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更新: 2026-02-13 16:30:00
決算 2026-02-13T16:30

2026年3月期 第4四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

株式会社ショーケース (3909)

決算評価: 非常に良い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

株式会社ショーケースは、2026年3月期第4四半期連結累計期間(2025年1月1日~2025年12月31日)において、決算期変更による15ヶ月の変則決算となりました。当期は、前期の営業損失から大幅な改善を達成し、黒字転換を果たしました。DXクラウド事業、広告・メディア事業、投資関連事業の各セグメントが堅調に推移し、特にDXクラウド事業におけるオンライン本人確認サービスや入力フォーム最適化ツールの成長、投資関連事業におけるファンド分配収益の拡大が業績を牽引しました。また、連結子会社であったReYuu Japan株式会社の株式譲渡により、財務基盤が大幅に強化され、自己資本比率も大きく向上しました。

2. 業績結果

科目 金額(百万円) 前期比 (%)
売上高(営業収益) 2,901 記載なし
営業利益 86 記載なし
経常利益 78 記載なし
EBITDA 158 記載なし
親会社株主に帰属する四半期純利益 810 記載なし
1株当たり当期純利益(EPS) 94.53円 記載なし
配当金(年間) 0.00円 記載なし

業績結果に対するコメント: 当第4四半期連結累計期間は、決算期変更の経過期間であり、前年同四半期との比較は行われていません。しかし、前連結会計年度の営業損失(△165百万円)から当期は営業利益86百万円へと大幅な改善を遂げており、収益性が大きく向上したことが伺えます。特に、特別利益として関係会社株式売却益900百万円を計上したことが、親会社株主に帰属する四半期純利益の大幅な増加に寄与しています。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 (%) | |--------------------------|----------------|------------| | 流動資産 | 2,073 | △30.8% | | 現金及び預金 | 829 | △32.9% | | 受取手形及び売掛金 | 135 | △81.0% | | 棚卸資産 | 0 | △100.0% | | その他 | 33 | △69.9% | | 固定資産 | 427 | △13.1% | | 有形固定資産 | 82 | △27.6% | | 無形固定資産 | 23 | △89.7% | | 投資その他の資産 | 322 | 109.0% | | 資産合計 | 2,500 | △28.3% |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 (%) | |--------------------------|----------------|------------| | 流動負債 | 732 | △48.0% | | 支払手形及び買掛金 | 16 | △52.1% | | 短期借入金 | 500 | △44.4% | | その他 | 127 | △39.7% | | 固定負債 | 70 | △91.1% | | 長期借入金 | 63 | △91.3% | | その他 | 7 | △80.4% | | 負債合計 | 801 | △63.4% |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 (%) | |--------------------------|----------------|------------| | 株主資本 | 1,683 | 111.6% | | 資本金 | 389 | 0.0% | | 利益剰余金 | △45 | 95.2% | | その他の包括利益累計額 | 16 | 記載なし | | 純資産合計 | 1,699 | 31.2% | | 負債純資産合計 | 2,500 | △28.3% |

貸借対照表に対するコメント: 当期において、資産合計は前期末比で28.3%減少しました。これは、連結子会社であったReYuu Japan株式会社の連結除外や、関係会社短期貸付金、投資有価証券の増加、一方で現金及び預金、売掛金及び契約資産、棚卸資産、のれんの減少などが主な要因です。負債合計は63.4%と大幅に減少し、特に長期借入金や短期借入金の返済が進んだことが伺えます。純資産合計は111.6%増加し、自己資本比率は22.8%から68.0%へと劇的に改善しました。これは、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上、ReYuu社連結除外による影響、そして株式譲渡による資金調達が大きく寄与した結果です。流動比率や当座比率などの安全性指標は、負債の大幅な減少により改善していると考えられます。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比 (%) 売上高比率 (%)
売上高(営業収益) 2,901 記載なし 100.0%
売上原価 1,602 記載なし 55.2%
売上総利益 1,299 記載なし 44.8%
販売費及び一般管理費 1,214 記載なし 41.8%
営業利益 86 記載なし 3.0%
営業外収益 18 記載なし 0.6%
営業外費用 26 記載なし 0.9%
経常利益 78 記載なし 2.7%
特別利益 933 記載なし 32.2%
特別損失 163 記載なし 5.6%
税引前当期純利益 847 記載なし 29.2%
法人税等 41 記載なし 1.4%
当期純利益 806 記載なし 27.8%

損益計算書に対するコメント: 当期の損益計算書は、決算期変更のため前年同期比での比較はできませんが、売上高2,901百万円に対し、売上総利益1,299百万円(売上高比率44.8%)を確保しており、粗利率は堅調です。販売費及び一般管理費は1,214百万円(売上高比率41.8%)となり、営業利益は86百万円(売上高比率3.0%)となりました。特筆すべきは、特別利益として関係会社株式売却益900百万円を計上したことで、税引前当期純利益は847百万円、当期純利益は806百万円と大幅な黒字となりました。これは、前期の営業損失から大きく改善し、財務体質の強化に大きく貢献しています。

5. キャッシュフロー(記載があれば)

  • 営業活動によるキャッシュフロー: 記載なし
  • 投資活動によるキャッシュフロー: 記載なし
  • 財務活動によるキャッシュフロー: 記載なし
  • フリーキャッシュフロー: 記載なし

6. 今後の展望

株式会社ショーケースは、決算期変更の経過期間であり、連結子会社であったReYuu Japan株式会社の株式譲渡により事業構造が大きく変化したため、現時点では連結業績予想を開示していません。しかし、DXクラウド事業においては、オンライン本人確認(eKYC等)やマイナンバーカードを利用した公的個人認証サービス(JPKI)、多要素認証(MFA)などのニーズが急拡大しており、2027年4月の犯罪収益移転防止法改正も市場のさらなる拡大を後押しすると期待されています。今後も、ユーザビリティの高い技術を活用し、社会の課題を解決する価値の高いサービスを積極的に提供していく方針です。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績:
    • DXクラウド事業: 売上高 1,081百万円、セグメント利益 381百万円。EFOツール「FormAssist」は市場シェアNo.1を維持し、「ProTechシリーズ」は380社超の導入実績。
    • 広告・メディア事業: 売上高 280百万円、セグメント利益 51百万円。オウンドメディア、SNS広告運用サービス等で安定的に売上貢献。
    • 投資関連事業: 売上高 172百万円、セグメント利益 85百万円。ファンド分配収益の拡大により大幅増収増益。
  • 配当方針: 2024年12月期、2026年3月期ともに配当は0円です。
  • 株主還元施策: 記載なし。
  • M&Aや大型投資: 連結子会社であったReYuu Japan株式会社の株式の一部譲渡を実施。
  • 人員・組織変更: 連結子会社ReYuu Japan株式会社を連結の範囲から除外。