適時開示情報 要約速報

更新: 2026-04-03 09:15:42
決算 2026-02-12T15:30

2025年12月期決算短信〔日本基準〕(非連結)

ソフトマックス株式会社 (3671)

決算評価: 非常に良い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

ソフトマックス株式会社は、2025年12月期において、売上高、営業利益、経常利益、当期純利益の全てにおいて前期比大幅増を達成し、上場以来過去最高を記録しました。これは、医療DX推進という追い風の中、主力である電子カルテシステムの販売が堅調に推移し、新規導入およびリプレイス需要を効果的に取り込んだ結果です。クラウド技術の活用や先端技術への投資も、競争優位性を確立し、収益性向上に貢献しました。財政状態も、自己資本比率が43.0%と健全性を維持しつつ、積極的な投資活動も見られます。

2. 業績結果

科目 金額(百万円) 前期比(%)
売上高(営業収益) 6,928 27.6
営業利益 740 11.8
経常利益 794 13.4
当期純利益 573 19.4
1株当たり当期純利益(円) 23.87 19.4
配当金(円) 10.00 -

業績結果に対するコメント: 売上高は前期比27.6%増と大幅に増加しました。これは、医療DX推進の流れを背景とした電子カルテシステムへの需要の高まりが主な要因です。特に、新規導入案件および既存顧客のリプレイス需要が堅調に推移したことが、売上拡大に大きく貢献しました。 利益面でも、売上高の増加に伴い、営業利益は11.8%増、経常利益は13.4%増、当期純利益は19.4%増と、いずれも増加しました。これは、売上高の増加がコスト増加を上回ったこと、および効率的な事業運営によるものと考えられます。 1株当たり当期純利益も、株式分割を考慮した上で前期比19.4%増と大きく伸長しており、株主価値の向上を示唆しています。 配当金については、2025年12月期は10.00円となりました。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) | |--------------------|--------------|------------| | 流動資産 | 5,492 | -2.6 | | 現金及び預金 | 3,117 | -9.7 | | 受取手形及び売掛金 | 1,514 | 12.7 | | 棚卸資産 | 716 | 1.9 | | その他 | 147 | -53.5 | | 固定資産 | 3,636 | 91.7 | | 有形固定資産 | 1,046 | -2.5 | | 無形固定資産 | 39 | 31.5 | | 投資その他の資産 | 2,550 | 222.4 | | 資産合計 | 9,129 | 21.1 |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) | |--------------------|--------------|------------| | 流動負債 | 3,544 | 5.1 | | 支払手形及び買掛金 | 1,574 | -10.4 | | 短期借入金 | 1,350 | 8.0 | | その他 | 620 | 119.3 | | 固定負債 | 1,658 | 157.6 | | 長期借入金 | 1,043 | 615.8 | | その他 | 615 | 108.9 | | 負債合計 | 5,203 | 29.5 |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) | |--------------------|--------------|------------| | 株主資本 | 3,925 | 11.6 | | 資本金 | 448 | 1.4 | | 利益剰余金 | 3,167 | 14.1 | | その他の包括利益累計額 | △0 | - | | 純資産合計 | 3,925 | 11.6 | | 負債純資産合計 | 9,129 | 21.1 |

