適時開示情報 要約速報

更新: 2026-04-03 09:15:33
決算 2026-02-13T15:30

2026年6月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

株式会社ブレインパッド (3655)

決算評価: 悪い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

株式会社ブレインパッド2025年7月1日~12月31日の中間決算は、売上高が前年同期比0.3%増の微増に留まった一方、営業利益率が7.3%から7.0%に悪化し、特別損失の影響で最終赤字に転落した。AIエージェント事業を担う新子会社2社の連結により固定費が増加したことが主因。流動資産は減少したが、長期借入金471百万円を調達し資金繰りに余裕。通期業績予想は維持され、第3四半期以降の受注回復に期待。

2. 業績結果

科目 2026年6月期中間期 前年同期 増減率
売上高 5,867百万円 5,851百万円 +0.3%
営業利益 425百万円 984百万円 △56.8%
経常利益 425百万円 1,031百万円 △58.8%
当期純利益 △270百万円 691百万円 △139.1%
EPS △12.95円 32.28円 △140.1%
配当金 0円 8円(通期) △100%

業績結果に対するコメント: - 利益悪化の要因
①TOB関連費用717百万円の特別損失計上
②新子会社(BrainPad AAA・アクティブコア)の先行投資増
③プロフェッショナルサービス事業の受注遅れ(売上△4.0%) - セグメント別動向
🔹プロダクト事業:売上1,870百万円(+11.1%)も利益率低下(259百万円、△47.5%)
🔹プロフェッショナルサービス:売上4,001百万円(△4.0%)、利益1,572百万円(△15.5%)

3. 貸借対照表

【資産の部】(単位:百万円) | 科目 | 2025年12月期 | 前期比 | |------|--------------|--------| | 流動資産 | 5,182 | △69 | | 現金及び預金 | 3,229 | △166 | | 売掛金 | 1,383 | +66 | | 固定資産 | 2,665 | +397 | | 有形固定資産 | 357 | △49 | | のれん | 528 | +233 | | 資産合計 | 7,847 | +328 |

【負債の部】 | 科目 | 2025年12月期 | 前期比 | |------|--------------|--------| | 流動負債 | 1,887 | +331 | | 買掛金 | 173 | +41 | | 固定負債 | 644 | +448 | | 長期借入金 | 471 | 新規 | | 負債合計 | 2,531 | +778 |

【純資産の部】 | 科目 | 2025年12月期 | 前期比 | |------|--------------|--------| | 資本金 | 598 | ±0 | | 利益剰余金 | 5,889 | △474 | | 自己株式 | △1,751 | +26 | | 純資産合計 | 5,316 | △450 |

貸借対照表に対するコメント: - 自己資本比率67.7%(前期76.7%から悪化)も依然高水準 - 流動比率274%(流動資産5,182/流動負債1,887)で短期支払能力は良好 - 負債増加は長期借入金調達(471百万円)と未払金増(477百万円)が主因 - のれんが232百万円増加し、M&A推進姿勢を反映

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比 売上高比率
売上高 5,867 +0.3% 100.0%
売上原価 3,241 +7.8% 55.2%
売上総利益 2,626 △7.7% 44.8%
販管費 2,201 +18.3% 37.5%
営業利益 426 △56.8% 7.3%
経常利益 426 △58.8% 7.3%
特別損失 742 - -
当期純利益 △271 △139.1% △4.6%

損益計算書に対するコメント: - 売上総利益率44.8%(前期48.6%)は人件費・外注費増加で悪化 - 販管費比率37.5%(前期31.8%)は新事業投資が影響 - 営業利益率7.3%は業界平均(10-15%)を下回る低水準 - TOB関連費用が1株当たり利益を△12.95円に押し下げ

5. キャッシュフロー

科目 金額(百万円) 前年同期比
営業CF +62 △92.1%
投資CF △743 383.9%増加
財務CF +333 前年△171より改善
フリーCF △681 大幅悪化

6. 今後の展望

  • 通期予想(2026年6月期)
    売上高13,500百万円(+14.7%)、営業利益1,750百万円(+11.1%)
  • 成長戦略
    AIエージェント事業の早期収益化、BPaaS事業の拡大
  • リスク要因
    ①IT人材不足による受注遅延
    ②新子会社の収益化遅れ
    ③競合他社の価格競争激化

7. その他の重要事項

  • 配当方針:中間配当0円、通期予想8円(前期同額)
  • M&A戦略:AI・マーケティング領域で継続的な買収を表明
  • 人員戦略:中途採用・業務委託パートナー増強に注力
  • 富士通TOB影響:アドバイザリー費用計上は一時的要因

(注)数値は決算短信に基づき百万円単位で表記、増減率は独自計算

関連する開示情報(同じ企業)