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更新: 2026-04-17 22:15:00
決算 2026-04-17T22:15

2026年2月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

スターシーズ株式会社 (3083)

決算評価: 非常に良い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

スターシーズ株式会社(東証3083)は、2026年2月期連結決算において、売上高が前期比96.0%増の100億17百万円、営業利益が2億82百万円の損失から1億99百万円の黒字に転換するなど、大幅な業績改善を達成しました。新規事業の系統用蓄電池事業とGPUサーバー等事業が好調で、特に系統用蓄電池事業が4億77百万円のセグメント利益を計上。衣料品等事業は厳しい環境下にありましたが、全体としては企業価値向上と経営基盤強化に向けた戦略が実を結び、大幅な業績改善を果たしました。

2. 業績結果

【連結業績(百万円)】 - 売上高: 10,017 (前期比 +96.0%) - 営業利益: 199 (前期比 +100.4%) - 経常利益: 175 (前期比 +100.0%) - 当期純利益: 63 (前期比 +111.9%) - EPS: 15.27円 (前期は-131.16円)

【業績結果に対するコメント】 売上高が前期比96.0%増の100億17百万円と大幅に増加した主な要因は、新規事業である系統用蓄電池事業とGPUサーバー等事業の立ち上げと成長です。系統用蓄電池事業は22億34百万円の売上高で4億77百万円のセグメント利益を計上し、GPUサーバー等事業も29億2百万円の売上高で77百万円のセグメント利益を達成しました。衣料品等事業は厳しい環境下にありましたが、新規事業の成長が全体の業績を大きく押し上げました。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動資産 | 4,264 | +88.3% | | 現金及び預金 | 1,832 | +551.8% | | 受取手形及び売掛金 | 1,264 | +396.7% | | 棚卸資産 | 1,197 | +99.7% | | その他 | 1,971 | +29.5% | | 固定資産 | 1,948 | +360.4% | | 有形固定資産 | 1,387 | +407.5% | | 無形固定資産 | 43 | +54.1% | | 投資その他の資産 | 518 | +140.5% | | 資産合計 | 6,387 | +181.9% |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動負債 | 3,591 | +58.7% | | 支払手形及び買掛金 | 1,144 | +97.3% | | 短期借入金 | 500 | +1,000.0% | | その他 | 1,947 | +15.8% | | 固定負債 | 2,300 | +1,017.4% | | 長期借入金 | 2,300 | +1,017.4% | | その他 | - | - | | 負債合計 | 5,891 | +160.0% |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 株主資本 | 2,822 | +378.5% | | 資本金 | 1,422 | +0.0% | | 利益剰余金 | 23 | +3.8% | | その他の包括利益累計額 | 377 | +1,062.5% | | 純資産合計 | 2,822 | +378.5% | | 負債純資産合計 | 6,387 | +181.9% |

【貸借対照表に対するコメント】 自己資本比率は前期の23.2%から43.0%に大幅改善し、財務基盤が強化されました。流動比率は118.9%、当座比率は85.2%と安全性指標は改善傾向にあります。資産構成では現金預金が大幅に増加し、流動性が向上。負債面では短期借入金と長期借入金が増加していますが、純資産の増加により財務レバレッジは低下しています。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比 売上高比率
売上高(営業収益) 10,017 +96.0% 100.0%
売上原価 8,818 +95.3% 88.0%
売上総利益 1,199 +97.9% 12.0%
販売費及び一般管理費 1,000 +89.7% 10.0%
営業利益 199 +100.4% 2.0%
営業外収益 24 +200.0% 0.2%
営業外費用 48 +41.7% 0.5%
経常利益 175 +100.0% 1.7%
特別利益 - - -
特別損失 - - -
税引前当期純利益 175 +100.0% 1.7%
法人税等 112 +100.0% 1.1%
当期純利益 63 +111.9% 0.6%

【損益計算書に対するコメント】 売上高営業利益率は1.99%と前期のマイナス5.52%から大幅に改善しました。売上総利益率は11.97%で前期の-5.52%から大きく改善。販管費率は9.98%で売上高の成長に伴い増加しましたが、売上総利益の成長率が上回り営業利益は黒字転換しました。ROEは2.23%(前期は-89.94%)と大幅に改善しています。

5. キャッシュフロー

【キャッシュ・フロー(百万円)】 - 営業活動によるキャッシュ・フロー: -24 - 投資活動によるキャッシュ・フロー: -567 - 財務活動によるキャッシュ・フロー: 2,322 - 現金及び現金同等物期末残高: 1,832

6. 今後の展望

2027年2月期の連結業績予想は売上高26,000百万円(前期比159.5%増)、営業利益1,100百万円(前期比452.7%増)、経常利益900百万円(前期比414.2%増)、当期純利益500百万円(前期比693.6%増)と大幅な増収増益を見込んでいます。年間配当金は10円/株を予定しています。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績: 衣料品等事業(48.8億円、セグメント損失355百万円)、系統用蓄電池事業(22.34億円、セグメント利益477百万円)、GPUサーバー等事業(29.2億円、セグメント利益77百万円)
  • 配当方針: 安定的な配当を基本方針とし、成長投資と株主還元のバランスを考慮
  • 新規事業展開: 系統用蓄電池事業とGPUサーバー等事業を新規に開始し、企業価値向上を目指す
  • M&A: 新設分割によりEnshin株式会社、株式会社SPIC、スターシーズデジタル株式会社を承継

【注意事項】 - 新規事業の成長性と既存事業の構造改革が業績回復の鍵 - 財務レバレッジの適正化とキャッシュフロー改善が今後の課題 - 為替変動や原材料価格の動向が業績に与える影響に注意が必要

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