余金 | △641 | △33.2% | | その他の包括利益累計額 | 記載なし | 記載なし | | 純資産合計 | 123 | △54.3% | | 負債純資産合計 | 1,845 | △7.9% |

貸借対照表に対するコメント: 自己資本比率は6.7%と、前期の13.5%から大幅に低下しており、財務の安全性が懸念されます。流動資産は減少しましたが、棚卸資産が増加しており、在庫管理の状況に注意が必要です。負債合計は微減ですが、短期借入金が増加しており、資金繰りの状況に影響を与える可能性があります。純資産合計の大幅な減少は、中間純損失の計上による利益剰余金の減少が主な要因です。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比 (%) 売上高比率 (%)
売上高(営業収益) 770 △14.3% 100.0%
売上原価 589 △8.7% 76.4%
売上総利益 181 △28.6% 23.6%
販売費及び一般管理費 327 0.4% 42.4%
営業利益 △146 - △19.0%
営業外収益 4 △86.5% 0.5%
営業外費用 18 17.7% 2.4%
経常利益 △161 - △20.9%
特別利益 記載なし 記載なし 記載なし
特別損失 記載なし 記載なし 記載なし
税引前当期純利益 △161 - △20.9%
法人税等 0 - 0.0%
当期純利益 △161 - △20.9%

損益計算書に対するコメント: 売上高の減少に伴い、売上総利益も大幅に減少しました。販売費及び一般管理費は微増に留まりましたが、売上総利益の減少幅が大きかったため、営業損失は前期の約2倍に拡大しました。営業外収益は大幅に減少しましたが、営業外費用は増加しました。結果として、経常損失、中間純損失ともに拡大しており、収益性の悪化が顕著です。売上高営業利益率は△19.0%と、非常に低い水準となっています。

5. キャッシュフロー

  • 営業活動によるキャッシュフロー: △299百万円(前年同期は△296百万円)
  • 投資活動によるキャッシュフロー: △77百万円(前年同期は△99百万円)
  • 財務活動によるキャッシュフロー: 70百万円(前年同期は△55百万円)
  • フリーキャッシュフロー: 営業活動によるCF + 投資活動によるCF = △376百万円

キャッシュフローに対するコメント: 営業活動によるキャッシュフローは、引き続きマイナスであり、本業での資金創出力が低下しています。特に棚卸資産の増加がキャッシュフローを圧迫しています。投資活動によるキャッシュフローもマイナスですが、前期より支出額は減少しています。財務活動によるキャッシュフローは、短期借入金や長期借入金の調達によりプラスに転じていますが、これは一時的な資金調達によるものであり、根本的な解決には至っていません。フリーキャッシュフローも大幅なマイナスとなっており、資金繰りには注意が必要です。

6. 今後の展望

会社は、2026年6月期の通期業績予想に変更はなく、売上高2,403百万円、営業利益92百万円、経常利益55百万円、当期純利益54百万円を見込んでいます。これは、下期にペイメントインテグレーション事業の大型案件の売上を見込んでいるためです。しかし、足元の第2四半期決算は厳しい結果となっており、通期予想達成のためには下期の業績回復が不可欠です。中期経営計画や具体的な戦略については、開示情報からは詳細を把握できませんでした。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績: ペイメントインテグレーション事業は売上微増も損失拡大、ペイメントサービス事業は売上大幅減、利益大幅減。
  • 配当方針: 2026年6月期は配当予想0円としており、現時点では配当の実施はありません。
  • 株主還元施策: 開示情報からは特筆すべき株主還元施策は見当たりません。
  • M&Aや大型投資: 開示情報からは特筆すべきM&Aや大型投資は見当たりません。
  • 人員・組織変更: 開示情報からは特筆すべき人員・組織変更は見当たりません。

【注意事項】 本レポートは、提供された決算短信に基づき作成されています。詳細な財務諸表や注記については、別途開示資料をご確認ください。金額の単位は「百万円」です。