2026年1月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)
株式会社ストレージ王 (2997)
決算評価: 良い主要業績指標
AI財務分析レポート
1. 総評
株式会社ストレージ王(2997)は、2026年1月期決算で売上高は前年比6.2%減少したものの、営業利益は11.3%増加、経常利益は1.2%増加、当期純利益は55.3%増加と収益性が大幅に改善しました。トランクルーム運営管理事業の既存店舗の稼働率向上と新規契約者獲得、トランクルーム開発分譲事業の物件売却、その他不動産取引事業のホテル売却などが業績に寄与しました。自己資本比率は26.3%と前期から低下しましたが、純資産は増加しています。
2. 業績結果
- 売上高: 3,999,797百万円(前年同期比6.2%減)
- 営業利益: 191,468百万円(前年同期比11.3%増)
- 経常利益: 172,922百万円(前年同期比1.2%増)
- 当期純利益: 117,120百万円(前年同期比55.3%増)
- EPS: 63.33円(前年同期比57.6%増)
- 配当金: 0円(前年同期比変化なし)
業績結果に対するコメント: 売上高は減少したものの、利益は大幅に改善しました。これは主に以下の要因によるものです: 1. トランクルーム運営管理事業で既存店舗の稼働率が向上し、固定費が売上に占める割合が低下 2. トランクルーム開発分譲事業で高収益物件の売却が進み、利益率の高い売上構成比が増加 3. その他不動産取引事業でホテル売却による特別利益の計上
3. 貸借対照表(バランスシート)
【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動資産 | 3,686,538 | +5.5% | | 現金及び預金 | 915,490 | +80.7% | | 受取手形及び売掛金 | 70,120 | -1.0% | | 棚卸資産 | 1,140 | -50.3% | | その他 | 2,553,237 | +128.6% | | 固定資産 | 1,020,773 | +18.3% | | 有形固定資産 | 436,096 | +20.3% | | 無形固定資産 | 30,816 | -5.0% | | 投資その他の資産 | 553,860 | +17.7% | | 資産合計 | 4,707,312 | +29.8% |
【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動負債 | 1,810,019 | +47.7% | | 支払手形及び買掛金 | 211,724 | +16.0% | | 短期借入金 | 1,158,824 | +81.3% | | その他 | 439,471 | +65.7% | | 固定負債 | 1,658,119 | +29.1% | | 長期借入金 | 1,396,606 | +38.9% | | その他 | 261,513 | +15.8% | | 負債合計 | 3,468,139 | +37.9% |
【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 株主資本 | 1,238,673 | +10.7% | | 資本金 | 261,888 | +0.3% | | 利益剰余金 | 767,457 | +18.1% | | その他の包括利益累計額 | 499 | +90.9% | | 純資産合計 | 1,239,172 | +10.7% | | 負債純資産合計 | 4,707,312 | +29.8% |
貸借対照表に対するコメント: - 自己資本比率は26.3%と前期の30.8%から低下したが、これは借入金の増加によるもの - 流動比率は203.6%と前期の226.0%から低下したが、安全性は確保されている - 資産構成では開発分譲事業の販売用不動産が大幅に増加し、事業拡大を示している - 負債の増加は事業拡大に伴う設備投資や物件仕入れのための資金調達
4. 損益計算書
| 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | 売上高比率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(営業収益) | 3,999,797 | -6.2% | 100.0% |
| 売上原価 | 3,295,139 | -9.1% | 82.4% |
| 売上総利益 | 704,658 | +11.7% | 17.6% |
| 販売費及び一般管理費 | 513,189 | +11.9% | 12.8% |
| 営業利益 | 191,468 | +11.3% | 4.8% |
| 営業外収益 | 29,774 | -9.8% | 0.7% |
| 営業外費用 | 48,320 | +41.6% | 1.2% |
| 経常利益 | 172,922 | +1.2% | 4.3% |
| 特別利益 | 2,217 | - | 0.1% |
| 特別損失 | - | - | - |
| 税引前当期純利益 | 175,140 | +83.1% | 4.4% |
| 法人税等 | 58,019 | +2.7% | 1.5% |
| 当期純利益 | 117,120 | +55.3% | 2.9% |
損益計算書に対するコメント: - 売上総利益率は17.6%と前期の14.8%から改善 - 売上高営業利益率は4.8%と前期の4.0%から改善 - ROEは9.9%と前期の7.0%から大幅改善 - 販管費率は12.8%と前期の10.8%から上昇したが、売上原価率の低下(17.6%→14.6%)により利益率は改善
5. キャッシュフロー
- 営業活動によるキャッシュ・フロー: △387,257百万円(前年同期比△38.7%)
- 投資活動によるキャッシュ・フロー: △142,756百万円(前年同期比△5.8%)
- 財務活動によるキャッシュ・フロー: 906,663百万円(前年同期比+148.5%)
- 現金及び現金同等物期末残高: 902,485百万円(前年同期比+71.9%)
6. 今後の展望
- 2027年1月期業績予想: 売上高4,668億円(前年比16.7%増)、営業利益217億円(同13.5%増)、経常利益191億円(同10.9%増)、当期純利益134億円(同14.7%増)
- 中期経営計画: トランクルーム運営管理事業の既存店舗稼働率向上と新規出店、トランクルーム開発分譲事業の物件開発・販売拡大、その他不動産取引事業の仲介・再販強化
- リスク要因: 資源価格上昇、インフレ圧力、為替リスク、地政学リスク
- 成長機会: 都心部トランクルーム需要の堅調さ、不動産投資家の安定投資ニーズ
7. その他の重要事項
- セグメント別業績:
- トランクルーム運営管理事業: 売上高1,096,491百万円(前年比23.3%増)、セグメント利益19,298百万円(前年はセグメント損失53,224百万円)
- トランクルーム開発分譲事業: 売上高2,531,790百万円(前年比23.6%減)、セグメント利益437,508百万円(前年比2.2%減)
- その他不動産取引事業: 売上高371,516百万円(前年比520.3%増)、セグメント利益24,765百万円(前年比42.9%増)
- 配当方針: 年間配当金0円(前年同様)
- 株主還元施策: 配当性向0%、自社株買いなし
- M&Aや大型投資: トランクルーム物件の新規開発・取得、ホテル物件の売却
- 人員・組織変更: 記載なし
【注意事項】 - 数値は決算書に記載されている実際の数字を使用 - データが不明な場合は「記載なし」と明記 - 表形式は markdown形式で見やすく整形 - 金額の単位を明確に記載