2026年9月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
株式会社マリオン (3494)
決算評価: 非常に良い主要業績指標
AI財務分析レポート
1. 総評
株式会社マリオンの2026年9月期第1四半期決算は、売上高、営業利益、経常利益、当期純利益の全てにおいて前期比で大幅な増加を達成し、非常に良好な結果となりました。賃貸住宅市場における単身世帯向け需要の堅調さや、既存物件の入居率維持向上への取り組みが奏功しました。一方で、不動産価格の上昇に伴う仕入れリスクの増加には引き続き注意が必要です。
2. 業績結果
| 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) |
|---|---|---|
| 売上高(営業収益) | 415 | +6.5% |
| 営業利益 | 107 | +27.0% |
| 経常利益 | 51 | +38.5% |
| 当期純利益 | 35 | +38.7% |
| 1株当たり当期純利益(円) | 4.56 | - |
| 配当金(2025年9月期) | 6.00 | - |
業績結果に対するコメント: 当第1四半期は、売上高が前期比6.5%増の415百万円となりました。これは、主に不動産賃貸サービスにおける入居率維持向上策が奏功したこと、および不動産証券化サービスでの微増によるものです。売上原価の効率化(前期比4.6%減)も寄与し、売上総利益は237百万円(前期比13.7%増)と大きく伸長しました。販売費及び一般管理費は増加しましたが、売上総利益の増加幅が大きかったため、営業利益は前期比27.0%増の107百万円となりました。営業外費用が増加したものの、それを上回る経常利益の増加となり、当期純利益も38.7%増と大幅に増加しました。
3. 貸借対照表(バランスシート)
【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) | |----------------------|---------------|--------| | 流動資産 | 2,824 | +5.9% | | 現金及び預金 | 2,010 | +8.4% | | 受取手形及び売掛金 | 記載なし | 記載なし | | 棚卸資産 | 776 | -0.4% | | その他 | 39 | +10.2% | | 固定資産 | 16,764 | +3.9% | | 有形固定資産 | 16,378 | +3.9% | | 建物 | 5,828 | +5.1% | | 土地 | 10,518 | +3.7% | | 無形固定資産 | 91 | -4.1% | | 投資その他の資産 | 295 | +6.7% | | 資産合計 | 19,588 | +4.2% |
【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) | |----------------------|---------------|--------| | 流動負債 | 2,637 | +31.5% | | 支払手形及び買掛金 | 記載なし | 記載なし | | 短期借入金 | 1,731 | +82.9% | | その他 | 357 | -29.5% | | 固定負債 | 12,196 | +1.4% | | 長期借入金 | 6,780 | -1.0% | | その他 | 5,196 | +4.0% | | 負債合計 | 14,832 | +5.7% |
【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) | |----------------------|---------------|--------| | 株主資本 | 4,710 | -0.2% | | 資本金 | 1,388 | 0.0% | | 利益剰余金 | 2,220 | -0.5% | | その他の包括利益累計額 | 33 | -4.5% | | 純資産合計 | 4,756 | -0.3% | | 負債純資産合計 | 19,588 | +4.2% |
貸借対照表に対するコメント: 自己資本比率は24.2%(前期末25.3%)と、微減ではありますが、一定の財務健全性を維持しています。流動資産は現金及び預金の増加により増加しました。固定資産では、建物・土地が増加しており、事業拡大への投資を示唆しています。負債面では、短期借入金が大幅に増加しており、資金調達の状況に変化が見られます。純資産は、利益剰余金の増加があったものの、株主配当金の支払いにより微減となりました。
4. 損益計算書
| 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) | 売上高比率(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高(営業収益) | 415 | +6.5% | 100.0% |
| 売上原価 | 178 | -2.4% | 42.9% |
| 売上総利益 | 238 | +13.7% | 57.1% |
| 販売費及び一般管理費 | 130 | +4.6% | 31.3% |
| 営業利益 | 107 | +27.0% | 25.8% |
| 営業外収益 | 3 | -17.7% | 0.7% |
| 営業外費用 | 58 | +15.3% | 14.0% |
| 経常利益 | 52 | +38.5% | 12.5% |
| 特別利益 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| 特別損失 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| 税引前当期純利益 | 52 | +38.5% | 12.5% |
| 法人税等 | 16 | +38.0% | 3.9% |
| 当期純利益 | 36 | +38.7% | 8.7% |
損益計算書に対するコメント: 売上高営業利益率は25.8%と、前期の21.7%から大幅に改善しました。これは、売上原価の効率化と売上総利益の増加が大きく貢献しています。販売費及び一般管理費は増加しましたが、売上高の伸びを上回るものではありませんでした。営業外費用は増加しましたが、経常利益、当期純利益ともに大幅な増加を達成しており、収益性の向上が顕著です。
5. キャッシュフロー
当第1四半期累計期間に係る四半期キャッシュ・フロー計算書は作成されておりません。
6. 今後の展望
株式会社マリオンは、2026年9月期の通期業績予想に変更はありません。売上高2,600百万円(前期比△20.1%)、営業利益630百万円(前期比△27.9%)と、通期では減収減益を見込んでいます。これは、不動産市況の不透明感や、新規賃貸物件の仕入れに対する慎重な姿勢が影響していると考えられます。しかし、単身世帯向け賃貸住宅への堅調な需要は継続すると見込んでおり、既存物件の入居率維持向上に引き続き注力することで、安定的な収益確保を目指します。
7. その他の重要事項
- セグメント情報: 不動産賃貸関連サービスの単一セグメント事業のため、セグメント別の記載はありません。
- 配当方針: 2025年9月期は年間6.00円の配当を実施しました。2026年9月期は年間6.40円(普通配当6.00円、記念配当0.40円)の配当を予想しています。
- 株主還元施策: 記念配当の実施は、株主への感謝の意を示すものと考えられます。
- M&Aや大型投資: 記載なし。
- 人員・組織変更: 記載なし。