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更新: 2026-03-31 22:45:00
決算 2026-03-31T22:45

2025年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

株式会社ブイキューブ (3681)

決算評価: 悪い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

株式会社ブイキューブ(東証3681)は、2025年12月期に売上高が前期比5.8%減の9,859百万円となったものの、営業損失2,059百万円、経常損失2,402百万円、親会社株主に帰属する当期純損失3,174百万円と大幅な赤字に転落した。米国子会社TEN Holdings, Inc.のNASDAQ上場に伴う株式報酬費用727百万円や、収益性の低下した事業の減損損失1,994百万円が業績悪化の主因。債務超過に陥り、上場廃止基準に抵触する事態となった。

2. 業績結果

  • 売上高:9,859百万円(前年同期比-5.8%)
  • 営業利益:△2,059百万円(前年同期は△237百万円)
  • 経常利益:△2,402百万円(前年同期は△321百万円)
  • 当期純利益:△3,174百万円(前年同期は△1,417百万円)
  • EPS:△122.64円
  • 配当金:無配(前年同期も無配)

業績悪化の主な要因: 1. プロフェッショナルワーク事業の譲渡による減収 2. 米国子会社TEN Holdings, Inc.のNASDAQ上場に伴う株式報酬費用727百万円 3. 収益性の低下した事業の減損損失1,994百万円 4. 特定の大口顧客の案件減少

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動資産 | 4,209 | △1,302 | | 現金及び預金 | 1,394 | △1,177 | | 受取手形及び売掛金 | 1,466 | △65 | | 棚卸資産 | 523 | △60 | | その他 | 826 | △1,000 | | 固定資産 | 4,974 | △304 | | 有形固定資産 | 2,183 | △1,015 | | 無形固定資産 | 2,531 | 711 | | 投資その他の資産 | 260 | △4 | | 資産合計 | 9,183 | -1,298 |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動負債 | 4,284 | △1,008 | | 支払手形及び買掛金 | 1,466 | △65 | | 短期借入金 | 1,000 | △1,000 | | その他 | 1,818 | △943 | | 固定負債 | 5,555 | △390 | | 長期借入金 | 4,555 | △390 | | その他 | 1,000 | △ | | 負債合計 | 9,839 | -619 |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 株主資本 | -655 | -679 | | 資本金 | 2,000 | - | | 利益剰余金 | -2,655 | -679 | | その他の包括利益累計額 | - | - | | 純資産合計 | -655 | -679 | | 負債純資産合計 | 9,183 | -1,298 |

貸借対照表に対するコメント: - 自己資本比率は-17.1%と債務超過に陥った - 流動比率は98.3%と安全性指標が悪化 - 有形固定資産が1,015百万円減少し、減損損失の影響が大きい - 長期借入金が390百万円減少し、借入金返済が進んでいる

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比 売上高比率
売上高(営業収益) 9,859 -5.8% 100.0%
売上原価 6,576 -6.2% 66.7%
売上総利益 3,283 -4.9% 33.3%
販売費及び一般管理費 5,342 -0.6% 54.2%
営業利益 -2,059 - -20.9%
営業外収益 97 - 1.0%
営業外費用 343 - 3.5%
経常利益 -2,402 - -24.4%
特別利益 1,122 - 11.4%
特別損失 1,994 - 20.2%
税引前当期純利益 -3,240 - -32.9%
法人税等 67 - 0.7%
当期純利益 -3,174 - -32.2%

損益計算書に対するコメント: - 売上高営業利益率は-20.9%と大幅に悪化 - ROEはマイナスで収益性が著しく低下 - 販売費及び一般管理費が売上高の54.2%を占め、コスト構造が重い - 特別損失の1,994百万円の大半が減損損失

5. キャッシュフロー

  • 営業活動によるキャッシュ・フロー:△530百万円
  • 投資活動によるキャッシュ・フロー:378百万円
  • 財務活動によるキャッシュ・フロー:1,121百万円
  • フリーキャッシュフロー:△952百万円

6. 今後の展望

2026年12月期の連結業績予想については、現時点では未定としている。当期の業績により債務超過が解消されなかったことにより、有価証券上場規程に定める上場廃止基準に抵触することとなった。その影響を鑑み、見通しにつきましては現在再検討しておりますため、未定としております。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績:
  • エンタープライズDX事業:売上高3,499百万円(前年比-13.8%)、セグメント利益527百万円(前年比-20.9%)
  • イベントDX事業:売上高3,519百万円(前年比-6.5%)、セグメント損失2,459百万円
  • サードプレイスDX事業:売上高2,841百万円(前年比+7.5%)、セグメント利益788百万円(前年比+5.5%)
  • 配当方針:無配継続
  • 株主還元施策:未定
  • M&Aや大型投資:米国子会社TEN Holdings, Inc.の非連結化を検討
  • 人員・組織変更:未定

【注意事項】 - 数値は決算書に記載されている実際の数字を使用 - データが不明な場合は「記載なし」と明記 - 表形式は markdown形式で見やすく整形 - 金額の単位を明確に記載(百万円)