適時開示情報 要約速報

更新: 2026-04-03 09:15:42
決算 2026-02-12T15:30

2026年9月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

アクセルマーク株式会社 (3624)

決算評価: 悪い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

アクセルマーク株式会社の2026年9月期第1四半期(2025年10月1日~2025年12月31日)連結業績は、売上高は前年同期比で増加が見られるものの、大幅な営業損失、経常損失、および親会社株主に帰属する当期純損失を計上しました。これは、主力の広告事業における需要低迷に加え、成長戦略として推進するトレカ事業およびヘルスケア事業(ビューティー&ウェルネス事業)への先行投資が影響しています。特に、トレカ事業ではECサイトのオープンや店舗展開を進めていますが、広告事業の損失を補うには至っていません。貸借対照表においては、現金及び預金が大幅に減少した一方で、自己資本比率は改善しています。継続企業の前提に関する重要な疑義が生じており、今後の収益構造の改善と資金調達が喫緊の課題となっています。

2. 業績結果

科目 金額(百万円) 前期比 (%)
売上高(営業収益) 321 記載なし
EBITDA 149 記載なし
営業利益 △154 記載なし
経常利益 △168 記載なし
親会社株主に帰属する四半期純利益 △196 記載なし
1株当たり当期純利益 △10.02 記載なし
配当金 記載なし 記載なし

業績結果に対するコメント: 当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高は321百万円となりましたが、営業損失154百万円、経常損失168百万円、親会社株主に帰属する当期純損失196百万円と、大幅な赤字となりました。EBITDAも149百万円の赤字です。 増減の要因としては、主力の広告事業において、主要顧客である国内の電子書籍およびゲーム関連業界からの広告出稿意欲が回復せず、需要の低迷が継続していることが挙げられます。一方で、成長戦略として掲げるトレカ事業では、ECサイトのオープンや店舗展開を進めており、一定の売上を計上していますが、セグメント損失は66百万円となっています。ヘルスケア事業(ビューティー&ウェルネス事業)も立ち上げ段階であり、自社化粧品ブランドの販売を開始していますが、セグメント損失は35百万円となっています。 これらの事業構造の転換を進めるための投資が先行し、広告事業の損失をカバーできていない状況です。 特筆すべき事項として、継続企業の前提に関する重要な疑義が生じており、今後の経営基盤の安定化に向けた対応策が喫緊の課題となっています。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 (%) | |----------------------|---------------|------------| | 流動資産 | 603 | 記載なし | | 現金及び預金 | 367 | 記載なし | | 受取手形及び売掛金 | 109 | 記載なし | | 棚卸資産 | 69 | 記載なし | | その他 | 56 | 記載なし | | 固定資産 | 245 | 記載なし | | 有形固定資産 | 18 | 記載なし | | 無形固定資産 | 75 | 記載なし | | 投資その他の資産 | 151 | 記載なし | | 資産合計 | 849 | 記載なし |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 (%) | |------------------------------------|---------------|------------| | 流動負債 | 169 | 記載なし | | 支払手形及び買掛金 | 77 | 記載なし | | 短期借入金 | 記載なし | 記載なし | | その他 | 84 | 記載なし | | 固定負債 | 20 | 記載なし | | 長期借入金 | 18 | 記載なし | | その他 | 2 | 記載なし | | 負債合計 | 189 | 記載なし |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 (%) | |--------------------------------|---------------|------------| | 株主資本 | 628 | 記載なし | | 資本金 | 642 | 記載なし | | 利益剰余金 | △1,482 | 記載なし | | その他の包括利益累計額 | 4 | 記載なし | | 純資産合計 | 659 | 記載なし | | 負債純資産合計 | 849 | 記載なし |

