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更新: 2026-04-03 13:09:03
決算 2026-02-13T15:45

2026年9月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

株式会社大森屋 (2917)

決算評価: 良い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

株式会社大森屋の2026年9月期第1四半期(2025年10月1日~2025年12月31日)連結決算は、売上高が微減となったものの、利益面では大幅な増加を達成しました。これは、原材料価格や燃料費の高騰といった厳しい外部環境下において、同社が実施した効率的な生産活動、原材料費・物流費をはじめとするコスト見直し、および販売施策の見直しと合理化の進展が奏功した結果と言えます。特に、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期比で100%を超える大幅な増加を示しており、収益性の改善が顕著です。

2. 業績結果

科目 金額(百万円) 前期比 (%)
売上高(営業収益) 4,528 △0.8
営業利益 219 128.3
経常利益 208 92.2
親会社株主に帰属する四半期純利益 138 104.9
1株当たり四半期純利益(円銭) 27.81 -
配当金(年間、予想) 記載なし -

業績結果に対するコメント: 売上高は、価格改定の影響による販売数量の減少や、家庭用海苔、ふりかけ等の売上減が響き、前年同期比で微減となりました。しかし、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益は、いずれも大幅に増加しました。これは、主に販売費及び一般管理費の効率化や、営業外収益の増加(支払利息の増加はあったものの、それを上回る増益要因があったと推測されます)が寄与したと考えられます。特に、営業利益の増加率は128.3%と非常に高く、コスト削減努力が実を結んだことを示唆しています。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 (%) | |----------------------|----------------|------------| | 流動資産 | 16,707 | △5.8 | | 現金及び預金 | 1,778 | 28.8 | | 受取手形及び売掛金 | 3,641 | 18.5 | | 棚卸資産 | 11,047 | △12.2 | | その他 | 240 | △64.8 | | 固定資産 | 5,751 | △1.3 | | 有形固定資産 | 5,013 | △0.9 | | 無形固定資産 | 77 | △6.9 | | 投資その他の資産 | 660 | △3.0 | | 資産合計 | 22,459 | △4.6 |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 (%) | |----------------------|----------------|------------| | 流動負債 | 7,714 | △21.5 | | 支払手形及び買掛金 | 1,447 | 98.6 | | 短期借入金 | 4,500 | △32.8 | | その他 | 272 | 168.1 | | 固定負債 | 3,125 | 42.1 | | 長期借入金 | 2,730 | 51.4 | | その他 | 355 | △0.1 | | 負債合計 | 10,839 | △9.9 |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 (%) | |----------------------|----------------|------------| | 株主資本 | 11,345 | 0.8 | | 資本金 | 814 | 0.0 | | 利益剰余金 | 9,594 | 0.9 | | その他の包括利益累計額 | 274 | 1.2 | | 純資産合計 | 11,620 | 0.8 | | 負債純資産合計 | 22,459 | △4.6 |

貸借対照表に対するコメント: 自己資本比率は51.7%と、前連結会計年度末の48.9%から改善しており、財務の健全性が向上しています。流動資産は棚卸資産の減少が大きく影響し、全体として減少しましたが、現金及び預金、売掛金は増加しています。負債面では、短期借入金が大幅に減少し、流動負債全体が減少しました。一方で、長期借入金が増加し、固定負債は増加しています。これは、資金調達の状況や、将来の事業展開に向けた投資の可能性を示唆しています。純資産は利益剰余金の増加などにより微増しました。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比 (%) 売上高比率 (%)
売上高(営業収益) 4,528 △0.8 100.0%
売上原価 3,794 △3.8 83.8%
売上総利益 734 22.9 16.2%
販売費及び一般管理費 514 △2.1 11.3%
営業利益 219 128.3 4.8%
営業外収益 9 △37.1 0.2%
営業外費用 20 704.0 0.4%
経常利益 208 92.2 4.6%
特別損失 0 - 0.0%
税引前当期純利益 208 92.2 4.6%
法人税等 70 71.4 1.5%
当期純利益 138 104.9 3.0%

損益計算書に対するコメント: 売上原価率が前期比で低下しており、売上総利益率が16.2%と大幅に改善しています。これは、原材料費の高騰にもかかわらず、効率的な生産活動や仕入れ戦略が奏功したことを示唆しています。販売費及び一般管理費も前期比で減少しており、コスト削減努力が利益を押し上げています。その結果、営業利益率は4.8%と大幅に改善しました。営業外損益では、支払利息の増加が目立ちますが、それを上回る営業利益の増加により、経常利益も大きく増加しました。当期純利益も同様に大幅な増加となり、収益性の高い四半期となりました。

5. キャッシュフロー(記載があれば)

当第1四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていません。ただし、減価償却費は57,482千円(前期は55,865千円)でした。

6. 今後の展望

2026年9月期の通期連結業績予想は、売上高180億円(前期比9.0%増)、営業利益3億71百万円、経常利益3億21百万円、親会社株主に帰属する当期純利益1億96百万円と、堅調な成長を見込んでいます。第2四半期累計では、売上高92億55百万円(前期比9.6%増)、営業利益2億16百万円を予想しています。 主要原材料である原料海苔の仕入価格の今後の動向を注視しつつ、業績予想の修正が必要な場合は適時適切に開示するとしています。

7. その他の重要事項

  • セグメント情報: 当社グループの報告セグメントは主として「食品製造販売事業」であり、開示情報としての重要性が乏しいため、セグメント情報の記載は省略されています。
  • 配当: 2025年9月期は年間10円の配当を実施しました。2026年9月期の期末配当については、現時点で未定です。
  • 発行済株式数: 普通株式の発行済株式数は5,098,096株で、前期から変更はありません。自己株式数も117,364株で変更ありません。