2026年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
株式会社ケアサービス (2425)
決算評価: 普通主要業績指標
AI財務分析レポート
1. 総評
- 会社名: 株式会社ケアサービス
- 決算期間: 2025年4月1日~2025年12月31日(第3四半期累計)
- 当期は連結決算から非連結へ移行した影響もあり前年同期比データの比較が困難。在宅介護事業の収益減をシニア向け事業の回復で部分的に補う構造。
- 自己資本比率74.1%と財務体質は良好だが、売上高営業利益率1.0%と収益性に課題。
- 主な変化点:中国子会社の清算完了、エンゼルケア事業所3カ所新設。
2. 業績結果
| 科目 | 金額(百万円) | 前年同期比 |
|---|---|---|
| 売上高 | 6,967 | 記載なし |
| 営業利益 | 73 | 記載なし |
| 経常利益 | 121 | 記載なし |
| 当期純利益 | 77 | 記載なし |
| EPS(円) | 20.36 | 記載なし |
| 配当金(年間予想) | 22円 | +2.0円 |
業績結果に対するコメント:
- 増減要因:
- 在宅介護事業(売上高4,882百万円/-)は人材不足と利用者数鈍化で減収。
- シニア向け事業(売上高2,084百万円/+)は葬儀需要回復で増益(セグメント利益417百万円)。
- 特記事項: 中国子会社清算による特別利益9.6百万円を計上。
3. 貸借対照表(単位:百万円)
【資産の部】
| 科目 | 金額 | 前期比 |
|------|------|--------|
| 流動資産 | 3,137 | -209 |
| 現金及び預金 | 1,575 | -260 |
| 売掛金 | 1,400 | -29 |
| 固定資産 | 798 | +34 |
| 有形固定資産 | 323 | +11 |
| 無形固定資産 | 76 | +27 |
| 資産合計 | 3,934 | -176 |
【負債の部】
| 科目 | 金額 | 前期比 |
|------|------|--------|
| 流動負債 | 728 | -180 |
| 買掛金 | 141 | +1 |
| 固定負債 | 291 | +2 |
| 負債合計 | 1,018 | -177 |
【純資産の部】
| 科目 | 金額 | 前期比 |
|------|------|--------|
| 資本金 | 205 | ±0 |
| 利益剰余金 | 2,721 | +1 |
| 自己株式 | △148 | ±0 |
| 純資産合計 | 2,916 | +2 |
| 負債純資産合計 | 3,934 | -176 |
貸借対照表に対するコメント:
- 安全性指標: 自己資本比率74.1%(前期比+3.2pt)、流動比率431%と極めて健全。
- 資産構成: 現金預金比率40.0%と流動性が高いが、売掛金回収の遅延(29百万円減)に注意が必要。
- 負債構成: 有利子負債ほぼゼロ。賞与引当金が119百万円減少したことが負債減の主因。
4. 損益計算書(単位:百万円)
| 科目 | 金額 | 前期比 | 売上高比率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 6,967 | 記載なし | 100.0% |
| 売上原価 | 6,303 | 記載なし | 90.5% |
| 売上総利益 | 665 | 記載なし | 9.5% |
| 販管費 | 592 | 記載なし | 8.5% |
| 営業利益 | 73 | 記載なし | 1.0% |
| 経常利益 | 121 | 記載なし | 1.7% |
| 当期純利益 | 77 | 記載なし | 1.1% |
損益計算書に対するコメント:
- 収益性指標: 売上高営業利益率1.0%、ROE(年率換算)3.5%と低水準。
- コスト構造: 売上原価率90.5%と高く、人件費・物価高の影響が顕著。販管費では人材育成投資が継続。
- 変動要因: 介護人材不足による生産性低下と、物価高による備品費増加が収益を圧迫。
5. キャッシュフロー
- 記載なし(四半期CF計算書未作成)
6. 今後の展望
- 業績予想(2026年3月期通期):
売上高9,531百万円、営業利益320百万円、当期純利益238百万円 - 戦略: エンゼルケア事業の拡充(2025年10月に中野事業所新設)と人材育成体制強化。
- リスク: 介護人材不足の長期化、物価高騰によるコスト増。
- 機会: 高齢化率上昇に伴うエンゼルケア需要の拡大。
7. その他の重要事項
- セグメント別業績:
- 在宅介護: 売上高4,882百万円(セグメント利益180百万円)
- シニア向け: 売上高2,084百万円(セグメント利益417百万円)
- 配当方針: 年間配当22円予想(前期比+2円)。
- 人員体制: 人材採用・定着に向けた研修制度を拡充。
- その他: 中国子会社の清算完了により経営資源を国内に集中。
(注)全ての数値は決算短信に基づき百万円単位で表記。前期比データは非連結移行のため比較不可。