貸借対照表に対するコメント: 当事業年度末の総資産は9,129百万円となり、前期比21.1%増加しました。この増加は主に固定資産の増加によるもので、特に「投資その他の資産」が222.4%と大幅に増加しています。これは、投資不動産の取得によるものと考えられます。 負債合計は5,203百万円となり、前期比29.5%増加しました。特に固定負債の増加が顕著で、長期借入金が615.8%増加しています。これは、積極的な投資活動のための資金調達によるものと推測されます。 純資産合計は3,925百万円となり、前期比11.6%増加しました。利益剰余金の増加が主な要因です。 自己資本比率は43.0%となり、前期の46.7%からやや低下しましたが、依然として健全な水準を維持しています。 流動比率(流動資産 ÷ 流動負債)は約1.55倍、当座比率((流動資産 - 棚卸資産)÷ 流動負債)は約0.93倍となり、短期的な支払い能力は一定程度確保されていると考えられます。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比(%) 売上高比率(%)
売上高(営業収益) 6,928 27.6 100.0
売上原価 3,481 35.4 50.2
売上総利益 3,447 19.8 49.8
販売費及び一般管理費 2,706 23.1 39.1
営業利益 740 11.8 10.7
営業外収益 54 - 0.8
営業外費用 1 - 0.0
経常利益 794 13.4 11.5
特別利益 0 - 0.0
特別損失 0 - 0.0
税引前当期純利益 794 13.4 11.5
法人税等 221 - 3.2
当期純利益 573 19.4 8.3

損益計算書に対するコメント: 売上高は前期比27.6%増と大幅に伸長し、過去最高を記録しました。売上原価も増加しましたが、売上高の伸び率を下回ったため、売上総利益は19.8%増となりました。 販売費及び一般管理費も増加しましたが、売上高の伸び率と比較すると抑制されており、営業利益は11.8%増となりました。売上高営業利益率は10.7%と、前期の12.2%からやや低下しましたが、依然として高い収益性を維持しています。 営業外収益・費用は軽微であり、経常利益も13.4%増となりました。 当期純利益は19.4%増と、売上高の伸び率を上回る増加率を示しました。これは、法人税等の負担率が前期と比較して改善したことによるものと考えられます。 ROE(自己資本利益率)は、当期純利益573百万円 ÷ 自己資本平均((3,517+3,925)/2)≒ 3,721百万円 ≒ 15.4% となり、高い収益性を示しています。

5. キャッシュフロー

  • 営業活動によるキャッシュフロー: 388,949千円(前事業年度は663,976千円の収入)
  • 投資活動によるキャッシュフロー: △1,169,293千円(前事業年度は△92,760千円の支出)
  • 財務活動によるキャッシュフロー: 883,556千円(前事業年度は△100,223千円の支出)
  • フリーキャッシュフロー: 営業活動によるCF + 投資活動によるCF = 388,949 - 1,169,293 = △780,344千円

キャッシュフローに対するコメント: 営業活動によるキャッシュフローは前期比で減少しましたが、依然としてプラスを維持しており、本業でのキャッシュ創出能力は健在です。 投資活動によるキャッシュフローは大幅なマイナスとなっており、これは投資不動産の取得による支出が主な要因です。積極的な資産投資を行っていることが伺えます。 財務活動によるキャッシュフローはプラスに転じており、長期借入金の増加が主な要因です。これは、投資活動のための資金調達を財務活動で行っていることを示しています。 フリーキャッシュフローはマイナスとなっており、これは積極的な投資活動によるものです。

6. 今後の展望

ソフトマックス株式会社は、2026年12月期の業績予想として、売上高7,800百万円(前期比12.6%増)、営業利益800百万円(前期比8.0%増)、経常利益854百万円(前期比7.5%増)、当期純利益580百万円(前期比1.3%増)を予想しています。 医療DXの推進は今後も継続すると見込まれており、電子カルテの普及率向上目標なども追い風となるでしょう。同社は、クラウド技術とAIなどの先端技術を活用し、医療情報システムの提供を通じて、更なる医療への貢献を目指すとしています。 リスク要因としては、医療業界における規制変更や競合の激化、技術革新への対応などが考えられます。成長機会としては、医療DXの進展に伴う新たなシステム需要や、生成AIなどの先端技術を活用したソリューション開発が挙げられます。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績: システム事業の単一セグメントのため、記載省略。
  • 配当方針: 2025年12月期は10.00円の配当を実施。2026年12月期も同額の配当予想。
  • 株主還元施策: 配当金の実施。
  • M&Aや大型投資: 投資不動産への大型投資を実施。
  • 人員・組織変更: 記載なし。