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更新: 2026-04-03 16:13:45
決算 2026-02-13T15:30

2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

日東ベスト株式会社 (2877)

決算評価: 普通

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

日東ベスト株式会社の2026年3月期第3四半期連結累計期間の業績は、売上高は堅調に増加したものの、営業利益は減益となりました。しかし、特別利益の計上や営業外収益の増加、為替差損の縮小などにより、経常利益および親会社株主に帰属する四半期純利益は増加し、最終的な利益は改善傾向を示しています。貸借対照表においては、総資産、負債ともに増加しており、自己資本比率は前期から低下しています。

2. 業績結果

以下の数値は、2026年3月期第3四半期連結累計期間(2025年4月1日~2025年12月31日)のものです。

科目 金額(百万円) 前期比 (%)
売上高(営業収益) 43,663 +2.9
営業利益 392 -10.0
経常利益 434 +6.5
親会社株主に帰属する四半期純利益 271 +18.9
1株当たり四半期純利益(円銭) 22.43 -
配当金(年間予想) 12.00 -

業績結果に対するコメント: 売上高は、日配食品部門や病院・介護施設向け商品の販売増加、および価格改定の効果により、前期比2.9%増となりました。 営業利益は、販売費及び一般管理費の増加などにより、前期比10.0%減となりました。 経常利益は、営業外収益の増加(特に保険解約返戻金、持分法による投資利益の増加)や、営業外費用の増加幅が売上高の伸びを下回ったことなどにより、前期比6.5%増となりました。 親会社株主に帰属する四半期純利益は、特別利益(投資有価証券売却益)の計上や、法人税等の増加幅が利益の増加幅を下回ったことなどにより、前期比18.9%増となりました。 1株当たり当期純利益は22.43円となり、前期の18.86円から増加しています。 年間配当金予想は12.00円となっています。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 (%) | |----------------------|---------------|------------| | 流動資産 | 24,978 | +18.6 | | 現金及び預金 | 5,392 | +54.0 | | 受取手形及び売掛金 | 12,087 | +14.5 | | 商品及び製品 | 3,597 | +3.0 | | 仕掛品 | 201 | -14.3 | | 原材料及び貯蔵品 | 3,102 | +11.8 | | その他 | 596 | +18.5 | | 固定資産 | 18,947 | +0.6 | | 有形固定資産 | 13,827 | +0.1 | | 無形固定資産 | 525 | +25.0 | | 投資その他の資産 | 4,594 | +0.2 | | 資産合計 | 43,925 | +10.1 |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 (%) | |----------------------|---------------|------------| | 流動負債 | 20,529 | +20.9 | | 支払手形及び買掛金 | 8,282 | +35.9 | | 短期借入金 | 4,295 | -11.6 | | 未払法人税等 | 29 | -73.8 | | 賞与引当金 | 334 | -33.1 | | その他 | 7,588 | +40.9 | | 固定負債 | 6,605 | +4.3 | | 長期借入金 | 4,296 | +5.8 | | 役員退職慰労引当金 | 145 | +4.9 | | 退職給付に係る負債 | 1,490 | +0.9 | | その他 | 673 | +2.8 | | 負債合計 | 27,135 | +16.4 |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 (%) | |--------------------------|---------------|------------| | 株主資本 | 15,526 | +0.8 | | 資本金 | 1,474 | 0.0 | | 利益剰余金 | 12,348 | +1.0 | | 自己株式 | △4 | 0.0 | | その他の包括利益累計額 | 776 | +15.3 | | その他有価証券評価差額金 | 561 | +40.3 | | 為替換算調整勘定 | 47 | -52.7 | | 退職給付に係る調整累計額 | 167 | -3.8 | | 非支配株主持分 | 486 | -4.6 | | 純資産合計 | 16,789 | +1.2 | | 負債純資産合計 | 43,925 | +10.1 |

貸借対照表に対するコメント: 自己資本比率は37.1%となり、前期の40.3%から低下しました。これは、負債の増加率が純資産の増加率を上回ったためです。 流動比率は約121.7%(流動資産/流動負債)となり、前期の約124.1%から微減しましたが、安全性の目安とされる100%を上回っており、短期的な支払い能力は維持されています。 当座比率は約62.8%((流動資産-棚卸資産)/流動負債)となり、前期の約66.9%から低下しました。棚卸資産の増加が影響しています。 資産合計は前期比10.1%増加しました。特に現金及び預金、受取手形及び売掛金、原材料及び貯蔵品が増加しています。 負債合計は前期比16.4%増加しました。支払手形及び買掛金、その他流動負債、長期借入金が増加しています。 純資産合計は前期比1.2%増加しました。利益剰余金やその他有価証券評価差額金の増加が主な要因です。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比 (%) 売上高比率 (%)
売上高(営業収益) 43,663 +2.9 100.0%
売上原価 36,393 +2.5 83.4%
売上総利益 7,270 +4.3 16.6%
販売費及び一般管理費 6,877 +7.1 15.7%
営業利益 392 -10.0 0.9%
営業外収益 159 +128.1 0.4%
営業外費用 116 +19.6 0.3%
経常利益 434 +6.5 1.0%
特別利益 40 - 0.1%
特別損失 22 - 0.1%
税引前当期純利益 452 +15.3 1.0%
法人税等 154 +24.5 0.4%
当期純利益 297 +10.3 0.7%

損益計算書に対するコメント: 売上総利益率は16.6%となり、前期の16.8%から微減しました。売上原価の増加が売上高の伸びを上回ったことが要因です。 販売費及び一般管理費は前期比7.1%増加しました。これは、売上高の増加に伴う販管費の増加や、人件費の上昇などが影響していると考えられます。 営業利益率は0.9%となり、前期の1.1%から低下しました。 営業外収益は、保険解約返戻金(39百万円)や持分法による投資利益(36百万円)の増加などにより、前期比128.1%と大幅に増加しました。 経常利益率は1.0%となり、前期の1.0%と同水準を維持しました。 特別利益として投資有価証券売却益40百万円を計上しました。 当期純利益率は0.7%となり、前期の0.6%から改善しました。

5. キャッシュフロー(記載があれば)

当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていません。 減価償却費は、前第3四半期連結累計期間で1,312百万円、当第3四半期連結累計期間で1,231百万円でした。

6. 今後の展望

2026年3月期の連結業績予想は、売上高58,000百万円(前期比3.8%増)、営業利益700百万円(前期比21.9%増)、経常利益700百万円(前期比37.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益400百万円(前期比4.0%増)と、通期では増収増益を見込んでいます。 業績予想の前提となる条件や注意事項については、添付資料を参照する必要があります。

7. その他の重要事項

  • 当第3四半期連結累計期間において、連結範囲に株式会社シロッコさがえが新規に追加されました。
  • 当社グループの事業は単一セグメントであるため、セグメント情報については記載されていません。
  • 配当方針として、2026年3月期は年間12.00円の配当を予想しています。