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更新: 2026-04-03 16:13:45
決算 2026-02-13T15:30

令和8年9月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

株式会社東京一番フーズ (3067)

決算評価: 普通

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

株式会社東京一番フーズは、令和8年9月期第1四半期(令和7年10月1日~令和7年12月31日)の連結業績を発表しました。当期は売上高が前年同期比で減少したものの、営業利益および経常利益は増加しました。これは、飲食事業における原価管理の改善や海外事業の貢献によるものです。一方で、親会社株主に帰属する四半期純利益は減少しました。貸借対照表では、総資産および純資産が増加しており、自己資本比率も微増しています。通期業績予想では増収増益を見込んでおり、垂直統合型の総合水産企業としての事業展開を進めていく方針です。

2. 業績結果

科目 金額(百万円) 前期比 (%)
売上高(営業収益) 2,107 △3.4
営業利益 198 27.8
経常利益 211 8.0
親会社株主に帰属する四半期純利益 143 △8.0
1株当たり四半期純利益(円銭) 16.10 △8.0
配当金(年間配当金合計) 記載なし

業績結果に対するコメント: 当第1四半期は、売上高が前年同期比3.4%減となりましたが、これは主に外販事業の売上減少によるものです。しかし、飲食事業における原価管理の強化や不採算店舗の整理、海外店舗「WOKUNI」の貢献などにより、営業利益は27.8%増、経常利益は8.0%増と増益を達成しました。特に飲食事業においては、自社ブランド食材の安定供給による仕入原価の安定化や、店舗オペレーションの改善が寄与しました。一方で、親会社株主に帰属する四半期純利益は8.0%減となりました。これは、法人税等の増加などが影響したと考えられます。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 (%) | |----------------------|---------------|------------| | 流動資産 | 2,368 | △18.3 | | 現金及び預金 | 984 | 21.2 | | 受取手形及び売掛金 | 576 | 122.6 | | 棚卸資産 | 694 (仕掛品+原材料) | △10.0 (概算) | | その他 | 111 | 0.9 | | 固定資産 | 3,635 | 35.9 | | 有形固定資産 | 3,039 | 49.7 | | 無形固定資産 | 24 | △11.3 | | 投資その他の資産 | 571 | △7.5 | | 資産合計 | 6,055 | 8.0 |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 (%) | |----------------------|---------------|------------| | 流動負債 | 1,598 | 20.0 | | 支払手形及び買掛金 | 308 | 109.5 | | 短期借入金 | 250 | 0.0 | | その他 | 1039 (未払金+未払法人税等+資産除去債務+その他) | 17.0 (概算) | | 固定負債 | 2,619 | 0.7 | | 長期借入金 | 2,384 | 0.7 | | その他 | 235 (資産除去債務+繰延税金負債+その他) | 1.0 (概算) | | 負債合計 | 4,218 | 6.2 |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 (%) | |----------------------|---------------|------------| | 株主資本 | 1,739 | 8.5 | | 資本金 | 530 | 0.0 | | 利益剰余金 | 813 | 20.0 | | 自己株式 | △43 | △4.6 | | その他の包括利益累計額 | 43 | 147.6 | | 純資産合計 | 1,837 | 10.0 | | 負債純資産合計 | 6,055 | 8.0 |

貸借対照表に対するコメント: 当期末の総資産は6,055百万円となり、前期末比で8.0%増加しました。これは主に固定資産の増加によるものです。特に有形固定資産は、建物及び構築物の取得等により大幅に増加しています。流動資産は、前渡金の減少が大きく影響し、18.3%減少しました。負債合計は4,218百万円で、前期末比6.2%増加しました。流動負債の買掛金や未払金が増加しています。純資産合計は1,837百万円となり、前期末比10.0%増加しました。これは、当期の利益による利益剰余金の増加や、その他の包括利益累計額の増加によるものです。 自己資本比率は29.5%となり、前期末の28.9%から微増しており、財務の安定性は維持されています。流動比率(流動資産÷流動負債)は約1.48倍、当座比率((流動資産-棚卸資産)÷流動負債)は約1.06倍となり、短期的な支払い能力は概ね良好と考えられます。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比 (%) 売上高比率 (%)
売上高(営業収益) 2,107 △3.4 100.0%
売上原価 751 △11.1 35.7%
売上総利益 1,355 3.7 64.3%
販売費及び一般管理費 1,156 △1.9 54.9%
営業利益 198 27.8 9.4%
営業外収益 25 △48.9 1.2%
営業外費用 12 39.4 0.6%
経常利益 211 8.0 10.0%
特別利益 0 △100.0 0.0%
特別損失 0 △100.0 0.0%
税引前当期純利益 211 3.2 10.0%
法人税等 67 39.5 3.2%
当期純利益 143 △8.0 6.8%

損益計算書に対するコメント: 当第1四半期の売上高は2,107百万円で、前年同期比3.4%減少しました。売上原価は751百万円で、同11.1%減少したため、売上総利益は1,355百万円と3.7%増加しました。売上総利益率は64.3%と、前期の60.3%から改善しています。販売費及び一般管理費は1,156百万円で、同1.9%減少しました。これらの結果、営業利益は198百万円と27.8%増加し、売上高営業利益率は9.4%となりました。営業外収益は為替差益の減少などにより大幅に減少しましたが、営業外費用も減少したため、経常利益は211百万円と8.0%増加しました。特別利益・損失は微々たるものでした。法人税等の増加により、当期純利益は143百万円と8.0%減少しました。

5. キャッシュフロー(記載があれば)

当四半期決算短信には、キャッシュフロー計算書の記載はありません。ただし、注記として、当第1四半期連結累計期間に係る減価償却費は43,262千円(前年同期は24,368千円)と記載されています。

6. 今後の展望

株式会社東京一番フーズは、飲食店舗において魅力的なメニュー提供とサービス・利便性の強化により、自宅需要も獲得し収益拡大を目指します。その基盤となる水産物調達においては、自社養殖のとらふぐや本まぐろを基軸とするSCMの推進による差別化を図り、そのスキームを海外における外販事業・卸売事業にも展開していく方針です。 通期業績予想としては、売上高7,348百万円(前期比1.3%増)、営業利益231百万円(同18.3%増)、経常利益206百万円(同11.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益115百万円(同52.0%増)を見込んでおり、増収増益を計画しています。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績:
    • 飲食事業: 売上高18億63百万円(前期比1.2%減)、セグメント利益1億95百万円(同24.4%増)
    • 外販事業: 売上高2億30百万円(同20.2%減)、セグメント利益6百万円(前期はセグメント損失4百万円)
    • 不動産賃貸事業: 売上高32百万円(同385.5%増)、セグメント利益19百万円(同561.5%増)
  • 配当方針: 令和8年9月期は年間配当予想として1株当たり0.00円となっています。
  • 株主還元施策: 現在、具体的な株主還元施策に関する詳細な記載はありません。
  • M&Aや大型投資: 決算短信からは、M&Aや大型投資に関する特筆すべき事項は見当たりません。
  • 人員・組織変更: 決算短信からは、人員・組織変更に関する特筆すべき事項は見当たりません。
  • 海外事業: 海外店舗「WOKUNI」の2号店開業準備を進めており、連結利益に貢献しています。