貸借対照表に対するコメント: 当第1四半期末の資産合計は849百万円となり、前連結会計年度末から476百万円減少しました。これは主に現金及び預金が551百万円減少したことによるものです。一方で、売掛金や商品及び製品は増加しています。 負債合計は189百万円となり、前連結会計年度末から331百万円減少しました。これは、1年内償還予定の転換社債型新株予約権付社債が消滅したことなどが主な要因です。 純資産合計は659百万円となり、前連結会計年度末から145百万円減少しました。これは、当期純損失の計上による利益剰余金の減少が主な要因です。 自己資本比率は74.5%となり、前連結会計年度末の60.1%から大幅に改善しています。これは、負債の減少が資産の減少を上回ったためです。 流動比率や当座比率などの安全性指標に関する具体的な数値は記載されていませんが、自己資本比率の改善は財務基盤の安定化に寄与する可能性があります。しかし、現金及び預金の減少は、今後の資金繰りに影響を与える可能性があります。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比 (%) 売上高比率 (%)
売上高(営業収益) 321 記載なし 100.0%
売上原価 248 記載なし 77.2%
売上総利益 73 記載なし 22.8%
販売費及び一般管理費 227 記載なし 70.7%
営業利益 △154 記載なし △48.0%
営業外収益 0.8 記載なし 0.3%
営業外費用 15.5 記載なし 4.8%
経常利益 △168 記載なし △52.4%
特別利益 0.7 記載なし 0.2%
特別損失 36.1 記載なし 11.2%
税引前当期純利益 △204 記載なし △63.5%
法人税等 △7.4 記載なし △2.3%
当期純利益 △196 記載なし △61.1%

損益計算書に対するコメント: 当第1四半期の損益計算書を見ると、売上高は321百万円でしたが、売上原価が248百万円と高く、売上総利益は73百万円にとどまりました。販売費及び一般管理費が227百万円と売上高に対して非常に高く、これが営業損失△154百万円の主な要因となっています。 営業外費用では、新株予約権発行費が15百万円発生しており、これが経常損失を拡大させています。 特別損失として、転換社債償還損が36百万円計上されています。 これらの結果、税引前当期純損失は204百万円、当期純損失は196百万円となりました。 売上高営業利益率は△48.0%と非常に低く、収益性の改善が急務です。 コスト構造としては、販売費及び一般管理費の比率が売上高の70.7%を占めており、これが収益を圧迫しています。 前期からの主な変動要因としては、広告事業の低迷による売上への影響と、成長戦略推進のための先行投資が考えられます。

5. キャッシュフロー(記載があれば)

  • 営業活動によるキャッシュフロー:記載なし
  • 投資活動によるキャッシュフロー:記載なし
  • 財務活動によるキャッシュフロー:記載なし
  • フリーキャッシュフロー:記載なし

6. 今後の展望

会社は、2026年9月期の通期連結業績予想として、売上高1,308百万円(前期比34.4%増)、営業利益△486百万円、経常利益△501百万円、親会社株主に帰属する当期純利益△502百万円としています。これは、第1四半期の業績予想からの修正はありません。 成長戦略としては、「ヘルスケア事業(ビューティー&ウェルネス事業)の拡大」及び「トレカ事業の拡大」を掲げています。具体的には、トレカ事業では実店舗とECサイトの連携強化、ヘルスケア事業では化粧品自社ブランドの展開や韓国のトレンドサプリメントを取り扱う事業会社の子会社化(ウェルネスモアラボラトリーズ株式会社の全株式取得)を進めています。 リスク要因としては、継続企業の前提に関する重要な疑義が生じている点が挙げられます。これは、当期純損失の計上や、新株予約権の行使による資金調達が未確定であることなどが理由です。 成長機会としては、トレーディングカード市場の拡大や、ビューティー&ウェルネス分野の成長が期待されます。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績:
    • トレカ事業:売上高150百万円、セグメント損失66百万円
    • 広告事業:売上高171百万円、セグメント損失5百万円
    • その他事業(ヘルスケア事業含む):売上高0.5百万円、セグメント損失35百万円
  • 配当方針: 2025年9月期は配当を実施しておらず、2026年9月期も配当予想は0円となっています。
  • 株主還元施策: 現在、株主還元施策に関する具体的な情報は記載されていません。
  • M&Aや大型投資: 2026年2月12日付でウェルネスモアラボラトリーズ株式会社の全株式を取得し、完全子会社化しました。
  • 人員・組織変更: 記載なし。