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更新: 2026-02-13 16:30:00
決算 2026-02-13T16:30

2026年9月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)

株式会社まぐまぐ (4059)

決算評価: 悪い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

株式会社まぐまぐの2026年9月期第1四半期決算は、売上高は増加したものの、利益面では大幅な悪化が見られました。プラットフォーム事業の売上減少が響き、営業損失、経常損失、四半期純損失を計上しました。一方、メディア広告事業は堅調な成長を示し、その他事業も拡大傾向にあります。全体として、収益性の改善が喫緊の課題となっています。

2. 業績結果

科目 金額(百万円) 前期比 (%)
売上高(営業収益) 122.7 +10.7%
営業利益 △1.4 記載なし
経常利益 △2.3 記載なし
当期純利益 △2.6 記載なし
1株当たり当期純利益 △0.88円 記載なし
配当金 記載なし 記載なし

業績結果に対するコメント: 当第1四半期は、売上高が前年同期比10.7%増と堅調に推移したものの、営業利益、経常利益、当期純利益はいずれも損失となりました。これは、プラットフォーム事業の売上高が前年同期比6.8%減となったことが主な要因です。一方で、メディア広告事業は同41.4%増と大幅に伸長し、その他事業も大きく伸びています。しかし、プラットフォーム事業の落ち込みをメディア広告事業の成長で補いきれず、全体として赤字決算となりました。1株当たり当期純利益もマイナスとなっています。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 (%) | |----------------------|----------------|------------| | 流動資産 | 986.0 | 記載なし | | 現金及び預金 | 954.8 | +2.8% | | 受取手形及び売掛金 | 21.4 | 記載なし | | 棚卸資産 | 記載なし | 記載なし | | その他 | 0.2 | 記載なし | | 固定資産 | 36.0 | 記載なし | | 有形固定資産 | 7.8 | △0.6% | | 無形固定資産 | 8.4 | △5.3% | | 投資その他の資産 | 19.8 | △0.9% | | 資産合計 | 1,022.0 | +2.5% |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 (%) | |----------------------|----------------|------------| | 流動負債 | 162.4 | +6.7% | | 支払手形及び買掛金 | 15.1 | +55.2% | | 短期借入金 | 記載なし | 記載なし | | その他 | 54.5 | +21.8% | | 固定負債 | 記載なし | 記載なし | | 長期借入金 | 記載なし | 記載なし | | その他 | 記載なし | 記載なし | | 負債合計 | 162.4 | +6.7% |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 (%) | |----------------------|----------------|------------| | 株主資本 | 859.6 | +1.7% | | 資本金 | 338.4 | +2.5% | | 利益剰余金 | △11.9 | △27.4% | | その他の包括利益累計額 | 記載なし | 記載なし | | 純資産合計 | 859.6 | +1.7% | | 負債純資産合計 | 1,022.0 | +2.5% |

貸借対照表に対するコメント: 当期末の総資産は1,022,042千円となり、前期末比で2.5%増加しました。これは主に現金及び預金の増加によるものです。負債合計は162,434千円となり、前期末比で6.7%増加しました。流動負債の「その他」が増加しています。純資産合計は859,608千円となり、前期末比で1.7%増加しました。利益剰余金が四半期純損失の計上により減少していますが、資本金及び資本剰余金が増加したことが寄与しています。自己資本比率は84.1%と高い水準を維持しており、財務の安全性は良好です。流動比率や当座比率などの安全性指標は、詳細なデータがないため算出できませんが、現金及び預金の多さから、短期的な支払い能力は問題ないと考えられます。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比 (%) 売上高比率 (%)
売上高(営業収益) 122.7 +10.7% 100.0%
売上原価 44.1 +3.6% 35.9%
売上総利益 78.6 +15.5% 64.1%
販売費及び一般管理費 79.9 +19.5% 65.1%
営業利益 △1.4 記載なし △1.1%
営業外収益 0.045 記載なし 0.0%
営業外費用 1.0 記載なし 0.8%
経常利益 △2.3 記載なし △1.9%
特別利益 記載なし 記載なし 記載なし
特別損失 記載なし 記載なし 記載なし
税引前当期純利益 △2.3 記載なし △1.9%
法人税等 0.2 記載なし 0.2%
当期純利益 △2.6 記載なし △2.1%

損益計算書に対するコメント: 売上高は122,706千円と前年同期比10.7%増加しましたが、売上原価の増加率(3.6%)を上回ったため、売上総利益は78,566千円と15.5%増加しました。しかし、販売費及び一般管理費が79,934千円と19.5%と大きく増加したため、営業利益は△1,367千円の損失となりました。営業外費用として上場関連費用1,000千円が発生したこともあり、経常利益は△2,322千円の損失となりました。当期純利益も△2,560千円の損失です。売上高営業利益率は-1.1%とマイナスであり、収益性の悪化が顕著です。コスト構造としては、販売費及び一般管理費の増加が利益を圧迫している状況です。

5. キャッシュフロー(記載があれば)

当第1四半期累計期間に係る四半期キャッシュ・フロー計算書は作成されていません。

6. 今後の展望

2026年9月期の通期業績予想は、売上高488百万円(前期比11.4%増)、営業利益30百万円(前期比9.9%増)、経常利益17百万円(前期比14.2%減)、当期純利益15百万円(前期比5.46%増)としています。この予想は、第1四半期の赤字決算から大きく乖離しており、今後の四半期で大幅な収益改善が必要となります。 会社は「伝えたいことを、知りたい人に。」を経営ビジョンに掲げ、「クリエイターファースト、個人ファースト」の姿勢を大切にしています。生成AIの普及、デジタル広告市場の再編、コンテンツ流通の多様化といった環境変化に対応するため、柔軟かつ機動的な経営体制の構築を進めています。2025年10月1日付で経営理念体系を刷新しており、今後の事業展開に注力していく姿勢が見られます。 また、複数市場への上場を視野に入れ、主幹事証券会社としてフィリップ証券株式会社を選定したことは、将来的な資本市場での活動を強化していく意向を示唆しています。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績:
    • プラットフォーム事業: 売上高 76,504千円(前期比6.8%減)、セグメント利益 40,738千円(前期比5.3%減)
    • メディア広告事業: 売上高 40,302千円(前期比41.4%増)、セグメント利益 16,938千円(前期比64.1%増)
    • その他事業: 売上高 5,899千円(前期は172千円)、セグメント利益 2,611千円(前期は50千円)
  • 配当方針: 2025年9月期は年間配当金0円でした。2026年9月期(予想)も0円となっています。
  • 株主還元施策: 現時点では特筆すべき株主還元施策は見られません。
  • M&Aや大型投資: 記載なし。
  • 人員・組織変更: 2025年10月1日付で経営理念体系を刷新しています。